東雲結子:先生、自作パソコンのメモリーを買いに行ったら、値札の数字が私の知っている値段と桁が違って見えました。店員さんに「桁を一つ間違えていませんか」と聞いたら、真顔で首を横に振られました。

税理士石井:ははは、店員さんも値札の貼り替えが続いて、手首がだいぶ鍛えられていそうですね。秋葉原の報道では、DDR5(パソコンやサーバー向けのDRAMの規格)の16GB×2枚組が、約1か月で約1万4,700円から約3万2,700円になったそうです。

東雲結子:2.2倍! もうメモリーは買わずに、今のパソコンを床の間に飾って拝むことにします。

税理士石井:うーん、拝んでも容量は増えませんよ。台湾の調査会社TrendForceは、2026年1〜3月期の汎用DRAM(AI向けのHBMを除く一般的なDRAM)の契約価格を、前の3か月より55〜60%上がると予測しています。

東雲結子:そんなに上がるなら、メモリーを作っている会社は永遠に儲かりますね。株を持っていれば一生安泰です!

税理士石井:そこが落とし穴なんです。10〜12月期の予測は、9月には+8〜13%だったのが、11月には+45〜50%に書き換えられました。予測そのものが、これだけ大きく動く相場なんです。

東雲結子:えっ、天気予報の「くもり」が、2か月後に「台風」へ書き換わったようなものですか。

税理士石井:まさにそうです。大家業でいえば、満室で家賃を上げられる年は、近くで新築の計画が動き出す年でもあります。2016年以降のDRAMの上昇局面も、9四半期、3四半期、4四半期で終わりました。

東雲結子:あっ……満室の年ほど、次の空室の種がまかれているんですね。

税理士石井:ええ。この回は、2025年の一服から急騰までを予測と決算で並べ、AIとHBM、在庫、各社の利益を確かめて、今回の高騰が過去と何が違い、何が同じかを読んでいきましょう。

連載の第4回は、2025〜2026年のメモリー価格の高騰です。TrendForceの予測で見ると、汎用DRAMの契約価格は2025年1〜3月期の8〜13%の下落の予測から一転し、7〜9月期に上昇へ。10〜12月期の予測は2か月で大きく引き上げられ、2026年1月5日には2026年1〜3月期(1Q26)を+55〜60%と予測しました。

この回は、メモリー価格の高騰を、価格の予測、スポット価格、会社と調査会社の説明、マイクロン・テクノロジー(以下マイクロン)、SKハイニックス、サムスン電子の決算の順に確かめ、過去の上昇局面と何が違い、何が同じかを当ブログの見方として整理します。後半では、この高騰を投資家の目線でも読みます。

数字は2026年1月31日までに公表されたものです。TrendForceの2025年1〜3月期以降の契約価格の数字は、すべて予測で、実績の集計ではありません。1〜3月期の実際の値動きや、各社の2026年1〜3月期の決算は、この記事には含まれていません。

この記事の要点 根拠となる数字
10〜12月期の予測は2か月で書き換わり、1〜3月期もさらに大きな値上がりの予測 汎用DRAM +8〜13%(2025年9月24日)→+45〜50%(11月26日)、2026年1〜3月期 +55〜60%(2026年1月5日)
スポット価格は約3か月で4倍超、ただし1月最終週に伸びが鈍った DDR4 8Gb 7.059ドル(2025年10月15日)→30.90ドル(2026年1月27日)、4.38倍。週ごとの伸び+9.6%→+8.8%→+2.0%
各社の利益は額で2018年の山を超えた。伸びたのは主に値段 SKハイニックスの営業利益は2018年7〜9月期の2.96倍、サムスン電子の半導体は1.20倍、マイクロンは1.40倍(営業利益率は45.0%で51.9%に届かず)
投資の目線:株価は値上がりの続き方を先に織り込み、2社は2025年4月末から5倍超に マイクロン+439.2%、SKハイニックス+412.1%(2025年4月末→2026年1月末の月末終値)

2025年前半は「一服」、汎用DRAMの予測は2四半期続けてマイナスだった

急騰の前に、一度沈んだ時期がありました。TrendForceは2024年10〜12月期について、用途別のDRAMの多くの契約価格が下落に転じたと集計しています(%なし、2025年2月27日公表)。そのうえで2025年1〜3月期を−8〜13%(2024年12月30日)、4〜6月期を−0〜5%(2025年3月25日)と予測していました。

この3四半期を、当ブログは上昇の途中の「一服」と呼んでいます。1〜3月期と4〜6月期の予測の中央値をつなぐと、12.7%の下落です(当ブログの連鎖計算・目安)。NANDも、2025年1〜3月期は−10〜15%の予測でした(2024年12月31日)。

ただし、AI向けは先に動いていました。HBMを含めたDRAMの予測は、1〜3月期が−0〜5%、4〜6月期はすでに3〜8%の上昇の予測でした(2025年3月25日)。家賃相場が少し下がった年に、長期の法人契約の部屋だけは値上げが通っていた、という姿に近いと思います。

各社の利益も、この時期に一度へこみました。サムスン電子の半導体部門(DS)の営業利益は2025年4〜6月期に0.4兆ウォンまで減り、マイクロンの営業利益率は2024年12月〜2025年2月期に22.0%でした。SKハイニックスは2025年4〜6月期も41.4%と、はっきりした谷はありません。

用語メモ:DRAM=計算中のデータを一時的に置くメモリー。NAND=電源を切ってもデータが残るメモリーで、SSD(半導体を使った記憶装置)やスマホの保存領域に使う。HBM(広帯域メモリー)=DRAMを積み重ねて高速にしたメモリーで、AI(人工知能)向けの半導体と組み合わせて使う。汎用DRAM=HBMを除く一般的なDRAM(TrendForceの「conventional DRAM」)。契約価格=メーカーと大口の買い手が取り決める取引価格。TrendForce=台湾の調査会社。

10〜12月期のメモリー価格の予測は、2か月で+8〜13%から+45〜50%に書き換えられた

2025年1〜3月期から2026年1〜3月期まで、TrendForceが最後に公表した予測を並べます。見出しの要旨は、TrendForce自身が値動きの理由をどう説明したかの手がかりです。

四半期 汎用DRAM HBM込みDRAM NAND 公表日(DRAM/NAND) TrendForceの発表の見出しの要旨(当ブログ訳)
2025年1〜3月期 −8〜13% −0〜5% −10〜15% 2024年12月30日/31日 買い手の受け身の調達で、DRAMの契約価格は全面的に下落
2025年4〜6月期 −0〜5% +3〜8% 横ばい(%なし) 2025年3月25日/26日 川下の在庫の減少で、DRAMの下落が和らぐ
2025年7〜9月期 +10〜15% +15〜20% +5〜10% 2025年7月7日/9日 DRAMの世代交代で値動きが分かれ、消費者向けDDR4は40%超の上昇の見込み
2025年10〜12月期(当初) +8〜13% +13〜18% +5〜10% 2025年9月24日/25日 サーバー需要が先行し、古い工程の製品ほど大きく上昇
2025年10〜12月期(修正) +45〜50% +50〜55% +20〜25% 2025年11月26日/12月3日 —
2026年1〜3月期 +55〜60% — +33〜38% 2026年1月5日 メモリーメーカーがサーバー向けを優先し、全面的に値上がり

※すべてTrendForceの契約価格の予測(前の四半期比)で、実績の集計ではない。汎用DRAMはHBMを除く。2025年4〜6月期のNANDは、TrendForceの発表を転載した二次資料による。見出しの要旨は英文の見出しを当ブログが訳出したもの(10〜12月期の修正は売上高の発表の中で示された)。

目を引くのは10〜12月期です。2025年9月24日の+8〜13%が、11月26日には45〜50%の上昇へ引き上げられました。中央値で10.5%から47.5%へ、37ポイントの上乗せです(当ブログの計算)。NANDも+5〜10%(9月25日)から+20〜25%(12月3日)へ上がっています。

一つの四半期の予測が、期中にここまで書き換わる。この事実は、高騰の大きさと同時に、予測の頼りなさも教えてくれます。上にこれだけ動くなら、向きが変わるときも同じように大きく動きうる、と私は受け止めています(当ブログの見方)。

2026年1〜3月期の予測は、汎用DRAMが+55〜60%、サーバー向けDRAMが60%超の上昇、パソコン向けDRAMは「急上昇」(%なし)です。NAND全体は+33〜38%、パソコン向けのSSD(クライアントSSD)は40%以上の上昇と予測されました。

7〜9月期から1〜3月期までの3四半期の予測の中央値をつなぐと、1.125×1.475×1.575−1で161.4%の上昇です(当ブログの連鎖計算・目安)。一服の底の2025年4〜6月期を100とすると、2026年1〜3月期は261.4、つまり約2.6倍の水準になります。NANDは同じ3四半期で78.4%の上昇です。

図の上の段は、TrendForceが四半期ごとに最後に公表した予測を、範囲の帯と中央値の白い丸で示したものです。青が汎用DRAM、灰色がNANDで、10〜12月期の点線の枠が9月時点の当初の予測です。当初の枠から上の帯まで、矢印一本分の書き換えが一目で分かります。

下の段は、DDR4 8Gbのスポット価格(TrendForceの平均、ドル)です。2025年10月15日の7.06ドルから、12月17日の19.86ドルを経て、2026年1月27日の30.90ドルへ。10月と12月の間は当ブログがデータを集めていないため、点線でつないであります。右端の1月の点は、週ごとの伸びが+9.6%、+8.8%、+2.0%と細っていく様子を示しています。

スポット価格は10月中旬の4.38倍、ただし1月最終週の伸びは+2.0%に鈍った

契約価格は予測ですが、スポット価格は実際に市場でついた値段です。TrendForceが毎週公表する平均値を並べます。

日付 DDR4 8Gb(ドル) NAND 512Gb TLCウエハー(ドル)
2025年10月15日 7.059 3.576
2025年12月17日 19.86 —
2025年12月23日(NANDは24日) 21.75 11.517
2026年1月7日 25.407 —
2026年1月14日 27.857 15.052
2026年1月21日 30.30 —
2026年1月27日(NANDは26日) 30.90 16.31
10月15日からの倍率 4.38倍 4.56倍

※TrendForceの平均スポット価格。DDR4 8Gbは「1Gx8 3200」の品目。倍率は当ブログの計算(30.90÷7.059、16.31÷3.576)。DDR5のスポット価格と、契約価格のドルの水準は集めていないため、スポットと契約価格の差は計算していない。

DDR4 8Gbは、約3か月で4.38倍になりました。NANDのウエハーも4.56倍です。12月23日の21.75ドルから1月27日の30.90ドルまでの約1か月でも、42.1%上がっています(当ブログの計算)。

ところが、1月の週ごとの伸びは、1月14日の+9.64%、21日の+8.77%(当ブログの計算)のあと、27日は1.98%の伸びに鈍りました。TrendForceは1月28日、「工場が調達を停止し、スポット取引が停滞している」と書いています(英文を当ブログが訳出)。NANDの買い手についても、スポット価格の高さから「一時的に様子見」としています。

高値はまだ崩れていません。ただ、上がり方には一服の気配が出た、というのが1月末の姿です。この鈍化が天井のサインといえるかは、ほかの指標と合わせて読む必要があり、天井のサインを点検する回で詳しく取り上げます。

用語メモ:スポット価格=その時々に市場で売り買いされる価格。DDR4/DDR5=パソコンやサーバー向けのDRAMの規格の世代で、DDR5が新しい。8Gb=8ギガビット(1ギガバイト)の容量のチップ。ウエハー=半導体を作り込む円盤状の基板で、NANDはウエハーの状態でも取引される。TLC=NANDの1つのセルに3ビットを記憶する方式。

理由として挙がるのは、サーバーとHBMへの生産の振り向けと、在庫の枯渇

なぜここまで上がったのか。ここは推測ではなく、調査会社と会社の説明をそのまま並べます。

TrendForceは2026年1月5日の発表で、「DRAMメーカーは1〜3月期も、先端の工程と新しい生産能力をサーバー向けとHBMへ振り向け続ける」と書きました。さらに「米国のCSPが生産枠を押さえ、DRAMの需給ギャップは広がり続けている」「メーカーの在庫が枯渇に近づき、供給の逼迫は強まり続けている」としています(いずれも英文を当ブログが訳出)。

在庫の薄さは数字にも出ています。2025年9月末のDRAMメーカーの在庫は平均3.3週で、2018年の低水準と同じだと報じられました(TrendForce Newsが朝鮮日報の記事を引用した二次資料、2025年9月30日)。TrendForceは11月26日にも、メーカーの在庫は「ほぼ枯渇している」と書いています(英文を当ブログが訳出)。

会社側の言葉も強いものです。マイクロンのCEO(最高経営責任者)は2025年12月17日の決算説明会で、「中期的には、主要な顧客数社の需要の約50%から3分の2しか満たせない」と述べました(第三者の書き起こしを当ブログが訳出)。同じ説明会で、2026年(暦年)のHBMの供給すべてについて、価格と数量の合意を終えたとも説明しています。

HBMの伸びでは、マイクロンが市場規模を2025年の約350億ドルから2028年に約1,000億ドルへと見込み(同じ説明会、書き起こしによる)、サムスン電子は2026年のHBMの売上高が3倍を超えるとの見通しを示したと報じられました(韓国メディアMTN、2026年1月29日)。調査会社Gartnerは、2025年のHBMを300億ドル超と推計し、DRAM市場の23%にあたるとしています(2026年1月12日、速報)。

需要の側では、AI向けのデータセンター投資が続いています。

Metaは2026年の設備投資(capex、ファイナンスリースの元本返済を含む)を1,150〜1,350億ドルと示し、2025年の722.2億ドルから59.2〜86.9%の増加です(2026年1月28日、増加率は当ブログの計算)。

マイクロソフトも2025年10〜12月の設備投資が375億ドル(ファイナンスリースを含む)にのぼり、決算説明会では「メモリー価格の上昇は設備投資に影響するだろう」と述べました。クラウドの粗利率への影響は、設備の6年の償却を通じて徐々に表れるという説明です(2026年1月28日、英文を当ブログが訳出)。

NANDには別の事情も重なりました。TrendForceは2025年9月25日、HDD(磁気ディスク)の不足と納期の長期化で、CSPの需要が大容量のQLC方式の企業向けSSDに移ったと説明し、サンディスクの10%の値上げ表明や、マイクロンの見積もり停止にも触れています。

韓国政府も、2025年12月の半導体輸出が月として過去最高の207.7億ドル(前年同月比+43.2%)になった理由を、「メモリー半導体の固定価格(契約価格)の上昇傾向と、AIサーバー需要の集中による高付加価値製品(DDR5、HBM)の需要の強さ」と説明しました(ICT統計ベース、2026年1月15日公表、韓国語を当ブログが訳出)。

並べてみると、理由は二つの力の重なりとして説明されています。AI向けのサーバーとHBMが生産能力を吸い寄せ、その分だけ一般的なDRAMとNANDの供給が細り、在庫の余裕もない。私はこれを、大口の法人契約に部屋を優先して回した結果、一般の入居希望者向けの空室が消えた賃貸マンションに近い姿だと見ています(当ブログの見方)。

用語メモ:CSP=クラウドサービス事業者(大手のクラウド企業)。capex(設備投資)=工場や製造装置、データセンターなどへの投資。QLC=1つのセルに4ビットを記憶する方式で、大容量に向く。

各社の利益は額で2018年の山を超えた、ただし伸びたのは主に値段

結果、つまり各社の決算はどうだったか。前の大きな山だった2018年の四半期と、2026年1月31日までに公表された最新の四半期を比べます。

会社(区分) 2018年の山 最新の四半期 倍率(当ブログの計算)
マイクロン(売上高、営業利益率) 2018年6〜8月期 84.4億ドル、51.9%(粗利率61.0%) 2025年9〜11月期 136.4億ドル、45.0%(粗利率56.0%) 売上高1.62倍、営業利益1.40倍
SKハイニックス(売上高、営業利益) 2018年7〜9月期 11.42兆ウォン、6.47兆ウォン(営業利益率56.7%) 2025年10〜12月期 32.83兆ウォン、19.17兆ウォン(同58.4%) 売上高2.88倍、営業利益2.96倍
サムスン電子(半導体の営業利益) 2018年7〜9月期 13.65兆ウォン 2025年10〜12月期 16.4兆ウォン 1.20倍

※マイクロンは米国会計基準で、決算期は8月31日に最も近い木曜日に終わる(2025年9〜11月期は2026年9月期の第1四半期、2018年6〜8月期は2018年8月期の第4四半期)。SKハイニックスは韓国採択国際会計基準(K-IFRS)の連結。サムスン電子は2018年が「半導体」、2025年が「DS」部門の営業利益で、いずれも半導体のみ。2025年10〜12月期は0.1兆ウォン単位の開示。

利益の額では、3社とも2018年の山を超えました。とくにSKハイニックスは営業利益が2.96倍、営業利益率も58.4%と2018年の56.7%を上回っています。一方、マイクロンの営業利益率は45.0%で、2018年の51.9%にはまだ届いていません。

伸びの中身は、主に値段です。マイクロンのCFO(最高財務責任者)は、2025年9〜11月期のDRAMについて、価格は約20%上がり、出荷したビット(容量)は「わずかに増加」だったと説明しました(2025年12月17日、第三者の書き起こしによる)。

SKハイニックスも、2025年10〜12月期のDRAMはビット出荷が1桁台前半の増加、平均販売価格(ASP)が20%台半ばの上昇だったとされます(2026年1月29日の説明会の要約、二次資料)。部屋数はほとんど増えないのに、更新のたびに家賃が上がる。手取りが急に膨らむのは、この形です。

サムスン電子は、メモリーが四半期として過去最高の売上高と営業利益を記録したことについて、「全般的な価格上昇の中で、汎用DRAMの強い需要に応えつつHBMの販売を拡大した」と説明しています(2026年1月29日、英文を当ブログが訳出)。

会社の見通しも強気です。マイクロンは2025年12月〜2026年2月期(2026年9月期の第2四半期)について、売上高を187億ドル±4億ドル、GAAP(米国会計基準)の粗利率を67.0%±1.0ポイントと予想しました(2025年12月17日)。これは会社予想で、実績ではありません。

株価は、決算より先に大きく動いています。月末終値(二次資料)で、マイクロンは2025年4月末の76.95ドルから2026年1月末の414.88ドルへ439.2%上昇、SKハイニックスは同じ期間に412.1%、サムスン電子は2025年1月末から206.3%の上昇です(当ブログの計算)。マイクロンとSKハイニックスは、9か月で株価が5倍を超えた計算です。

3社とも、2026年1月末の終値は2015年以降の月末で最も高い水準でした。

用語メモ:粗利率(売上総利益率)=(売上高−売上原価)÷売上高。ASP=平均販売価格。ビット=メモリーの容量の単位で、出荷量の目安に使われる。

身近なところでは、秋葉原の購入制限とパソコンや小型コンピューターの値上げ

メモリー価格の高騰は、店頭にも届いています。秋葉原の専門メディアは2025年11月2日、「パソコンSHOPアークでは11月1日(土)からメモリ、SSD、HDDの購入制限を開始している」と伝えました。購入制限のない大手店では、10〜20枚単位のまとめ買いが続いたとも報じています。

同じ記事では、ある製品(ブランド名は伏せられている)のDDR5-5600の16GB×2枚組が、2025年10月1日の約1万4,700円から11月2日の約3万2,700円へ、約2.22倍になっています(倍率は当ブログの計算)。年末の12月26日には、「複数のショップがメモリ/SSD/HDD以外のPCパーツにも購入制限を設けたり、BTO PCの受注を一時停止するなど」の動きも伝えられました(BTOは受注生産のこと)。

パソコンのメーカーの声もあります。HPのCEOは2025年11月下旬の決算説明会で、「メモリーのコストは現在、一般的なパソコンのコストの15〜18%を占める」と述べました(書き起こしの抜粋による二次資料、英文を当ブログが訳出)。デルのCOO(最高執行責任者)は「これほどの速さでコストが上がるのは見たことがない」と述べたと報じられています(2025年12月2日の報道)。

TrendForceは2025年11月17日、値上がり前のコスト構成で、ノートパソコンの部品コストに占めるメモリー(DRAMとNAND)を10〜18%とし、メーカーが転嫁すれば、小売価格が5〜15%上がる可能性を示しました。

小型コンピューターのRaspberry Piも、2025年12月1日にRaspberry Pi 5の8GB版を80ドルから95ドルへ、16GB版を120ドルから145ドルへ値上げし、「痛みを伴うが、最終的には一時的なもの」と説明しています(英文を当ブログが訳出)。

作る側も、消費者向けから手を引き始めました。マイクロンは2025年12月3日、消費者向けのCrucialブランドの事業から撤退すると発表しています(消費者向けの出荷は2026年2月まで続ける計画)。

会社や個人事業主にとっては、パソコンの買い替えの費用が上がる局面です。取得価額によって税務の扱いが変わる点(少額減価償却資産の特例など)は、パソコンの買い替えと税金を取り上げる回で整理します。値上がりの局面ほど、見積もりの金額と税務の区切りの両方を確かめておきたいところです。

過去の上昇局面と比べると、速さと理由は違い、在庫の薄さと投資の積み増しは同じ

では、今回の高騰は過去と何が違うのか。2016年以降の3つの上昇局面と並べます。

観点 過去の上昇局面 2025〜2026年(2026年1月時点)
上昇の長さ DRAMは9四半期(2016〜18年)、3四半期(2021年)、4四半期(2023〜24年) 2025年7〜9月期から3四半期(いずれも予測)
1四半期の上げ幅 目立つのはPC向けDRAM(モジュール)の2016年10〜12月期の30%超(集計)、2017年1〜3月期の約40%の予測(集計は30%以上) 汎用DRAM +45〜50%、+55〜60%の予測が2四半期続く
価格の水準(目安) 2018年7〜9月期の天井=210.4(2016年4〜6月期=100) 2026年1〜3月期=195.3(2018年の天井の0.93倍)
メーカーの在庫 2018年の低水準=3.3週(報道) 3.3週(2025年9月末、報道)、「枯渇に近づく」(2026年1月5日)
3社への集中 1995年は上位10社で約80%(二次資料)、2013年末に3社 2025年7〜9月期は3社の売上シェアの合計91.5%
天井の後の設備投資 2019年・2023年の計画は天井の後に削減 2026年は増額(マイクロン約200億ドル、TrendForce推計のDRAM全体+14%)

※価格の水準は、TrendForceの契約価格の変化率を当ブログがつないだ連鎖計算(目安)で、2026年1〜3月期は予測の中央値を含む。2016〜18年の上昇は、この方法だと小さめに出る(4GBモジュール価格では+155.6%、連鎖では+110.4%)。2024年7〜9月期以降はHBMを除く汎用DRAM。3社のシェアはTrendForceによるSKハイニックス33.2%、サムスン電子32.6%、マイクロン25.7%の合計。

違う点は、まず速さです。TrendForceの数字で汎用DRAM全体の予測が+45%を超える四半期は、当ブログが集めた2016年以降の数字には見当たりません。次に理由です。会社と調査会社は、AI向けのサーバーとHBMへの生産の振り向けと、CSPによる生産枠の確保を挙げています。HBMの2026年分が価格・数量とも契約済みという説明も、過去の局面にはなかった材料です。

意外だったのは、価格の水準です。連鎖計算の目安では、2026年1〜3月期の予測でも、2018年の天井の0.93倍です。この指数はHBMを含まない汎用DRAMの値動きで、各社の利益にはHBMも入っています。利益の額が2018年を超えたのに、汎用DRAMの値段は2018年の天井に近づいたところ。この二つを分けて見ておくと、数字の読み違いが減ると思います(当ブログの見方)。

同じ点もあります。メーカーの在庫は2018年の低水準と同じ3.3週と報じられ、利益は過去最高圏、そして設備投資は増えています。マイクロンは2026年9月期の設備投資を約180億ドルから約200億ドルへ引き上げ(2025年12月17日、書き起こしによる)、TrendForceは2026年のDRAM業界の設備投資を613億ドル(前年比+14%)と推計しました(2025年11月13日)。

大家業でいえば、満室で家賃を上げられる年に、周りで新築の計画が一斉に動き出すのは、いつの時代も同じです。違うのは、今回は大口の法人契約(HBM)が先に部屋を押さえている点。それでも新築が建ち上がれば空室は増えるという仕組みは、変わらないと私は考えています(当ブログの見方)。

「いつまで続くか」の見方は、2026年中から2027年まで幅がある

高騰の続き方について、会社と調査会社が2026年1月31日までに示した見方を並べます。発言の多くは報道や書き起こしを通したもので、性格を右の欄に書きました。

誰が 公表日 見方(原文の訳または要旨) 資料の性格
マイクロンCEO 2025年12月17日 「こうした状況は2026年(暦年)を越えて続くと見ている」 決算説明会、第三者の書き起こしを当ブログが訳出
サムスン電子 メモリー事業のKim Jaejune氏 2026年1月29日 「メモリー製品全般の大幅な不足は、当面続く見込み」 ロイターの英訳を当ブログが訳出
SKハイニックス 2026年1月29日 当面、需給はタイトな状態が続く見込み 説明会の韓国語の要約文(Finance Scope)の要旨
キオクシア幹部 2026年1月22日 逼迫は2027年まで続く見込み 韓国メディアのインタビューをDIGITIMESが言い換え
南亜科技(ナンヤ)の李培瑛総経理 2026年1月19日 2026年〜2027年上半期の新規供給は限定的 報道の要約
IDC(調査会社) 2025年12月18日 不足は2027年に入っても続く可能性 IDC自身の分析
JPモルガン 2026年1月1日の記事 今回の上昇は10四半期以上、過去の平均は7〜8四半期 韓国メディア(マネートゥデイ)の報道
モルガン・スタンレー 2025年9月30日 サイクルのピークは2027年 朝鮮日報の記事をTrendForce Newsが紹介
KB証券 2025年10月17日 値上がりは2026年まで続く可能性が高い 韓国メディア(アジア経済)の報道
華邦電子(ウィンボンド)の焦佑鈞会長 2025年10月 上昇は始まったが、2年後には下降局面も来る 台湾メディアの報道の言い換え

多くは、2026年を越えて、あるいは2027年まで、と長めです。ただ、ウィンボンドの会長は2025年10月の時点で、2年後の下降の可能性に触れていました。同じ会長は、DDR4の値上がりはAIに押し出された供給の「落後指標」(遅れて動く指標)だとも述べたと報じられています。

当ブログは、時期を一つの日付で当てにいくことはしません。代わりに、過去の上昇の長さを当てはめた3つのシナリオを置いています。起点は、汎用DRAMの予測が上昇に転じた2025年7〜9月期(3Q25)です。

当ブログのシナリオ(仮定) 上昇の四半期数と、合わせた過去 最後の上昇 下落の始まり
S-A「短い上昇」 4四半期(2023〜24年と同じ。2021年は3四半期) 2026年4〜6月期(2Q26) 2026年7〜9月期(3Q26)
S-B「過去平均」 7〜8四半期(JPモルガンの「過去の平均」、報道による) 2027年1〜3月期〜4〜6月期 2027年4〜6月期〜7〜9月期
S-C「長い上昇」 10四半期以上(JPモルガンの今回の見方、報道による。2016〜18年は9四半期) 2027年10〜12月期以降 2028年1〜3月期以降

※当ブログの仮定による試算で、予想ではない。確率も付けていない。最後の上昇=2025年7〜9月期+(上昇の四半期数−1)。HBMを含むDRAMは2025年4〜6月期にすでに上昇の予測だった。

S-Aを長くしうるのは、マイクロンの2026年(暦年)を越えて続くという見方、キオクシア幹部の2027年までという見方(報道)、HBMの2026年分の契約済み、IDCの2026年の供給の伸びの予測(DRAM+16%、NAND+17%で、過去の平均を下回る伸び)です。逆に、スポットの伸びの急な鈍化やスマホの生産予測の引き下げは、S-Aに近い早めの天井を示しうる材料です。

S-BとS-Cは、2027年半ば以降に計画が集中する大型の新工場の時期と重なります。新工場が予定より早く立ち上がれば短く、遅れれば長くなりえます。底の時期とその次の上昇まで含めた試算は、次の暴落の時期をシナリオで考える回で詳しく扱います。

メモリー価格の高騰を投資の目線で読むと、株価は「高値の続き方」を先に織り込んでいる

ここからは、この高騰を、メモリー関連株を持っている人や眺めている人の目線で読みます。銘柄の良し悪しではなく、株の性格と確かめる点の話です。

まず性格です。今回の利益の伸びは、マイクロンもSKハイニックスも主に値段によるものでした。値段で稼ぐ利益は、値段が戻れば同じ速さで戻りうる。メモリー株は、この振れがそのまま表れる株だと私は見ています(当ブログの見方)。

次に、株価が前提にしているものです。3社の株価は2025年の安値から約3.1〜5.4倍になり(当ブログの計算)、2026年1月末は2015年以降の月末で最も高い水準でした。株価は、高値がしばらく続くという会社や調査会社の見方を、すでにかなり織り込んでいると考えるのが自然です(当ブログの見方)。

過去の天井では、マイクロンとSKハイニックスの株価が、DRAMの価格の天井より2〜6か月早く高値をつけました(2021年のマイクロンは例外)。株価と価格の時間差は、メモリー株と価格の関係を取り上げる回で詳しく見ます。利益が最も大きい時期にPER(株価収益率)が低く見える罠も、そこで扱います。

振れの大きさも、数字で確かめておきます。前の下落局面では、マイクロンの年間の営業利益率は2022年9月期の31.5%から2023年8月期のマイナス37.0%まで下がり、SKハイニックスの四半期の営業利益率は2023年1〜3月期にマイナス66.9%まで落ちました。いま58.4%や45.0%という数字を見ているのと、同じ会社です。

株価も同じように振れてきました。月末終値で見ると、過去3回の局面の株価の天井から底まで、マイクロンは41.5〜46.3%、SKハイニックスは32.4〜47.0%、サムスン電子は29.7〜37.5%下がっています(当ブログの計算)。上がるときの速さと、下がるときの深さは、セットで受け止める性格の株だと私は考えます(当ブログの見方)。

次の決算で注目したいのは、利益の額そのものより、会社が価格とビット出荷をどう説明するかです。値段の上昇が続くのか、出荷の増加に重心が移るのか。設備投資の計画が上振れするかどうかも、数年後の供給を左右する材料になります。

確かめる点は、次の表のとおりです。

確かめる点 2026年1月時点の数字 当ブログの見方
契約価格の次の予測 2026年1〜3月期 汎用DRAM +55〜60%、NAND +33〜38%(TrendForce、2026年1月5日) 上げ幅が縮むか、期中に書き換わるかを見たい
スポット価格の週ごとの伸び DDR4 8Gb +9.6%→+8.8%→+2.0%(1月14日〜27日) 鈍化が続くのか、一時的なのか
会社予想と実績 マイクロンの会社予想(2025年12月〜2026年2月期)売上高187億ドル±4億ドル、GAAP粗利率67.0%±1.0ポイント(2025年12月17日) 値段で稼ぐ利益が予想どおりに出るか
設備投資の増額 マイクロン2026年9月期 約200億ドル、TrendForce推計の2026年DRAM 613億ドル(+14%) 増額が続くほど、数年後の供給が厚くなる
端末の生産 スマホ生産 −2%(2025年11月17日)→−7%(2026年1月15日)、TrendForce 高値が需要を削り始めていないか

リスクも書いておきます。一つは予測そのもので、10〜12月期のように期中に大きく書き換わります。二つ目は需要の反動で、Gartnerは2025年のパソコン出荷の+9.1%について、メモリーの値上がり前の在庫の積み増しを理由の一つに挙げています。三つ目は供給で、増やした設備投資は数年後の供給になって戻ってきます。

パソコンやサーバーを買う会社の側から見ると、HPのCEOが挙げた、メモリーがパソコンのコストの15〜18%という数字は、値上げの幅を考える手がかりになります。購入の時期をどうするかは各社の事情によりますが、見積もりの有効期限や、税務の取得価額の区切りを確かめておく意味は大きいと思います。

今回の高騰は「理由は新しく、仕組みは昔のまま」と読んでおきたい

この回の数字を振り返ります。汎用DRAMの契約価格は、2025年前半の一服のあと、7〜9月期から上昇に転じました。10〜12月期の予測は2か月で+8〜13%から+45〜50%へ書き換わり、2026年1〜3月期は+55〜60%の予測です。DDR4のスポット価格は約3か月で4.38倍になり、利益の額は3社とも2018年の山を超えました。

理由として語られているのは、AI向けのサーバーとHBMへの生産の振り向けと、在庫の枯渇です。ここは過去の局面にない新しさです。一方で、値上がりが利益を生み、利益が設備投資を呼び、新工場がいずれ供給を増やすという仕組みは、昔と同じです(当ブログの見方)。

これから見ていきたいのは、TrendForceの次の四半期の予測と、2026年1〜3月期の実際の値動きの集計、スポット価格の週ごとの伸びです。あわせて、各社の決算での価格とビットの説明、設備投資の計画、スマホやパソコンの生産予測を追います。

大家業を長く続けていると、満室の年ほど、次の空室に備えたくなります。メモリーも同じで、いちばん値段が上がっているときにこそ、その条件がどこまで続くかを数字で確かめておきたいと思います。

天井のサインを点検する回、次の暴落の時期をシナリオで考える回、メモリー株と価格の関係を取り上げる回、パソコンの買い替えと税金を取り上げる回もあわせてどうぞ。マイクロンやSKハイニックスの決算そのものは、海外のメモリーメーカーの決算を詳しく読む別の連載で扱います。

 

※本記事は公表資料をもとにした情報提供を目的としたもので、特定の銘柄や商品の売買を勧めるものではありません。メモリー価格の時期やシナリオは、過去のデータに当ブログが置いた前提を当てはめた試算で、将来の価格・業績・株価を予想・保証するものではありません。

※数値は各社の決算資料・米国証券取引委員会(SEC)への提出書類・WSTS(世界半導体市場統計)・調査会社の公表資料などをもとに当ブログが集計・計算したもので、四捨五入の関係で合計が合わない場合があります。数値は2026年1月31日までに公表されたもので、時点は本文・表に記載しています。税制は2026年1月31日時点の法令にもとづき、令和8年度税制改正大綱の内容は今後の法改正で決まります。

出典・参考

  • TrendForce: Passive Buyer Strategies Drive DRAM Contract Prices Down Across the Board in 1Q25(TrendForce、2024年12月30日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20241230-12424.html
  • TrendForce: Rising Inventories and Weak Seasonal Demand May Push 1Q25 NAND Flash Prices Down by Over 10%(TrendForce、2024年12月31日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20241231-12427.html
  • TrendForce: Downstream Inventory Reduction Eases DRAM Price Decline in 2Q25(TrendForce、2025年3月25日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20250325-12528.html
  • NAND Flash suppliers cut production, prices expected to rise(Communications Today、TrendForceの発表の転載、2025年3月26日)https://www.communicationstoday.co.in/?p=344137
  • TrendForce: Transition between DRAM Generations Drives Diverging 3Q25 Price Trends; Consumer DDR4 Prices Expected to Surge Over 40%(TrendForce、2025年7月7日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20250707-12633.html
  • TrendForce: 3Q25 NAND Flash Contract Prices Projected to Rise 5-10%; Weak Smartphone Demand Limits eMMC and UFS Growth(TrendForce、2025年7月9日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20250709-12638.html
  • TrendForce: DRAM Prices to Continue Rising in 4Q25, Server Demand Surges Ahead While Legacy Process Products See Steeper Increases(TrendForce、2025年9月24日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20250924-12733.html
  • TrendForce: NAND Flash Prices to Rise 5-10% in 4Q25, Driven by Spillover Demand for QLC Products(TrendForce、2025年9月25日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20250925-12736.html
  • TrendForce: Global DRAM Revenue Jumps 30.9% in 3Q25, Micron’s Market Share Climbs by 3.7 Percentage Points(TrendForce、2025年11月26日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20251126-12802.html
  • TrendForce: AI Infrastructure Continues to Strengthen NAND Flash Demand; Kioxia Posts Highest QoQ Growth of 33.1% in 3Q25(TrendForce、2025年12月3日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20251203-12813.html
  • TrendForce: Memory Makers Prioritize Server Applications, Driving Across-the-Board Price Increases in 1Q26(TrendForce、2026年1月5日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20260105-12860.html
  • TrendForce: Server DRAM and HBM Continue to Drive Growth, 4Q24 DRAM Industry Revenue Increases by 9.9% QoQ(TrendForce、2025年2月27日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20250227-12492.html
  • TrendForce: Memory Industry to Maintain Cautious CapEx in 2026, with Limited Impact on Bit Supply Growth(TrendForce、2025年11月13日)https://trendforce.com/presscenter/news/20251113-12780.html
  • TrendForce: Rising Memory Prices Weigh on Consumer Markets; 2026 Smartphone and Notebook Outlook Revised Downward(TrendForce、2025年11月17日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20251117-12784.html
  • TrendForce: Price Hikes on New Models Weigh on Sales, Smartphone Production to Face Clear Headwinds from 2Q26(TrendForce、2026年1月15日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20260115-12880.html
  • Memory Spot Price Update – DRAM module sellers mostly halt quotes as mainstream DDR4 soars 7.21%(TrendForce News、2025年10月15日)https://www.trendforce.com/news/2025/10/15/insights-memory-spot-price-update-dram-module-sellers-mostly-halt-quotes-as-mainstream-ddr4-soars-7-21/
  • Memory Spot Price Update – Kingston leads DRAM price surge as DDR4, DDR5 and modules hold strong(TrendForce News、2025年12月24日)https://www.trendforce.com/news/2025/12/24/insights-memory-spot-price-update-kingston-leads-dram-price-surge-as-ddr4-ddr5-and-modules-hold-strong/
  • Memory Spot Price Update – DRAM surges as sellers hold back inventory, mainstream DDR4 up nearly 10%(TrendForce News、2026年1月14日)https://www.trendforce.com/news/2026/01/14/insights-memory-spot-price-update-dram-surges-as-sellers-hold-back-inventory-mainstream-ddr4-up-nearly-10/
  • Memory Spot Price Update: DDR4/DDR5 Hit Highs, Buyers Hesitant; DDR3 Sees Uptick(TrendForce News、2026年1月28日)https://www.trendforce.com/news/2026/01/28/insights-memory-spot-price-update-ddr4ddr5-hit-highs-buyers-hesitant-ddr3-sees-uptick/
  • Record-Low Memory Stock Could Signal Supercycle Ahead, Likely Peaking by 2027(TrendForce News、朝鮮日報などの記事の紹介、2025年9月30日)https://www.trendforce.com/news/2025/09/30/news-record-low-memory-stock-could-signal-supercycle-ahead-likely-peaking-by-2027/
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  • DDR4結構性缺貨 華邦電明年營收戰千億元 規劃新一輪擴產(鉅亨網、2025年10月19日)https://news.cnyes.com/news/id/6196913
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  • Meta Q4 and full-year 2025 earnings release(Meta、8-Kの写し、2026年1月28日)https://fortune.com/company-assets/1548/quartr/earnings-release-8-k-dd197-2026-01-28-09-57-04.pdf
  • Microsoft FY26 Q2 earnings call(Microsoft Investor Relations、2026年1月28日)https://www.microsoft.com/en-us/investor/events/fy-2026/earnings-fy-2026-q2
  • 2025년 연간 및 12월 정보통신산업(ICT) 수출입 동향(韓国 産業通商部・科学技術情報通信部、2026年1月15日)https://www.motir.go.kr/kor/article/ATCL3f49a5a8c/171434/view
  • メモリ、SSD、HDDの価格が急上昇でまとめ買い続出。一部ショップで購入制限が始まる(エルミタージュ秋葉原、2025年11月2日)https://www.gdm.or.jp/crew/2025/1102/610321
  • アキバの2025年10大ニュース投票結果発表(AKIBA PC Hotline!、2025年12月26日)https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/2074510.html
  • HP Q4 2025 earnings call quote(ai、書き起こしの抜粋、日付表示なし)https://ceointerviews.ai/quote/memory-costs-are-currently-15-to-18-of-MTA0NzcwMg/
  • PC Supply Chain Survey: Pricing Game After Memory Surge, Dell, HP, and Lenovo Plan Price Hikes(Tiger Brokers / Stock News、2025年12月2日)https://www.itiger.com/news/1160425557
  • 1GB Raspberry Pi 5 now available at $45, and memory-driven price rises(Raspberry Pi、2025年12月1日)https://www.raspberrypi.com/news/1gb-raspberry-pi-5-now-available-at-45-and-memory-driven-price-rises/
  • 株価:Yahoo Finance MU・KS・005930.KS 月次履歴(月末終値、2026年1月までの値を参照)https://finance.yahoo.com/quote/MU/history/?period1=1420070400&period2=1769904000&frequency=1mo