東雲結子:先生、カフェのミルクレープを横から見てください。薄いクレープが何十枚も重なっていて、まるで地層です!

税理士石井:ははは、見とれている間にフォークが止まっていますよ。実は半導体にも似た技術があって、ALD(原子層堆積)といいます。原子の層を1層ずつ積んで、ごく薄い膜をつくるんです。

東雲結子:原子1層ずつ! 私なら3層目あたりで味見を始めてしまいます。その装置の大手が、オランダのASMインターナショナルですね。PER(株価が1株利益の何年分か)を調べたら22.6倍で、10社の真ん中の44.0倍の半分くらい。お得なセットです!

税理士石井:うーん、そのセット、1枚だけ違う層が挟まっています。22.6倍は2025年7〜9月期の純利益を4倍した物差しで、その純利益3.84億ユーロには、約25%を持つ装置会社ASMPTの株の、減損の戻し入れ1.81億ユーロが入っているんです。

東雲結子:戻し入れ……。お金が戻ってきたんですか?

税理士石井:いいえ、現金は動いていません。1〜3月期にその株の評価を2.15億ユーロ下げて純損失を出し、4〜6月期と7〜9月期に戻した。9か月で見ると、ほぼ差し引きゼロです。直近4四半期の実績で計算し直すと、PERは44.6倍になります。

東雲結子:あっ……お得なセットじゃなくて、値札の貼り間違いを直した日のレシートを見ていたんですね(汗)。

税理士石井:大家業でいえば、共同で持っている別の物件の評価額をいったん下げて、半年ほどで戻した月だけ、帳簿の利益がふくらんで見えるようなものです。家賃の入金は1円も増えていません。

東雲結子:なるほど……。ミルクレープも、1枚ずつはがして見ないと中身はわからないんですね。

税理士石井:ええ。今日は売上と受注を四半期ごとに1枚ずつめくって、受注が細った2025年の夏から、10〜12月の速報で約8億ユーロに戻ったところまで読んでいきましょう。

連載の第6回は、オランダのASMインターナショナル(以下ASMI)です。アムステルダムのEuronext(ユーロネクスト)に上場し、ウェーハに薄い膜をつける成膜装置のうち、ALDとエピタキシャル成長(エピ)の装置が柱の会社です。ASMインターナショナルの決算は国際財務報告基準(IFRS)の連結、12月期で、2024年12月期(2024年1〜12月)の売上高は29.33億ユーロでした。

2026年1月31日の時点で手に入る最新の通期は2024年12月期、四半期の決算は2025年7〜9月期(2025年10月28日発表)までです。2026年1月19日には、10〜12月期の売上と受注だけを先に知らせる速報を出しました。この記事では速報値をはっきり分けたうえで、2021〜2024年の4期の通期、四半期の受注と売上、ASMPT株の扱い、中国、財務と株主還元を読み、後半では数字を株式投資の銘柄選びの目線で読み直します。

大家業でいえば、ASMIは外壁や内装の塗りを専門に請け負う職人の会社に近いと思います。現場ごとに請けた工事が、少し遅れて売上になる。だからこそ、この会社の決算は受注の向きから読むのがいちばん分かりやすい、というのが私の見方です(当ブログの見方)。

この記事の要点 根拠となる数字
ALDとエピの装置の専門メーカーで、3年で売上は約1.7倍、営業利益率は20%台半ば〜後半 売上高17.30億→29.33億ユーロ(2021→2024年)、営業利益率24.8〜28.4%
受注は2025年4〜9月に細り、10〜12月の速報で約8億ユーロに戻った 受注÷売上0.84・0.80→1.15(速報値)、受注残15.66億→11.29億ユーロ(2024年末→2025年9月末)
純利益は持分法で持つASMPT株の減損と戻し入れで大きく振れる 2025年1〜3月期−0.29億ユーロ、7〜9月期3.84億ユーロ(戻し入れ1.81億ユーロを含む)
銘柄選びの目線:直近四半期×4のPERは一過性の利益で半分近くに見える PER(直近4四半期)44.6倍、直近四半期×4で22.6倍/2025年の株価−7.4%、2026年1月+37.1%

ASMインターナショナルはALDとエピの装置が柱で、枚葉ALDで55%超のシェア維持を掲げる

ALDは、原子の層を1層ずつ積み重ねて、ごく薄く均一な膜をつける成膜の方式です。エピは、ウェーハの結晶の並びをそろえたまま、その上に結晶の膜を育てる方式。ASMIは2025年7〜9月期の決算で、「continued leadership in ALD and growing share in leading-edge Epi」(ALDでの主導的な地位の継続と、最先端のエピでのシェアの拡大)と説明しています。

会社自身の推計では、1枚ずつ処理する枚葉式のALDの市場は2024年に30億ドルで、2030年には51億〜61億ドルに、エピの市場は15億ドルから25億〜32億ドルになる見込みです(2025年9月23日の投資家向け説明会)。ASMIは枚葉式のALDについて、2030年に向けて「Maintain market share >55%」、つまり55%超のシェアを保つことを掲げています(2025年10月28日の投資家向け資料)。

ただし、これは第三者の名前のない、会社自身の見方です。調査会社の名前のあるALDのシェアは、この回で参照した資料では見つかりませんでした。売上の規模では、調査会社CINNO IC Researchのデータを伝えた中国メディアの報道で、2024年の装置メーカーの売上上位10社の9位に入っています(二次資料)。

用語メモ:ALD(Atomic Layer Deposition)=原子層堆積。原子の層を1層ずつ積んで、ごく薄い膜をつける成膜の方式。エピ(エピタキシャル成長)=ウェーハの結晶の並びに合わせて、結晶の膜を育てる方式。枚葉式=ウェーハを1枚ずつ処理する方式。IFRS=国際財務報告基準。

需要の中心は、最先端のロジック(演算用の半導体)です。会社は、トランジスタの新しい構造GAA(ゲート・オール・アラウンド)で1.4nm(ナノメートル)世代に移ると、ASMIが売り込める市場が、ウェーハ月産10万枚の生産能力あたりで4.5億〜5億ドル増えると説明しています。メモリー向けは、2025年に装置売上の20%未満になる見込みで、2024年の25%から下がるとしていました(2025年7月22日)。

装置とは別に、部品・サービス(spares & services)の売上も示されていて、2025年7〜9月期は売上8.00億ユーロのうち1.69億ユーロ(21.1%、当ブログの計算)でした。会社は2025年から、据え付けなどの売上をこの区分に移しています。ASMLのインストールドベース(顧客の工場で動いている装置)の売上や、KLAのサービス売上と同じように、分けて読める数字です。顧客ごとの売上の内訳は、この回で参照した資料の範囲では確認できませんでした。

ASMインターナショナルの決算は3年で売上約1.7倍、営業利益率は24.8〜28.4%の幅に収まった

億ユーロ(%) 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年1〜9月
受注 21.96 31.53 24.38 30.00 21.74
売上高 17.30 24.11 26.34 29.33 24.75
粗利率(%) 47.9 47.4 49.3 50.5 52.4
研究開発費 — — 3.09 3.70 3.07
営業利益 4.92 6.32 6.54 8.02 7.68
営業利益率(%) 28.4 26.2 24.8 27.4 31.0
純利益(親会社帰属) 4.95 3.89 7.52 6.86 5.58
会社の調整後純利益 5.07 6.27 5.83 7.09 —
希薄化後EPS(1株利益、ユーロ) 10.11 7.93 15.18 13.89 11.32
1株配当(ユーロ) 2.50 2.50 2.75 3.00 —
ROE(%) 22.1 15.6 25.2 19.7 —

※IFRS・連結、各年1〜12月。百万ユーロの開示を億ユーロに四捨五入。粗利率は2023・2024年が会社の調整後、2025年1〜9月は報告ベースの売上総利益から当ブログが計算。2025年1〜9月の受注は四半期の合計(当ブログの計算)。調整後純利益は、2022年に買収したLPE(イタリアのエピ装置メーカー)の買収で計上した無形資産の償却などを除いた会社独自の指標(IFRSにはない)。ROEは純利益÷期首・期末平均の自己資本(2021年は期末で近似)。

売上高は2021年の17.30億ユーロから2024年の29.33億ユーロへ、3年で約1.7倍になりました(当ブログの計算)。伸び率は2022年が39.4%、2023年が9.3%、2024年が11.3%です。2025年1〜9月も、前年同期比16.5%増の24.75億ユーロでした。

目を引くのは2023年です。受注は前年より22.7%減って24.38億ユーロになったのに、売上は9.3%増えました(いずれも当ブログの計算)。年間の受注を売上で割ると、2022年の1.31から2023年は0.93へ下がっています。前の年に積み上がった受注が、翌年の売上を支えた形です。

大家業でいえば、受注は工事の受注、受注残は着工待ちの工事です。新しい依頼が少ない年でも、前の年に請けた工事を進めていれば売上は立つ。逆に言えば、受注が細った年の影響は、少し遅れて売上に出てくることになります(当ブログの見方)。

営業利益率は4期とも24.8〜28.4%の間に収まり、営業利益は3年続けて前の年を上回りました。2025年1〜9月の営業利益率は31.0%で、前年同期の27.3%より高い水準です(当ブログの計算)。研究開発費は2024年に3.70億ユーロで、売上高の12.6%。2025年1〜9月は3.07億ユーロ、売上比12.4%でした。

一方で、純利益は営業利益ほど素直に動きません。2022年は3.89億ユーロと前の年より減り、2023年は7.52億ユーロに跳ねました。理由の一つが、持分法で持つASMPT株で、2022年に2.15億ユーロの減損、2023年に同じ額の戻し入れを計上しています。この点は後の節でまとめて読みます。

用語メモ:受注残=受注したもののまだ売上になっていない注文の残高。受注÷売上=ブック・トゥ・ビル・レシオとも呼ばれ、1を上回ると売上より多く受注している状態。ROE(自己資本利益率)=純利益÷自己資本。EPS=1株あたり純利益。

四半期で見ると、受注は2025年7〜9月に6.37億ユーロまで細り、10〜12月の速報で約8億ユーロに戻った

四半期 売上高 受注 受注÷売上 粗利率(%) 営業利益 営業利益率(%) 純利益 調整後純利益 受注残
2024年1〜3月 6.39 6.98 1.09 — — — — — —
2024年4〜6月 7.06 7.55 1.07 49.8 1.78 25.2 1.59 1.65 —
2024年7〜9月 7.79 8.15 1.05 49.4 2.15 27.6 1.28 1.34 15.59
2024年10〜12月 8.09 7.31 0.90 50.3 2.22 27.5 2.26 2.32 15.66
2025年1〜3月 8.39 8.34 0.99 53.4 2.66 31.7 −0.29 1.92 15.15
2025年4〜6月 8.36 7.03 0.84 51.8 2.59 30.9 2.02 1.73 12.95
2025年7〜9月 8.00 6.37 0.80 51.9 2.43 30.3 3.84 2.06 11.29
2025年10〜12月(速報値) 6.98 約8 1.15 — — — — — —

※IFRS・連結、億ユーロ(比率を除く)。2024年1〜3月の売上と受注は、通期から4〜12月を引いた当ブログの計算。受注÷売上は当ブログの計算。2025年10〜12月は2026年1月19日の速報値で、売上と受注(「approximately €800 million」)のみ。2025年1〜3月の純損失はASMPT株の減損、4〜6月と7〜9月の純利益はその戻し入れを含む。

図は、2024年1〜3月期から2025年7〜9月期までの四半期の売上高(灰色)と受注高(青)の棒を並べ、右端に2025年10〜12月期の速報値を斜線で加えたものです。棒の下の段が、受注を売上で割った値です。

受注÷売上は、2024年前半の1.09、1.07から下がり始め、2025年4〜6月期の0.84、7〜9月期の0.80まで落ちました。受注は7〜9月期に6.37億ユーロで、8四半期の中でいちばん少ない額です。それが10〜12月期の速報では約8億ユーロに戻り、比率は1.15倍になりました。図のタイトルも、この受注の戻りを示しています。

売上は逆の動きです。2025年1〜3月期の8.39億ユーロを頂点に、4〜6月期8.36億、7〜9月期8.00億ユーロと下がり、10〜12月期の速報値は6.98億ユーロでした。会社が10月28日に示した10〜12月期の予想(6.30億〜6.60億ユーロ)は上回りましたが、1〜3月期より16.8%少ない水準です(当ブログの計算)。

受注が売上を下回る四半期が続いた結果、受注残は2024年末の15.66億ユーロから、2025年9月末には11.29億ユーロへ27.9%減りました(当ブログの計算)。着工待ちの工事が、1年足らずで3割近く減った計算です。10〜12月期の売上が落ちたのは、この流れと同じ向きだと私は読んでいます(当ブログの見方)。

会社は速報で、10〜12月期の受注が予想を上回った理由として、「a rebound in orders from China toward the end of the quarter」(四半期末にかけての中国の受注の戻り)と、先端ロジック・ファウンドリー(受託製造)の堅調な受注を挙げました。2026年1〜3月期については、為替の影響を除いた売上が10〜12月期から「healthy increase」(健全な増加)になると見込んでいます。

なお、2025年1〜9月の売上24.75億ユーロに10〜12月期の速報値6.98億ユーロを足すと、2025年の売上は31.73億ユーロ、前年比8.2%増になります(速報値を足した当ブログの計算で、会社の通期実績ではありません)。会社は2025年の売上を、為替の影響を除いて「close to 10%」の増収と見込んでいました。

2026年は「slow start」のあとの増収という会社の見通し

会社の見通しを、日付とあわせて並べます。

公表日 対象 会社の見通し
2025年10月28日 2025年10〜12月期 売上6.30億〜6.60億ユーロ(2026年1月19日の速報値は6.98億ユーロ)
2025年10月28日 2025年12月期 為替の影響を除いて10%近い増収、粗利率は約51%
2025年10月28日 2026年12月期 「Despite a projected slow start in 2026, we expect ASM revenue to grow in 2026.」
2026年1月19日 2026年1〜3月期 為替の影響を除いた売上は、10〜12月期から「healthy increase」
2025年9月23日 2027年・2030年の目標 2027年の売上37億〜46億ユーロ、2030年に57億ユーロ超(2024〜2030年の年率12%以上)、営業利益率28〜32%(2030年に30%超)、2030年のFCF(フリー・キャッシュ・フロー)10億ユーロ超

※会社の発表資料による。英文は会社資料の原文。粗利率の目標は47〜51%(2026〜2030年)。

「slow start」は、出だしが鈍いという意味です。2025年10月28日の時点で、会社は2026年について「Quarterly orders are projected to pick up again as 2026 progresses.」(四半期の受注は、2026年が進むにつれて再び増える見込み)とも述べていました。10〜12月期の速報の受注約8億ユーロは、その見通しより早い戻りと読めます(当ブログの見方)。

業界全体については、2025年9月23日の投資家向け説明会で、前工程の装置市場(WFE)が2024〜2030年に年率6%で伸びるという前提を示しています。そのうえで、中国の投資は「gradually normalize to around <20% of total WFE」、つまりWFEの20%未満へ次第に正常化するという前提です。

純利益を揺らすのは、約25%を持つASMPT株の減損と戻し入れ

ASMIは、後工程の装置会社ASMPTの株を約25%持ち、持分法で会計処理しています。ASMPTは、HBM(AI向けの積層メモリー)用のTCボンダー(熱圧着の接合装置)のシェアの表にも名前が出てくる会社です。2026年1月31日までに、この株を売ったという情報は参照した資料には見当たりません。

億ユーロ 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年1〜9月
ASMPTの持分法利益 0.74 0.65 0.18 0.10 —
ASMPT株の減損(−)・戻し入れ(+) — −2.15 +2.15 — 2.15の減損と、0.34・1.81の戻し入れ
ASMPT株の帳簿価額(期末) 8.49 6.86 8.62 9.04 8.17(9月末)

※IFRS・連結。2025年は1〜3月期に2.15億ユーロの減損、4〜6月期に0.34億、7〜9月期に1.814億ユーロの戻し入れで、9か月の合計はほぼゼロ。2025年1〜9月の関連会社の持分法損益は−0.013億ユーロ。

持分法では、出資先の利益のうち持分にあたる額だけを、自社の利益に取り込みます。ASMPTからの持分法利益は、2021年の0.74億ユーロから2024年は0.10億ユーロまで減りました。本業の利益に比べて小さな額ですが、株の帳簿価額は2025年9月末で8.17億ユーロ、総資産の15.6%にあたります(当ブログの計算)。

この帳簿価額が、減損と戻し入れで上下します。2025年1〜3月期は2.15億ユーロの減損で、営業利益2.66億ユーロの四半期なのに純損失0.29億ユーロになりました。4〜6月期に0.34億、7〜9月期に1.814億ユーロを戻し入れ、9か月ではほぼ差し引きゼロです。

減損も戻し入れも、現金の出入りを伴わない帳簿上の評価の動きです。大家業でいえば、共同で持っている別の物件の持分を、相場に合わせて帳簿で評価し直すようなもの。家賃の入金とは関係がありません。

税理士として顧問先の決算書を見るときも、私は評価の損益と現金の動きを必ず別の列に分けて読みます。ASMIの純利益も同じで、この評価の動きを抜いた姿を並べておく必要があります。

会社が示す調整後純利益は、2025年1〜3月期1.92億、4〜6月期1.73億、7〜9月期2.06億ユーロで、報告ベースの−0.29億、2.02億、3.84億ユーロとは大きく違います。もう一つ、2025年1〜9月には為替差損が0.896億ユーロあり、報告ベースの純利益を押し下げています。

用語メモ:持分法=出資先の利益のうち、持分の割合にあたる額を自社の利益に取り込む会計処理。減損=資産の価値が下がったときに帳簿価額を引き下げること。戻し入れ=その後に価値が回復したとき、下げた額を戻すこと。

中国は2025年に売上の20%台の上限付近、2026年は2桁の減少を見込む

ASMIは、四半期ごとの中国の売上比率を数字では示していません(参照した資料の範囲)。手がかりは会社の説明です。2025年7月22日には、2025年の中国向けの装置売上が、売上全体の「low to high 20s」(20%台前半〜後半)という従来の見込みの上限付近になるとしていました。

2025年7〜9月期について会社は、中国の売上は4〜6月期より減ったものの「still at a relatively high level」(まだ比較的高い水準)と説明しています。同時に、上期に強かった中国の受注は7〜9月期に大きく落ち、そこには最近発表された輸出規制の影響も含まれるとしました。どの規制かは、参照した資料では特定されていません。

2026年については、中国の売上が前年比で2桁減ると見込み、「Demand in China is expected to normalize」としています。10〜12月期の速報では中国の受注が四半期末に戻りましたが、2026年の中国の見通しがこの2桁減から変わったという説明は、参照した資料には見当たりません。

ASMIの本拠地オランダも、2023年9月1日から先端の製造装置に国の輸出許可制度を設け、2024年9月と2025年4月に対象を広げてきました。各国の規制の流れは、業界の地図を描く回の年表で確かめられます。大家業でいえば、入居者を決めるたびに役所の確認が要る地域で、部屋を貸しているようなものです。

借入金はなく手元資金は10.79億ユーロ、在庫日数は126日へ下がり契約負債は増えた

億ユーロ(%、日) 2021年末 2022年末 2023年末 2024年末 2025年9月末
現金・短期投資等 4.92 4.19 6.37 9.27 10.79
借入金 なし なし なし なし なし
棚卸資産 2.12 5.38 5.26 5.67 5.46
在庫日数(日) 86 155 144 143 126
契約負債(前受金など) — — — 4.86 5.83
総資産 27.11 37.51 42.27 51.62 52.46
自己資本 22.42 27.49 32.27 37.47 38.38
自己資本比率(%) 82.7 73.3 76.3 72.6 73.2

※IFRS・連結。借入金は銀行借入なし(リース負債は含めない)。在庫日数=期末の棚卸資産÷売上原価×365で、2021〜2023年は粗利率(2023年は調整後)から逆算した売上原価による近似、2025年9月末は1〜9月の売上原価から当ブログが計算。

ASMIには銀行借入がなく、2025年9月末の手元資金は10.79億ユーロです。自己資本比率は73.2%で、大家業でいえば、ローンなしで建物を持ち、預金も厚い大家です。時価総額に対するネットキャッシュの比率は3.1%と、10社の中央値0.7%より高めです(2026年1月30日、当ブログの計算)。

在庫日数は、2021年の86日から2022年に155日へ延びたあと、2025年9月末には126日まで下がりました。在庫は大家業でいえば資材の在庫で、工事が減る局面では積み上がりやすいものです。売上が下がり始めた2025年に在庫日数が短くなっている点は、読み手として少し安心できる数字だと思います(当ブログの見方)。

もう一つ気になるのが契約負債で、2024年末の4.86億ユーロから2025年9月末は5.83億ユーロへ20.1%増えました(当ブログの計算)。受注残が減る中で前受金などは増えたことになりますが、その理由は参照した資料では説明されていません。前受金は入居前に受け取る前家賃のようなもので、手元にあっても、まだ自分の売上ではないお金です。

億ユーロ(%) 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年1〜9月
営業CF 3.81 5.42 7.36 8.98 8.97
設備投資(有形固定資産+開発費の資産計上) 1.54 2.04 3.01 3.34 2.63
FCF(営業CF−設備投資) 2.26 3.38 4.35 5.64 6.35
会社定義のFCF 2.66 3.81 4.47 5.48 —
配当の支払い 0.97 1.22 1.23 1.36 1.47
自社株買い 1.40 0.00 1.01 1.51 1.52
総還元性向(%) 47.9 31.3 29.8 41.8 —

※IFRS・連結。FCFは当ブログの計算で、この連載の全社で同じ定義。会社定義のFCFは、2022年はLPEの買収の支出3.14億ユーロを除くなど、当ブログの定義と合わない(2021年の差は理由が確認できていない)。総還元性向=(配当の支払い+自社株買い)÷純利益。

ASMIは開発費の一部を資産に計上していて、キャッシュフロー計算書には有形固定資産の取得とは別に「開発費の資産計上」の支出が出てきます。この連載では両方を設備投資に含めます。2024年の設備投資3.34億ユーロは、営業CF8.98億ユーロの37.2%でした(当ブログの計算)。

2025年1〜9月の営業CFは8.97億ユーロで、2024年の1年分(8.98億ユーロ)にほぼ並びました。FCFは9か月で6.35億ユーロと、2024年の5.64億ユーロをすでに上回っています。2025年7〜9月期には、LPEの買収の追加の支払い(アーンアウト)1億ユーロも払っています。

株主還元は、配当と自社株買いの組み合わせです。2025年は4月30日〜7月25日に1.5億ユーロの自社株買いを終え(322,533株、平均465.07ユーロ)、2024年も1.5億ユーロの枠を7〜9月期に終えています。7月25日のあと、2026年1月31日までに新しい自社株買いの枠は発表されていません。

2024年分の1株配当は3.00ユーロで、2025年5月12日の株主総会で決まりました。希薄化後EPS13.89ユーロの21.6%にあたります(当ブログの計算)。配当性向の目安などの還元方針の文言は、この回で参照した資料では確認できませんでした。

用語メモ:営業CF=本業で稼いだ現金。FCF(フリー・キャッシュ・フロー)=営業CFから設備投資を引いた、会社が自由に使えるお金の目安。契約負債=商品を引き渡す前に顧客から受け取った代金など。アーンアウト=買収後の業績に応じて追加で払う代金。

2026年1月30日の株価で見ると、PERは直近4四半期で44.6倍、直近四半期×4では22.6倍

指標 値 前提
株価(終値) 709.80ユーロ 2026年1月30日、Euronext Amsterdam(株価サイトの値、二次資料)
時価総額 346.9億ユーロ(約6.36兆円) 自己株式を除く48.875百万株(2025年9月30日)。円は2026年1月30日の三菱UFJ銀行の仲値(TTM)183.36円で当ブログが換算
PER(直近4四半期) 44.6倍 2024年10月〜2025年9月の希薄化後EPSの合計15.90ユーロ
PER(直近四半期×4、参考) 22.6倍 2025年7〜9月期の純利益3.84億ユーロ×4(減損の戻し入れ1.814億ユーロを含む)
(参考)戻し入れを除いた×4 42.8倍 3.84億−1.814億ユーロ=2.027億ユーロ×4
(参考)会社の調整後純利益×4 42.1倍 2.06億ユーロ×4(IFRSにはない指標)
益回り 2.24% 1÷PER(直近4四半期)
PBR 9.0倍 1株あたり純資産78.52ユーロ(2025年9月30日)
配当利回り 0.42% 2024年分の1株配当3.00ユーロ
FCF利回り 1.62% 2024年のFCF5.64億ユーロ÷時価総額
株主還元利回り 0.83% 2024年の配当の支払い+自社株買い2.87億ユーロ÷時価総額
2025年の株価の騰落率 −7.4% 2024年12月31日558.80ユーロ→2025年12月31日517.60ユーロ
2026年1月の株価の騰落率 +37.1% 2025年12月31日→2026年1月30日

※当ブログの計算。EPSの合計は株数の変化で厳密には足し算できない近似。騰落率は配当を含まない。

同じ株価で、PERは22.6倍から44.6倍まで開きます。直近四半期×4の22.6倍は、7〜9月期の純利益3.84億ユーロをそのまま4倍した値で、その中に一度きりの戻し入れ1.814億ユーロが入っています。戻し入れが毎四半期続くと仮定しているのと同じで、物差しとしてゆがんでいます。

戻し入れだけを除いて×4にすると42.8倍、会社の調整後純利益で×4にすると42.1倍です(当ブログの計算)。直近4四半期の44.6倍は、2025年1〜9月の減損と戻し入れがほぼ相殺された期間を含み、為替差損も入った実績の値です。この記事では、直近4四半期の44.6倍を主な物差しとして使います(当ブログの見方)。

大家業でいえば、ある月だけ臨時の入金があった物件の利回りを、その月の入金×12で計算するようなものです。表面上の利回りは高く見えますが、来月も同じ入金があるわけではありません。PERの「ランレート」を見るときは、その四半期に一度きりの項目がないかを先に確かめてください。

用語メモ:PER(株価収益率)=株価÷1株あたり利益。益回り=PERの逆数。PBR(株価純資産倍率)=株価÷1株あたり純資産(BPS)。ランレート=直近の四半期の利益が1年続くと仮定して年換算した値。

株式投資の目線では、ASMIの株価は「最先端ロジックの成膜」と「受注の戻り」に賭けている

ここからは、決算の数字を株式投資の銘柄選びにつなげます。ASMIは前工程の中でも成膜、それもALDとエピを柱にした会社で、メモリー向けは2025年に装置売上の20%未満の見込みです。私はこの株を、最先端ロジックの設備投資と、細った受注がどこまで戻るかに賭ける株だと見ています(当ブログの見方)。

株価と利益の向きは、2025年にはそろいませんでした。2024年10月〜2025年9月の純利益は7.83億ユーロで、2024年12月期の6.86億ユーロより14.2%多く、2025年1〜9月の営業利益も前年同期比32.4%増です(当ブログの計算)。それでも株価は2025年に7.4%下がり、10社の中央値(54.1%の上昇)を大きく下回りました。

その間に動いていたのは受注です。受注÷売上は4〜6月期0.84、7〜9月期0.80と下がり、受注残は1年足らずで27.9%減りました。株価は過去の利益より、受注と次の売上の向きに沿って動いたように見えます(当ブログの見方)。株価は暦年、利益は2024年10月〜2025年9月などの期間で、ずれがある点は割り引いてください。

2026年1月は37.1%上がり、10社の中央値26.5%を上回りました。この月には、1月19日の速報(受注約8億ユーロ)があり、その前の1月15日にも1日で11%上がっています(610.2→678.8ユーロ、株価サイトの値)。1日の値動きの理由は、会社の資料では説明されていません。

では、今の株価は何を前提にしているのか。直近4四半期のPER44.6倍は、10社の中央値52.0倍より低く、益回りは2.24%で中央値1.93%を上回ります。PBRは9.0倍で中央値18.9倍の半分以下。PBRをPERで割ったEPS÷BPSは20.2%で、2024年のROE19.7%とほぼ同じ水準です。

10社の最新通期のROEの中央値は31.5%で、ASMIはそれを下回ります。PBRが10社の中で低めなのは、資本の効率が中央値より低いことと表裏の関係にあると読めます(当ブログの見方)。手元の資金が厚く、借入金がないことも、ROEを押し下げる側に働きます。

お金の面では、FCF利回り1.62%(中央値1.74%)、株主還元利回り0.83%(中央値1.36%)、配当利回り0.42%(中央値0.43%)です。配当も自社株買いも続けていますが、還元の厚みは10社の中では控えめな側にあります。一方、ネットキャッシュは時価総額の3.1%で、中央値0.7%より厚めです。

利益の振れは、通期では小さく見えます。2021〜2024年の4期で営業利益が前の年を下回った年はなく、営業利益率は24.8〜28.4%の幅でした。ただし四半期では、売上が2025年1〜3月期の8.39億ユーロから10〜12月期の速報値6.98億ユーロへ、16.8%減っています。過去の通期の安定が、次の下り坂の浅さを約束するわけではありません(当ブログの見方)。

株価が動くきっかけになりそうなのは、まず次の決算で示される2025年の通期実績と、2026年の見通しです。会社は「slow start」と言いつつ2026年の増収を見込み、1〜3月期は10〜12月期からの「healthy increase」を予想しています。受注が速報の約8億ユーロの水準を保てるか、中国の受注が戻ったあとどう動くかも材料になります。

ほかに、新しい自社株買いの枠や配当の提案、ASMPT株の評価の動き、最先端ロジックのGAAへの移行の進み具合も、株価の前提を動かしうると考えます(当ブログの見方)。

下振れのリスクとして、この記事の数字から言えるのは四つです。一つ目は中国で、会社自身が2026年の中国の売上の2桁減を見込んでいます。二つ目は受注で、2025年4〜9月のように受注が売上を下回る四半期が続けば、受注残が減り、遅れて売上に響きます。

三つ目はASMPT株で、総資産の15.6%にあたる帳簿価額が減損や戻し入れで動き、報告ベースの純利益を大きく揺らします。四つ目は輸出規制で、会社は2025年7〜9月期の中国の受注の落ち込みに、規制の影響が含まれると説明しています。円で持つ人には、ユーロと円の為替も損益を動かします。

銘柄選びで確かめる点 この会社の数字(時点) 当ブログの見方
株価と利益の向き 2025年の株価−7.4%(中央値+54.1%)/2024年10月〜2025年9月の純利益は2024年比+14.2% 株価は利益より受注の向きに沿って動いたように見える
受注の戻り 受注÷売上0.84・0.80→1.15(2025年10〜12月の速報値)、受注残11.29億ユーロ(2025年9月末) 約8億ユーロの受注が続くかが最初の確認点
利益に対する株価の水準 PER(直近4四半期)44.6倍、益回り2.24%(中央値52.0倍・1.93%)、直近四半期×4は22.6倍 ×4は戻し入れでゆがむ。直近4四半期を主な物差しに
PBRとROE PBR9.0倍(中央値18.9倍)、EPS÷BPS20.2%、2024年のROE19.7% PBRの低さは、ROEの水準と表裏
株主に戻すお金 FCF利回り1.62%、株主還元利回り0.83%、配当利回り0.42%(2024年の実額など) 還元は続くが、厚みは控えめ。手元資金は厚い
中国と一過性の項目 2026年の中国の売上は2桁減の見込み(会社)、ASMPT株の帳簿価額8.17億ユーロ(2025年9月末) 売上と純利益の両方を、別々の要因が揺らす

この株の性格が合うかどうかは、投資の目的で分かれます。AI向けの最先端ロジックの設備投資を、成膜という一つの工程を通して見たい人には、性格の近い株だと思います。一方、配当で手取りを積み上げたい人には、配当利回り0.42%という数字がまず物差しになります(当ブログの見方)。

もう一つの分かれ目は、受注の波とASMPT株による純利益の振れを、四半期ごとに確かめ続けられるかです。今の株価の水準をどう見るかは、受注の戻りがどこまで続き、中国の減少をほかの地域でどこまで埋められると考えるかで変わります。

日本の個人が持てるかどうかも確かめておきます。ASMIはアムステルダムのEuronextに上場していますが、SBI証券が扱う外国株の9か国にオランダは入っておらず、楽天証券とマネックス証券のページにもEuronextの記載は見つかりませんでした(2026年1月時点。ほかの証券会社は未確認)。

米国の店頭市場(OTC)にはASMIYという銘柄がありますが、SBI証券の米国株は米国の取引所(NYSE・Nasdaq・Cboe)に上場する銘柄で、OTCは取扱市場に入っていません(SBI証券の説明書、2026年1月版)。ASMIYを扱う日本の証券会社のページも見つからず、その条件も未確認です。日本の個人が持つ経路は、かなり限られるのが2026年1月時点の状況です。

オランダの配当の源泉税と外国税額控除は、10社を比べて外国株の税金を取り上げる回で整理します。

ASMインターナショナルの決算は、受注と一過性の項目を1枚ずつはがして読む

ASMIの決算を並べると、売上は3年で約1.7倍、営業利益率は20%台半ば〜後半を保ち、借入金のない厚い財務の会社です。その一方で、2025年は受注が売上を下回る四半期が続いて受注残が減り、純利益はASMPT株の減損と戻し入れで大きく揺れました。数字の表面と中身が、層ごとに違う会社です。

次の決算でまず確かめたいのは、2025年の通期の実績が、速報の売上6.98億ユーロ・受注約8億ユーロとどう並ぶかです。そのうえで、2026年の見通しの中身、とくに1〜3月期の「healthy increase」がどの程度の数字で示されるか、受注残がどこで下げ止まるかを見たいと思います。

あわせて、中国の売上の減り方、粗利率が会社の見込みの約51%に近い水準を保てるか、在庫と契約負債の動き、新しい自社株買いの枠と2025年分の配当の提案も確かめたい数字です。ASMPT株の帳簿価額が動けば、純利益の見え方もまた変わります。

大家業を長く続けていると、通帳の残高が一度に増えた月ほど、その中身を一行ずつ確かめたくなります。家賃なのか、敷金なのか、保険金なのか。ASMIの決算も同じで、どの層の数字なのかをはがして見ると、受注の波という本当の動きが見えてきます。業界の地図を描く回、後工程のBesiとハンミ半導体を読む回、10社を比べる回もあわせてどうぞ。

 

※本記事は公表資料をもとにした情報提供を目的としたもので、特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。業績や株価に関する記述は当ブログの見方や試算で、将来の業績や株価を予想・保証するものではありません。

※数値は各社の決算資料・年次報告書・米国証券取引委員会(SEC)への提出書類などの公表資料をもとに当ブログが集計・計算したもので、四捨五入の関係で合計が合わない場合があります。数値は2026年1月31日までに公表されたもので、時点は本文・表に記載しています。円換算は2026年1月30日の為替レートによる参考値です。税制は2026年1月31日時点の法令にもとづき、令和8年度税制改正大綱の内容は今後の法改正で決まります。

出典・参考

  • ASM pre-announces Q4 bookings and revenue ahead of expectations(ASM International、MFN配信、2026年1月19日)https://mfn.se/all/a/asm-international-nv/asm-pre-announces-q4-bookings-and-revenue-ahead-of-expectations-6e92ee2b
  • ASM reports third quarter 2025 results(ASM International、GlobeNewswire配信、2025年10月28日)https://www.globenewswire.com/fr/news-release/2025/10/28/3175789/0/en/ASM-reports-third-quarter-2025-results.html
  • ASM reports third quarter 2025 results(ASM International、Nasdaqによる転載、2025年10月28日)https://www.nasdaq.com/press-release/asm-reports-third-quarter-2025-results-2025-10-28
  • ASM 2025 Q3 quarterly report(ASM International、2025年10月28日)https://www.asm.com/downloads/242322-quarterly-reports/2025-q3-quarterly-report
  • ASM Q3 2025 investor presentation(ASM International、2025年10月28日)https://www.asm.com/media/3gem1woe/q325_investor_presentation.pdf
  • ASM hosts Investor Day, provides new 2030 targets, revises H2 2025 outlook(ASM International、generation-ntによる転載、2025年9月23日)https://www.generation-nt.com/communiques-presse/asm-hosts-investor-day-provides-new-2030-targets-revises-h2-2025-2062822
  • ASM reports second quarter 2025 results(ASM International、generation-ntによる転載、2025年7月22日)https://www.generation-nt.com/communiques-presse/asm-reports-second-quarter-2025-results-2060543
  • ASM reports Q4 2024 results(ASM International、2025年2月25日)https://asm.com/media/jpcpe5ya/20250225-asm-reports-q4-2024-results.pdf
  • ASM International reports Q4 2022 results(ASM International、Euronext掲載、2023年2月28日)https://live.euronext.com/sites/default/files/company_press_releases/attachments/2023/02/28/cpr01_hugin_20230228%20ASM%20REPORTS%20Q4%202022%20RESULTS.pdf
  • 2024年全球半导体设备厂商Top10出炉(澎湃新闻、CINNO IC Researchのデータ、2025年3月5日)https://m.thepaper.cn/newsDetail_forward_30298973
  • Hanmi Semiconductor secures 71% global share in TC bonders(Asia Economy、TechInsightsの数字を引用、2025年12月22日)https://view.asiae.co.kr/en/article/2025122209224722092
  • The Netherlands expands export control measure for advanced semiconductor manufacturing equipment(オランダ政府、2024年9月6日)https://www.government.nl/latest/news/2024/09/06/the-netherlands-expands-export-control-measure-advanced-semiconductor-manufacturing-equipment
  • Klever: export controls on advanced semiconductor manufacturing equipment to be tightened(オランダ政府、2025年1月15日)https://government.nl/latest/news/2025/01/15/klever-export-controls-on-advanced-semiconductor-manufacturing-equipment-to-be-tightened
  • 外国株式取引に関する説明書(インターネット取引)(SBI証券、2026年1月)https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/bm/bm_260124_4_foint.pdf
  • 外国為替相場 2026年1月30日(三菱UFJリサーチ&コンサルティング、2026年1月30日)https://www.murc-kawasesouba.jp/fx/past/index.php?id=260130
  • 株価:Yahoo Finance ASM.AS historical prices(2025年12月〜2026年1月の終値)https://finance.yahoo.com/quote/ASM.AS/history/?period1=1766361600&period2=1769817600
  • 株価:Yahoo Finance ASM.AS historical prices(2024年12月の終値)https://finance.yahoo.com/quote/ASM.AS/history/?period1=1734912000&period2=1735948800