東雲結子:先生、野菜売り場でキャベツを持ったまま5分も迷ってしまいました。半玉にするか、一玉にするか。冬のキャベツは、もはや高級食材です。

税理士石井:ははは、5分も見つめられたら、キャベツのほうが照れてしまいますね。ただ、値段の高い野菜は、次の季節に作る人が増えます。「豊作貧乏」という言葉があるくらいです。

東雲結子:作りすぎて値崩れするやつですね。じゃあ来年まで待てば、キャベツは食べ放題……。

税理士石井:うーん、その作戦だと、この冬の食卓からキャベツが消えてしまいますよ。実は、同じ輪を工場の規模で回しているのが、メモリー半導体なんです。

東雲結子:えっ、パソコンの中にもキャベツ畑があるんですか?

税理士石井:畑はありませんが、波はあります。総務省の白書は「約4年周期のシリコンサイクルの存在が知られている」と書いています。そしていまは値上がりの局面で、台湾の調査会社TrendForceは、2026年1〜3月のDRAM(計算用のメモリー)の汎用品の契約価格を、前の3か月より55〜60%高いと予測しています。

東雲結子:3か月で1.5倍以上! 4年に一度なら、次の値崩れの日もカレンダーに赤丸を付けておけますね。

税理士石井:おっと(汗)、そこが落とし穴です。世界の半導体市場が減り始めた年の間隔は、短いと3年、長いと7年でした。平均の4.5年は当ブログの計算で、赤丸を付けられる日付ではありません。

東雲結子:赤丸のかわりに、何を書いておけばいいんでしょう……。

税理士石井:「いま輪のどこにいるか」です。大家業でいえば、家賃が上がると新築が建ち、数年後に空室が増える。あの輪と同じ形を図にして、この回は2026年1月の位置を確かめましょう。

連載「シリコンサイクルから見た、次のメモリー半導体価格の暴落時期と、その次の上昇時期」の第1回です。この連載では、DRAMとNAND(電源を切っても消えない保存用のメモリー)の価格が、過去40年でどれだけ上がり、どこまで崩れ、何が転換点になったかを読みます。そのうえで、2025年からの値上がりが次にどう動きうるかを、予想ではなく当ブログのシナリオとして考えます。

第1回は、その土台になる「シリコンサイクルとは何か」です。シリコンサイクルの定義、波ができる理由、メモリーの波が半導体全体より大きいこと、波の間隔、そして2026年1月31日までに公表された数字で見た「いまの位置」を確かめ、最後に連載の地図を示します。メモリー関連の株を持つ人、パソコンやサーバーを買う会社の目線でも数字を読みます。

数字は、総務省の白書、WSTS(世界半導体市場統計)、マイクロン・テクノロジー(以下マイクロン)の年次報告書、TrendForceの公表資料などによります。TrendForceの2025年以降の契約価格は、どれも四半期の前や途中に出た予測で、確定した集計ではありません。

この記事の要点 根拠となる数字
シリコンサイクルは「約4年周期」と言われるが、実際の間隔は3〜7年とばらつく 総務省白書「約4年周期」、WSTSの世界市場が減った局面の間隔5・7・4・3・4・4年、平均4.5年(当ブログの計算)
メモリーの波は、半導体全体の2倍以上の振れ幅 2003〜2024年の前年比の幅 メモリー111.9ポイント対全体43.8ポイント(2.55倍)、マイナスの年10年対6年
2026年1月は、輪の「値上がり」の位置。新工場の多くは2027〜28年の計画 1〜3月 汎用DRAM+55〜60%・NAND+33〜38%(TrendForceの予測、2026年1月5日)、龍仁1期 2027年5月竣工予定、ID2 2028年末稼働の計画
投資の目線:メモリー株は利益の振れが大きく、株価は価格の転換より先に動いてきた マイクロンの営業利益率49.3%(2018年8月期)→−37.0%(2023年8月期)、大きな底で株価が8〜11か月先行(月末終値)

シリコンサイクルとは、半導体の好況と不況が数年ごとに入れ替わる波のこと

「シリコンサイクル」は、半導体の業界で昔から使われてきた言葉です。総務省の『平成18年版 情報通信白書』は、「半導体業界では、約4年周期のシリコンサイクルの存在が知られている。」と書いています。日興アセットマネジメントのストラテジストも、「半導体産業の業況が約4年程度のサイクルで変動する傾向を表す言葉だ」と説明しています(二次資料)。

白書は、波が生まれる理由として三つを挙げています。製品の世代交代が速いこと(ムーアの法則)、半導体は部品なのでパソコンなど最終製品の売れ行きに強く左右されること、そして好況のときの見込み発注と不況のときの在庫調整で、生産が大きく振れることです。

なかでも波が激しいのが、メモリーです。マイクロンは1998年の年次報告書で、「歴史的に、半導体産業、とりわけDRAM市場は、非常に循環的だった」と書いています(英文を当ブログが訳出)。メモリーの会社自身が、波は商売の前提だと認めているわけです。

大家業でいえば、家賃相場の波に近いものです。空室が少ないと家賃が上がり、建築が増え、数年後に供給が追いつくと家賃が下がる。違うのは、メモリーの波のほうが速く、深いことです。この連載では、その速さと深さを数字で確かめていきます。

用語メモ:DRAM=パソコンやサーバーが計算中のデータを一時的に置くメモリー。NAND(NANDフラッシュ)=電源を切ってもデータが残るメモリーで、SSD(半導体を使った記憶装置)やスマホの保存に使う。契約価格=メーカーと大口の買い手が、月や四半期ごとに決める取引価格。スポット価格=その都度の取引で決まる市場価格で、契約価格より動きが速い。WSTS(世界半導体市場統計)=世界の半導体メーカーが参加して集計する業界統計。TrendForce=台湾の調査会社で、メモリー価格の予測と集計を公表している。

波ができるのは、値上がりから新工場の稼働まで年単位の時間差があるから

当ブログは、シリコンサイクルの流れを7つの段階の輪として整理しました。

図の上の段が上昇局面、下の段が下落局面です。①需要が増える、②在庫が減り値上がり、③利益が増え設備投資を増やす、と進み、右端の点線の箱が「時間差」です。そこから④供給が増える、⑤値崩れ(暴落)、⑥赤字・減産・投資削減、⑦在庫が減る、と下の段を左へ進み、「再び値上がり」の矢印で②に戻ります。2026年1月は②の位置に印を付けました。

輪の要は、③と④のあいだの時間差です。値段が上がって利益が出ると、メーカーは工場や装置に投資します。けれど工場がモノを出し始めるのは数年後です。

計画の例では、SKハイニックスの龍仁(ヨンイン)1期は2025年3月着工・2027年5月竣工の予定(2024年4月時点の計画)、マイクロンのアイダホの2棟目(ID2)は2026年着工・2028年末稼働です(2025年12月17日の決算説明会、第三者の書き起こし)。

この二つの計画から、当ブログは着工から稼働まで約2〜3年を目安として図に書きました。会社や工場によって長さは違うので、あくまで計画の例から読んだ目安です。

大家業でいえば、新築ラッシュです。満室が続いて家賃が上がると新築の計画が増え、竣工がそろう数年後に、空室が一気に増える。家賃が下がり始めても、建て始めた建物は途中で止めにくい。メモリーの工場も同じ形をしている、と私は見ています(当ブログの見方)。

値崩れの理由を、資料はこう説明しています。マイクロンは1996年の年次報告書で、4メガビットDRAMの値下がりを「業界の供給が需要を上回った」ためと書きました(英文を当ブログが訳出)。米国際貿易委員会(USITC)も1998年の報告書で、「世界のDRAM生産能力の伸びが需要の伸びを上回り、世界的な大幅な価格下落を招いた」と書いています(同)。

白書のいう見込み発注と在庫調整は、最近の波でも数字に出ました。TrendForceによると、パソコン向けDRAMの買い手の在庫は2021年3月時点で約4〜5週でしたが、7月には8〜10週に積み上がり、2022年9月にはサーバー向けで9〜12週の「高水位」になりました。DRAMの契約価格は、TrendForceの記述から読むと2021年10〜12月期から8四半期続けて下落しています。

下の段から上の段へ戻るのが、⑥と⑦です。TrendForceは2019年1月15日、DRAM各社が「価格を安定させるため」に2019年の設備投資を減らしたと伝えました(英文を当ブログが訳出)。2022年11月16日には、マイクロンがDRAMとNANDのウエハー投入を約20%減らすと発表し、目的を「サプライチェーン全体の在庫を大きく改善するため」と説明しています(同)。

そして2025年には、在庫が逆に細りました。TrendForce Newsが伝えた韓国紙の報道では、2025年9月末のDRAMメーカーの在庫は3.3週で、2018年の低い水準と同じでした(二次資料)。TrendForceは2026年1月5日、メーカーの在庫が「枯渇に近づいている」と書いています(英文を当ブログが訳出)。在庫が細ると値段が上がる、という②の形です。

用語メモ:設備投資(capex)=工場や製造装置への投資。ウエハー=半導体チップを作る円盤状のシリコンの板で、投入枚数を減らすことが減産になる。USITC=米国の通商問題を調べる政府機関。

メモリーの波は、半導体全体の2倍以上の振れ幅

WSTSの年次の統計で、半導体全体とメモリーの売上高を並べます。

年 半導体全体(億ドル) 前年比 メモリー(億ドル) 前年比 メモリーの比率
2015 3,352 −0.2% 772 −2.6% 23.0%
2016 3,389 +1.1% 768 −0.6% 22.6%
2017 4,122 +21.6% 1,240 +61.5% 30.1%
2018 4,688 +13.7% 1,580 +27.4% 33.7%
2019 4,123 −12.0% 1,064 −32.6% 25.8%
2020 4,404 +6.8% 1,175 +10.4% 26.7%
2021 5,559 +26.2% 1,538 +30.9% 27.7%
2022 5,741 +3.3% 1,298 −15.6% 22.6%
2023 5,269 −8.2% 923 −28.9% 17.5%
2024 6,305 +19.7% 1,655 +79.3% 26.2%
2025(予測) 7,722 +22.5% 2,116 +27.8% 27.4%

※WSTSの公表値(2020年までは各年の翌年春の公表の前年実績。2021・2022年は翌年春、2023年は2024年12月3日のWSTS日本協議会の資料、2024年は2025年12月2日のWSTSの資料による実績)。2025年は2025年12月2日公表の予測で、実績ではない。メモリーの比率と、2021〜2025年の全体の前年比は当ブログの計算。億ドルは百万ドルの公表値を四捨五入。

2003〜2024年の22年(すべてWSTSの一次の年次値)で比べると、メモリーの前年比は最大+79.3%(2024年)から最小−32.6%(2019年)まで、全体は+31.8%(2010年)から−12.0%(2019年)まででした。幅は111.9ポイントと43.8ポイントで、メモリーは全体の2.55倍振れています(当ブログの計算)。

ばらつきを示す標準偏差でも、29.3ポイント対12.3ポイントで2.38倍。前年よりマイナスになった年は、メモリーが10年、全体が6年でした(いずれも当ブログの計算)。WSTS自身も2004年の発表で、「メモリー製品のサイクルはより顕著だ」と書いています(英文を当ブログが訳出)。

表の2019年がわかりやすい例です。全体が−12.0%のとき、メモリーは−32.6%。逆に2024年は、全体の+19.7%に対してメモリーは+79.3%でした。メモリーの比率も、2023年の17.5%から2024年の26.2%へ、1年で8.7ポイント動いています。上げも下げも、メモリーが全体を振り回す形です。

なぜメモリーの振れが大きいのか。資料が理由を説明しているわけではないので、ここからは当ブログの見方です。DRAMやNANDは規格のそろった汎用品で、同じ規格なら買い手はどのメーカーの製品でも使えます。そのため需給のずれが、品質やブランドで吸収されず、値段にそのまま出やすいのだと思います。

大家業でいえば、駅から同じ距離に同じ間取りのワンルームが並んでいる街です。空室が出れば、家賃で勝負するしかない。個性のある一棟ものより、相場の波をまともにかぶります。

世界の半導体市場の落ち込みは、3〜7年の間隔で来た

「約4年周期」を、実際の数字で確かめます。WSTSの年次で、世界の半導体市場(全体)が前年より減った年は、1996・1998・2001・2008・2009・2012・2015・2019・2023年でした。1986〜87年と1992〜94年は読める資料が見つからず、1988〜2000年はSIA(米国半導体工業会)の数字を報じた業界紙による二次資料です。

減少の局面 全体の前年比 前の局面の最初の年からの間隔 直前のマイクロンの純利益の山
1996〜98年 1996年−8.6%(SIAによる)、1998年−8.4%(同) — 1995年8月期
2001年 −32.0% 5年 2000年8月期
2008〜09年 −2.8%、−9.0% 7年 2006年8月期
2012年 −2.7% 4年 2010年9月期
2015年 −0.2% 3年 2014年8月期
2019年 −12.0% 4年 2018年8月期
2023年 −8.2% 4年 2022年9月期

※当ブログの集計。減少の年のあいだの増加が1年以内なら同じ局面とした(1997年は+3.9%)。間隔は各局面の最初の年の差。マイクロンの山は、純利益が前後の年度より大きい年度(当ブログの判定)。マイクロンの決算期は8月31日に最も近い木曜日に終わるため、8月期と9月期が混在する。

間隔は5・7・4・3・4・4年でした。1996年から2023年までの27年に6つの間隔があるので、平均は4.5年です((2023−1996)÷6、当ブログの計算)。ただしこれは1996〜98年をひとつの局面と数えた場合で、1998年を別の局面と数えると平均は約3.9年になります。

ここで立ち止まってほしいのは、いちばん短い3年と、いちばん長い7年の差です。倍以上違います。白書の「約4年」は、波の長さの目安としては実感に合いますが、周期は時計ではありません。

マイクロンの純利益でも、山は1995・2000・2006・2010・2014・2018・2022年度で、間隔は5・6・4・4・4・4年、平均は同じ4.5年でした。谷は1998・2003・2009・2012・2016・2020・2023年度で、平均は約4.2年です(いずれも当ブログの判定と計算。2020年9月期は黒字のままの谷)。

表を横に見ると、世界の市場が減り始めた年の1〜2年前に、マイクロンの利益の山が来ています。決算期と暦年のずれがあるので目安ですが、利益が最高の年は、波の上り坂の終わりに近いことが多かった、と私は読んでいます(当ブログの見方)。

この4.5年を2023年に足すと、2027〜2028年になります。けれどこれは機械的な当てはめで、予想ではありません。WSTSの数字は半導体全体で、メモリーだけが減った年はもっと多くありました。時期の考え方は、このあとのシナリオの節で、前提を明らかにして並べます。

2026年1月は、輪の「値上がり」の位置にいる

では、2026年1月31日までに公表された数字で、いまの位置を確かめます。

項目 数字 時点・種類
DRAM(汎用)の契約価格、2026年1〜3月期(1Q26) 前期比+55〜60% TrendForceの予測(2026年1月5日)
NANDの契約価格、同 前期比+33〜38% 同
DRAM(汎用)の契約価格、2025年10〜12月期(4Q25) +8〜13%から+45〜50%へ引き上げ TrendForceの予測(2025年9月24日→11月26日)
DDR4 8Gbのスポット価格 7.059ドル→30.9ドル(4.38倍) TrendForceの平均(2025年10月15日→2026年1月27日)
メーカーの在庫 「枯渇に近づいている」 TrendForce(2026年1月5日)
会社の見方 逼迫は「2026年を越えて」続く マイクロンのCEO(最高経営責任者)(2025年12月17日、第三者の書き起こし)
2026年の供給の伸び DRAM+16%、NAND+17% IDC(米国の調査会社)の見方(2025年12月18日)

※TrendForceの契約価格は予測で、汎用DRAMはHBM(AI向けの広帯域メモリー)を除く。倍率は当ブログの計算。

今回の上昇は、2025年7〜9月期(3Q25)の予測+10〜15%から始まりました。3Q25から1Q26までの3四半期の予測の中央値をつなぐと、汎用DRAMは累計で161.4%の上昇、NANDは78.4%の上昇になります(当ブログの連鎖計算で、予測を使った目安)。予測は四半期の途中で大きく書き換わることがあり、4Q25は+8〜13%から+45〜50%へ引き上げられました。

利益も跳ね上がっています。SKハイニックスの2025年10〜12月期の営業利益率は58.4%で、2018年の山(7〜9月期の56.7%)を上回りました。マイクロンの2025年9〜11月期の営業利益率は45.0%です。輪でいえば、まさに②の真ん中です。

会社の見方も強気です。マイクロンのCEOは2025年12月17日、「中期的には、いくつかの主要顧客の需要の約50%〜3分の2しか満たせない」と述べました(第三者の書き起こしを当ブログが訳出)。サムスン電子のメモリー事業の幹部も2026年1月29日、「メモリー製品全般の大幅な不足が当面続く見込み」と述べています(ロイターの英訳を当ブログが訳出)。

そして③も動き始めています。マイクロンは2025年12月17日、2026年9月期の設備投資を、従来の約180億ドルから約200億ドルに引き上げると述べました(第三者の書き起こし)。

TrendForceは2025年11月13日、DRAMの設備投資を2025年の537億ドルから2026年に613億ドル(+14%)と推計しつつ、「追加の設備投資が2026年のビット供給の伸びに与える影響は小さい」と書いています(英文を当ブログが訳出)。

では④の新しい供給はいつ来るのか。2026年に加わるのは、サムスン電子の平沢P4(KB証券の推計で2026年4〜6月期までにウエハー月約6万枚の追加、報道による)、SKハイニックスのM15X(2026年2月までに量産、報道による)、キオクシアの北上第2製造棟(2026年前半に本格出荷)などです。

一方、龍仁1期(2027年5月竣工予定)、マイクロンのアイダホ1棟目ID1(最初のウエハーは2027年半ば、第三者の書き起こし)、サムスンの平沢P5(2028年から本格稼働)、ID2(2028年末)は、2027〜28年の計画です。

一方で、気になる数字も出ています。DDR4 8Gbのスポット価格の前週比は、1月14日の+9.6%、21日の+8.8%から、27日には+2.0%へ急に鈍りました。

TrendForceは、工場がコストを転嫁できずに調達を止め、スポットの取引が停滞したと書いています。TrendForceは2026年のスマホ生産の見通しも、前年比−2%(2025年11月17日)から−7%(2026年1月15日)へ下げました。こうしたサインの読み方は、天井のサインを取り上げる回で詳しく点検します。

用語メモ:汎用DRAM=AI向けのHBMなどを除く、通常のDRAM。HBM(広帯域メモリー)=DRAMを積み重ねて高速にしたメモリーで、AI(人工知能)向けの半導体と組み合わせて使う。DDR4=パソコンなどに使うDRAMの規格の一つで、8Gbは1チップの容量(8ギガビット)。

次の暴落とその次の上昇は、時期を決めずに3つのシナリオで考える

この連載の行き先は、「次の暴落はいつか」「その次の上昇はいつか」です。ただし、当ブログは一つの日付を当てにいきません。過去の波の長さを当てはめた3つの道を、当ブログの仮定として並べます。

計算は四半期の足し算だけです。起点は今回の上昇の最初の四半期の3Q25(TrendForceの汎用DRAMの予測+10〜15%、2025年7月7日)。上昇が何四半期続くかを3通りに置き、下落の長さは過去の2回、5四半期(2018〜19年)と8四半期(2021〜23年)を当てはめます。

シナリオ(当ブログの仮定) 上昇の四半期数 最後の上昇 下落の始まり 底(下落5/8四半期) 次の上昇(同)
S-A「短い上昇」 4 2026年4〜6月期 2026年7〜9月期 2027年7〜9月期/2028年4〜6月期 2027年10〜12月期/2028年7〜9月期
S-B「過去平均」 7・8 2027年1〜6月期 2027年4〜9月期 2028年4〜9月期/2029年1〜6月期 2028年7〜12月期/2029年4〜9月期
S-C「長い上昇」 10以上 2027年10〜12月期以降 2028年1〜3月期以降 2029年1〜3月期以降/2029年10〜12月期以降 2029年4〜6月期以降/2030年1〜3月期以降

※当ブログの試算で、予想ではない。最後の上昇=3Q25+(上昇の四半期数−1)。S-Aの4四半期は2023〜24年の上昇の長さ、S-Bの7〜8四半期はJPモルガンの「過去平均」(報道による)、S-Cの10四半期以上は同社の今回の見方(報道による)。

それぞれのシナリオは、崩れる条件もはっきりしています。S-Aの「2026年半ばまでで上昇が終わる」道は、マイクロンの「2026年を越えて」逼迫が続くという見方や、HBMの2026年分の数量と価格が契約済みであることと合いません。逆に、スポットの急な鈍化や、スマホ生産の下方修正が続けば、S-Aに近づきます。

S-Cの「2027年10〜12月期以降まで上がり続ける」道は、ID1・龍仁1期など2027年に動き出す新工場の供給や、中国のメーカーの増産が早く効けば崩れます。S-Bはその中間で、端末の需要やAI投資が鈍れば短く、大型工場が遅れれば長くなります。詳しい根拠は、次の暴落の時期を考える回と、その次の上昇の時期を考える回で一つずつ確かめます。

連載の地図:9回で読む「波の長さ」「深さ」「次の転換」

この連載は、次の順で進みます。

取り上げる回のテーマ 読む問い
シリコンサイクルとは(この回) 波はなぜでき、2026年1月はどこにいるか
メモリー価格の暴落の歴史(1985〜2012年) 過去の暴落はどこまで、どれだけの期間落ち、何で終わったか
2016〜2025年の3つの波 上昇は何四半期続き、下落はどこまで落ちたか
2025〜2026年の高騰の中身 AIとHBM、在庫の枯渇で、今回は何が違うのか
天井を知らせるサイン スポット価格・在庫・設備投資・需要の下方修正は、いまどう点灯しているか
次の暴落の時期 新工場の稼働時期と過去の上昇期間から、3つのシナリオでどう考えるか
その次の上昇の時期 過去の下落期間と減産から、回復はいつ始まりうるか
メモリー株と価格の転換 株価は価格より何か月早く天井と底をつけてきたか
メモリー価格の波と税金 在庫の評価損と、パソコンの値上がり局面の少額減価償却資産

どの回も、数字は2026年1月31日までに公表されたものだけを使い、予測と集計、契約価格とスポット価格、DRAMとNANDを区別して書きます。

投資の目線:メモリー株は、輪の位置を価格より先に映してきた

ここからは、シリコンサイクルの読み方を、メモリー関連の株を持つ人や、パソコンを買う会社の目線につなげます。銘柄の売買を勧めるものではなく、株の性格と確かめる点の整理です。

まず、利益の振れの大きさです。マイクロンの年度の営業利益率は、2018年8月期の49.3%から、2023年8月期には−37.0%まで落ちました。5年で86.3ポイントの振れです(当ブログの計算)。メモリーの会社の株は、この利益の波に賭ける株だと私は見ています(当ブログの見方)。

次に、株価と価格の時間差です。2015年1月〜2026年1月の月末終値で見ると、マイクロンとSKハイニックスの株価は、DRAM価格の天井より2〜6か月早く天井をつけてきました(2021年のマイクロンは4か月遅れの例外)。

DRAM価格の大きな底(2019年10〜12月期と2023年7〜9月期)では、マイクロン・SKハイニックス・サムスン電子とSOX(米国の半導体株指数)が、価格の底より8〜11か月早く底をつけています。

先行の月数は、DRAM価格が向きを変えた四半期の真ん中の月と、株価の高値・安値の月の差で、四半期単位の価格なので前後1か月の幅があります。株価は二次資料の月末終値です。過去にそうだったというだけで、次も同じになる約束ではありません。

そして、いまの株価が前提にしていることです。2025年の安値から2026年1月末までに、マイクロンは+439.2%(2025年4月末から)、SKハイニックスは+412.1%(同)、サムスン電子は+206.3%(2025年1月末から)上がりました。株価はすでに②の値上がりを大きく映しています。

サムスン電子の上がり方がマイクロンより小さいのは、スマホなど半導体以外の事業も抱える会社だからだと私は見ています(当ブログの見方)。この先の株価を左右するのは、②がどれだけ続き、④がいつ来るかの見方だと私は考えます(当ブログの見方)。

下振れの材料も、資料に出ています。マイクロソフトは2026年1月28日の決算説明会で、メモリーの値上がりがパソコンメーカー向けのWindowsや社内設置型サーバーの市場に影響しうると述べ、「メモリー価格の上昇は設備投資に影響する」とも説明しました(英文を当ブログが訳出。1〜3月の設備投資が前の四半期より減る見込みは、通常の変動とリース資産の受け取りの時期によるとしています)。値上がりは、買い手の予算を通じて需要に跳ね返ることがあります。

利益が山に近づくと、PER(株価が1株利益の何年分か)は低く見えやすくなります。過去の波では、利益が最高の時期に株価がすでに天井を過ぎていた例があり、その読み方はメモリー株を取り上げる回で確かめます。

パソコンやサーバーを買う会社にとっては、値上がりの局面です。HPのCEOは2025年11月下旬の決算説明会で、メモリーが一般的なパソコンのコストの15〜18%を占めると述べました(二次資料の書き起こし)。買い替えの時期や、10万円・20万円・30万円の区切りでの経理の扱いは、税金の回で整理します。

確かめる点 2026年1月時点の数字 当ブログの見方
契約価格の予測 1〜3月 汎用DRAM+55〜60%、NAND+33〜38%(TrendForce、2026年1月5日) 次の四半期の予測で上げ幅がどう変わるかが、②の続き具合の目安
スポット価格の勢い DDR4 8Gbの前週比 +9.6%(1月14日)→+2.0%(1月27日) 鈍化が一時的か続くかを週ごとに見る
設備投資 マイクロン2026年9月期 約200億ドル(従来の見込み約180億ドル) ③の強さ。数年後の④の量につながる
新工場の時期 M15X・P4・北上第2製造棟は2026年、ID1・龍仁1期は2027年、P5・ID2は2028年(計画・報道) 計画が前倒しか遅れかで、④の時期が動く
株価の位置 マイクロン 2025年4月末→2026年1月末 +439.2% 過去は価格の天井より先に株価が天井をつけた例が多いが、約束ではない

シリコンサイクルは「日付」ではなく「輪の位置」で読む

この回で確かめたことを振り返ります。シリコンサイクルは「約4年周期」と言われますが、世界の半導体市場が減り始めた年の間隔は3〜7年で、平均4.5年は当ブログの計算です。メモリーは全体の2.55倍の振れ幅で動き、利益の山は市場の落ち込みの1〜2年前に来ることが多くありました。

2026年1月は、輪の②「値上がり」の位置です。1〜3月の汎用DRAMの契約価格は+55〜60%の予測で、会社は逼迫が2026年を越えて続くと見ています。一方で、設備投資の積み増しという③が始まり、2027〜28年には大型の新工場が計画されています。スポット価格の勢いの鈍化も、1月の最終週に出ました。

これから見ていきたいのは、TrendForceが出す次の四半期(2026年4〜6月期)の契約価格の予測、各社の決算での設備投資の計画、スポット価格の週ごとの動き、スマホとパソコンの生産の見通し、そして新工場の稼働時期の更新です。

大家業を長く続けていると、満室で家賃が上がっている時期ほど、街に建つクレーンの数を数えたくなります。メモリーも同じで、いちばん値段が上がっているときこそ、輪のどこにいて、次の段階がいつ来そうかを確かめておく意味があると思います。暴落の歴史を年表で読む回、2016〜2025年の3つの波を読む回もあわせてどうぞ。

 

※本記事は公表資料をもとにした情報提供を目的としたもので、特定の銘柄や商品の売買を勧めるものではありません。メモリー価格の時期やシナリオは、過去のデータに当ブログが置いた前提を当てはめた試算で、将来の価格・業績・株価を予想・保証するものではありません。

※数値は各社の決算資料・米国証券取引委員会(SEC)への提出書類・WSTS(世界半導体市場統計)・調査会社の公表資料などをもとに当ブログが集計・計算したもので、四捨五入の関係で合計が合わない場合があります。数値は2026年1月31日までに公表されたもので、時点は本文・表に記載しています。税制は2026年1月31日時点の法令にもとづき、令和8年度税制改正大綱の内容は今後の法改正で決まります。

出典・参考

  • 平成18年版 情報通信白書 第1章第1節 コラム「シリコンサイクル」(総務省、2006年7月)https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h18/html/i1127000.html
  • シリコン・サイクルの上方シフト(日興アセットマネジメント 神山直樹、マネ部! JPX、2023年5月)https://money-bu-jpx.com/news/article044979/
  • Form 10-K(fiscal year ended September 3, 1998)(Micron Technology、1998年)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/0000723125/000101287098002758/0001012870-98-002758.txt
  • Form 10-K(fiscal year ended August 29, 1996)(Micron Technology、1996年)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/0000723125/000095010996006513/0000950109-96-006513.txt
  • Form 10-K(fiscal year ended August 30, 2001)(Micron Technology、2001年10月15日)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/723125/000091205701535432/a2060999z10-k.htm
  • Form 10-K(fiscal year ended August 31, 2006)(Micron Technology、2006年11月8日)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/723125/000110465906072331/a06-20825_210k.htm
  • SEC XBRL API companyconcept Micron NetIncomeLoss・OperatingIncomeLoss(2011年10月25日〜2025年10月3日提出の10-Kの値)https://data.sec.gov/api/xbrl/companyconcept/CIK0000723125/us-gaap/NetIncomeLoss.json
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  • WSTS News Release Spring 2016(WSTS、2016年6月7日)https://www.wsts.org/esraCMS/extension/media/f/WST/5840/WSTS_nr-2016_05.pdf
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  • WSTS News Release Spring 2018(WSTS、2018年6月5日)https://www.wsts.org/esraCMS/extension/media/f/WST/3540/WSTS_nr-2018_05.pdf
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  • WSTS Spring 2022 forecast(WSTS日本協議会、2022年6月7日)https://www.jeita.or.jp/japanese/stat/wsts/docs/20220607WSTS.pdf
  • WSTS Spring 2023 forecast(WSTS日本協議会、2023年6月6日)https://www.jeita.or.jp/japanese/stat/wsts/docs/20230606WSTS.pdf
  • WSTS Autumn 2024 forecast(WSTS日本協議会、2024年12月3日)https://www.jeita.or.jp/japanese/stat/wsts/docs/20241203WSTS.pdf
  • WSTS Semiconductor Market Forecast Autumn 2025(WSTS、2025年12月2日)https://www.wsts.org/esraCMS/extension/media/f/WST/7310/WSTS_FC-Release-2025_11.pdf
  • PC DRAM Contract Prices Projected to Undergo Remarkable 13-18% Increase QoQ in 2Q21 Owing to High Demand from End Products and Data Centers, Says TrendForce(TrendForce、2021年3月16日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20210316-10717.html
  • DRAM Prices for 3Q21 Projected to Undergo Minor QoQ Increase of 3-8% Owing to Rising Demand from Peak Season, Says TrendForce(TrendForce、2021年7月13日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20210713-10858.html
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  • Contract Prices Bottom Out in Q3, Reigniting Buyer Momentum and Boosting DRAM Revenue by Nearly 20%, Says TrendForce(TrendForce、2023年12月4日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20231204-11942.html
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  • Transition between DRAM Generations Drives Diverging 3Q25 Price Trends; Consumer DDR4 Prices Expected to Surge Over 40%(TrendForce、2025年7月7日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20250707-12633.html
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  • Global DRAM Revenue Jumps 30.9% in 3Q25, Micron’s Market Share Climbs by 3.7 Percentage Points(TrendForce、2025年11月26日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20251126-12802.html
  • Memory Makers Prioritize Server Applications, Driving Across-the-Board Price Increases in 1Q26(TrendForce、2026年1月5日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20260105-12860.html
  • Memory Industry to Maintain Cautious CapEx in 2026, with Limited Impact on Bit Supply Growth(TrendForce、2025年11月13日)https://trendforce.com/presscenter/news/20251113-12780.html
  • Memory Spot Price Update – DRAM module sellers mostly halt quotes as mainstream DDR4 soars 7.21%(TrendForce News、2025年10月15日)https://www.trendforce.com/news/2025/10/15/insights-memory-spot-price-update-dram-module-sellers-mostly-halt-quotes-as-mainstream-ddr4-soars-7-21/
  • Memory Spot Price Update – DRAM surges as sellers hold back inventory, mainstream DDR4 up nearly 10%(TrendForce News、2026年1月14日)https://www.trendforce.com/news/2026/01/14/insights-memory-spot-price-update-dram-surges-as-sellers-hold-back-inventory-mainstream-ddr4-up-nearly-10/
  • Memory Spot Price Update: DDR4/DDR5 Hit Highs, Buyers Hesitant; DDR3 Sees Uptick(TrendForce News、2026年1月28日)https://www.trendforce.com/news/2026/01/28/insights-memory-spot-price-update-ddr4ddr5-hit-highs-buyers-hesitant-ddr3-sees-uptick/
  • Record-Low Memory Stock Could Signal Supercycle Ahead, Likely Peaking by 2027(TrendForce News、2025年9月30日)https://www.trendforce.com/news/2025/09/30/news-record-low-memory-stock-could-signal-supercycle-ahead-likely-peaking-by-2027/
  • Rising Memory Prices Weigh on Consumer Markets; 2026 Smartphone and Notebook Outlook Revised Downward(TrendForce、2025年11月17日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20251117-12784.html
  • Price Hikes on New Models Weigh on Sales, Smartphone Production to Face Clear Headwinds from 2Q26(TrendForce、2026年1月15日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20260115-12880.html
  • Global Memory Shortage Crisis: Market Analysis and the Potential Impact on the Smartphone and PC Markets in 2026(IDC、2025年12月18日)https://www.idc.com/resource-center/blog/global-memory-shortage-crisis-market-analysis-and-the-potential-impact-on-the-smartphone-and-pc-markets-in-2026/
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  • Micron 8-K Ex.99.1: Reports Results for the First Quarter of Fiscal 2026(Micron Technology、2025年12月17日)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/723125/000072312525000044/a2026q1ex991-pressrelease.htm
  • SK hynix Announces FY25 Financial Results(SK hynix、2026年1月28日)https://news.skhynix.com/en/sk-hynix-announces-fy25-financial-results/
  • SK하이닉스 2018년 3분기 경영실적 발표(SK hynix、2018年10月25日)https://news.skhynix.co.kr/3q-2018-business-performance/
  • 청주 M15X 신규 D램 생산기지(SK hynix、2024年4月24日)https://news.skhynix.co.kr/presscenter/m15x
  • Samsung, SK hynix dramatically scaling up HBM production to meet rising demand, recent Nvidia deals(Korea JoongAng Daily、2026年1月4日)https://www.koreajoongangdaily.com/business/samsung-sk-hynix-dramatically-scaling-up-hbm-production-to-meet-rising-demand-recent-nvidia-deals/12391367
  • 삼성, 국내에 향후 5년간 450조원 투자(Samsung Electronics、2025年11月16日)https://news.samsung.com/kr/%ec%82%bc%ec%84%b1-%ea%b5%ad%eb%82%b4%ec%97%90-%ed%96%a5%ed%9b%84-5%eb%85%84%ea%b0%84-450%ec%a1%b0%ec%9b%90-%ed%88%ac%ec%9e%90
  • AI需要に対応する北上工場第2製造棟の稼働開始について(キオクシア・サンディスク、2025年9月30日)https://www.kioxia.com/ja-jp/about/news/2025/20250930-1.html
  • Samsung sees acute chip shortage persisting, warns of mobiles headwind after profit triples(Reuters、Yahoo Finance掲載、2026年1月29日)https://finance.yahoo.com/news/samsung-profit-triples-record-high-224652363.html
  • Microsoft FY26 Q2 earnings call(Microsoft Investor Relations、2026年1月28日)https://www.microsoft.com/en-us/investor/events/fy-2026/earnings-fy-2026-q2
  • ai: HP Q4 2025 earnings call quote (Enrique Lores)(ceointerviews.ai、日付表示なし)https://ceointerviews.ai/quote/memory-costs-are-currently-15-to-18-of-MTA0NzcwMg/
  • PC Supply Chain Survey: Pricing Game After Memory Surge, Dell, HP, and Lenovo Plan Price Hikes(Tiger Brokers/Stock News、2025年12月2日)https://www.itiger.com/news/1160425557
  • ‘삼성SK 영업이익 200조’ 전망도…JP모건, 역대급 슈퍼사이클 예측(머니투데이、2026年1月1日)https://www.mt.co.kr/industry/2026/01/01/2026010112534633899
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  • 株価:Yahoo Finance 000660.KS monthly history(同)https://finance.yahoo.com/quote/000660.KS/history/?period1=1420070400&period2=1769904000&frequency=1mo
  • 株価:Yahoo Finance 005930.KS monthly history(同)https://finance.yahoo.com/quote/005930.KS/history/?period1=1420070400&period2=1769904000&frequency=1mo
  • 株価:Yahoo Finance ^SOX monthly history(同)https://finance.yahoo.com/quote/%5ESOX/history/?period1=1420070400&period2=1769904000&frequency=1mo