東雲結子:先生、雪まつりの写真を撮りすぎて、SDカードがいっぱいになりました。雪像の写真より、雪像の前で震えながらピースしている私の写真のほうが多いんですけど。
税理士石井:ははは、それはもう雪まつりの記録というより、東雲さんの写真集ですね。そのカード、裏を見ると「SanDisk」と書いてありませんか?
東雲結子:あっ、書いてあります。この会社、最近独立したばかりって聞きました。独立したてなら、私と同じで伸びしろしかありませんね!
税理士石井:うーん、伸びしろは株価のほうが先に使ったかもしれません。2025年2月にウエスタンデジタルから分かれて、ナスダックでの上場初日の終値は48.60ドル。それが2026年1月30日には576.25ドルです。
東雲結子:えっ、10倍以上! 小さな雪玉を転がしていたら、いつの間にか雪像になっていた感じです。
税理士石井:ところが決算書を開くと、直近4四半期の1株利益は、米国の会計基準で合計マイナス7.59ドルなんです。分離のあと株価が下がった時期に、のれんの減損を18.3億ドル計上したからです。
東雲結子:株価は雪崩のように上がって、利益は雪の下……。PERを計算しようとしたら、電卓まで凍えて止まりました。
税理士石井:ふふ、赤字だと実績のPERは出せないんです。しかも工場はキオクシアとの合弁で、稼働してもしなくても固定費の半分を払う約束。大家さんでいえば、空室が出ても固定資産税の半分を払い続ける、共有名義のアパートです。
東雲結子:共有名義……。相方さんとの契約書まで読まないと、本当の手取りは分からないんですね。
税理士石井:そのとおりです。今回は、独立の前と後で数字の意味がどう変わるか、四半期の急回復、キオクシアとの合弁、そして今の株価が何を前提にしているかを、雪を払うように一枚ずつ見ていきましょう。
連載の第5回は、サンディスク(Sandisk Corporation、米ナスダック上場、ティッカーSNDK)です。SDカードの名前でおなじみですが、事業の中心はNANDフラッシュ(電源を切ってもデータが残るメモリー)と、それを使ったSSD(半導体のストレージ)です。2025年2月21日にウエスタンデジタル(以下WD)から分離し、2月24日にナスダックで単独の株として通常の取引が始まりました。
サンディスクの決算は、読む前の下ごしらえが多い決算です。会計年度は6月30日に最も近い金曜日に終わり、2025年6月期(FY2025)は2024年6月29日〜2025年6月27日でした。分離より前は、WDの一部門だった時期の数字を切り出した財務で、そのうえ2025年6月期にはのれんの減損18.3億ドルが入っています。
材料は、2026年1月29日に発表されたFY2026第2四半期(2025年10月4日〜2026年1月2日)の決算と次の四半期の会社予想、2025年6月期の年次報告書(Form 10-K)、キオクシアとの合弁延長の発表などです。会計は米国会計基準(US GAAP)の連結で、金額は百万ドルの開示を億ドルに四捨五入しました。四半期は「10〜12月期」のように月の目安で呼びます。
後半では、決算の数字を株式投資の銘柄選びにどうつなげるかも、アナリストの目線で整理します。
| この記事の要点 | 根拠となる数字 |
| WDから独立したNAND専業で、分離前の数字は切り出し財務 | 2025年2月21日に分離。2025年6月期はのれん減損18.3億ドルで営業赤字13.8億ドル |
| 四半期では利益率が急回復し、会社予想はさらに上 | 粗利益率22.5%(2025年1〜3月期)→50.9%(2025年10〜12月期)、次の四半期の予想64.9〜66.9% |
| 工場はキオクシアとの合弁で、契約を2034年まで延長 | 出資49.9%、固定費の半分を負担、延長の対価11.65億ドル(2026〜2029年に分割) |
| 銘柄選びの目線:株価は急回復した利益が続くことを前提にしている | 実績PERは赤字で計算できず、non-GAAPの会社予想×4で11.1倍、PBR8.33倍 |
サンディスクは独立したてのNAND専業、SDカードからデータセンター向けSSDまで
サンディスクは売上を3つの最終市場に分けて開示しています。データセンター(旧クラウド)はデータセンターやクラウド事業者向け、エッジ(旧クライアント)はパソコン・スマホ・ゲーム機・自動車などの機器メーカーや流通向け、コンシューマーは店頭などで個人に売る製品です。
2025年6月期の売上高73.6億ドルのうち、エッジが41.3億ドルで56.1%、コンシューマーが22.7億ドルで30.8%、データセンターは9.6億ドルで13.1%でした(構成比は当ブログの計算)。SDカードの会社という印象とは違い、売上の半分以上は機器メーカーなどに向けたエッジです。
業界での位置を、調査会社TrendForceの数字で見ておきます。2025年7〜9月のNANDの売上で、サンディスクは約23.1億ドル。サムスン電子(60.0億ドル)、SKグループ(約35.3億ドル、SKハイニックスとソリダイムの合計)、キオクシア(28.4億ドル超)、マイクロン・テクノロジー(以下マイクロン、約24.2億ドル)に続く上位5社の5番目でした。
分離は、WDの株主に、WD株1株につきサンディスク株3分の1株を配る形で行われました(基準日は2025年2月12日)。WD自身は、分離時にサンディスク株の19.9%を手元に残しました。分離後のWDは、ハードディスク(HDD)を軸にしたデータストレージの会社になりました。
大家業でいえば、親の家業から独立して、自分名義の看板を掲げたばかりの事業者です。ただし後で見るとおり、工場という「建物」はキオクシアとの共有名義です。
用語メモ:NANDフラッシュ=電源を切ってもデータが残る不揮発性メモリーの一種で、SSDやスマホのストレージに使われる。SSD=NANDを使った記憶装置。HDD(ハードディスク)=磁気ディスクを使う記憶装置。スピンオフ=親会社が子会社の株を自社の株主に配って切り離すこと。
分離前の数字は切り出し財務、1株利益は名目の値として読む
まず押さえたいのが、分離前の数字の性格です。2023年6月期から2025年6月期の分離日(2025年2月21日)までの財務は、WDの中のフラッシュ事業の数字を切り出して作った「カーブアウト財務」です。独立した会社として実際に営業していた期間の数字ではありません。
1株あたりの数字も同じです。分離前の期間のEPS(1株あたり純利益)は、分離日の発行済株式数(WDが残した分を含む)である約1.45億株を当てはめた名目の値です。分離前のEPSを、ほかの会社のEPSと同じ感覚で比べるのは避けたほうが安全です(当ブログの見方)。
大家業でたとえるなら、親から引き継いだアパートの、引き継ぐ前の収支を親の帳簿から抜き出して作った試算表です。自分が独立した大家として営んでいた期間の帳簿ではない、という点が肝心です。
会計年度は52週か53週で、6月30日に最も近い金曜日に終わります。今のFY2026は2025年6月28日〜2026年7月3日の53週で、第1四半期(7〜9月期)が14週ありました。通常の13週より1週長いので、この四半期を前の四半期や前年と比べると、伸びが大きく見えます。
もう一つ、会社の予想はEPSを「non-GAAP」でしか示していません。GAAPの数字から、会社が独自の基準で一部の費用などを調整した数字です。この回では、GAAPとnon-GAAPを必ず書き分けます。
用語メモ:カーブアウト財務=親会社の一部門だった期間の数字を切り出して作った財務諸表。GAAP=米国の会計基準。non-GAAP=会社がGAAPの数字を独自に調整した参考値。EPS=1株あたり純利益。
サンディスクの決算を3年で見ると営業赤字が続き、2025年6月期はのれん減損で赤字が膨らんだ
| 億ドル(%) | 2023年6月期 | 2024年6月期 | 2025年6月期 |
| 売上高 | 60.9 | 66.6 | 73.6 |
| 粗利益率(%) | 7.1 | 16.1 | 30.1 |
| 研究開発費 | 11.7 | 10.6 | 11.3 |
| 研究開発費比率(%) | 19.2 | 15.9 | 15.4 |
| のれんの減損 | 6.7 | 0.0 | 18.3 |
| 営業利益 | −20.4 | −4.7 | −13.8 |
| 営業利益率(%) | −33.4 | −7.0 | −18.7 |
| 純利益 | −21.4 | −6.7 | −16.4 |
| 希薄化EPS(ドル、名目) | −14.78 | −4.63 | −11.32 |
| 〔non-GAAP〕営業利益 | ― | −3.1 | 6.9 |
※US GAAP・連結。2023年6月期は2022年7月2日〜2023年6月30日、2024年6月期は2023年7月1日〜2024年6月28日、2025年6月期は2024年6月29日〜2025年6月27日(いずれも52週)。2025年2月21日まではWDからのカーブアウト財務で、EPSは分離日の発行済株式数約1.45億株による名目値。比率は当ブログの計算。non-GAAPは会社の調整後の値。2022年6月期以前は、この回で使った資料の範囲外です。
売上高は、2023年6月期の60.9億ドルから2025年6月期の73.6億ドルへ、2年で20.9%増えました(当ブログの計算)。ところが営業利益は、3期とも赤字です。
いちばん深い谷は2023年6月期で、粗利益率はわずか7.1%にとどまりました。研究開発費だけで売上の19.2%かかっていたので、のれんの減損6.7億ドルを足し戻しても、営業損失は13.6億ドル(営業利益率−22.4%)になります(当ブログの計算)。
業界団体WSTSによると、2023年(暦年)のメモリー市場は前年比28.9%縮みました。2023年6月期の数字は、そのメモリー不況のど真ん中の決算です(当ブログの見方)。
2025年6月期は、粗利益率が30.1%まで戻りました。それでも営業赤字が13.8億ドルに膨らんだのは、のれんの減損18.3億ドルのためです。減損を足し戻すと、営業利益は約4.5億ドルの黒字、営業利益率は約6.2%になります(当ブログの計算)。会社のnon-GAAPの営業利益は6.9億ドルでした。
減損を計上したのは、2025年1〜3月期(2024年12月28日〜2025年3月28日)です。会社は「identified potential impairment indicators related to the trading price of the Company’s common stock」と説明しています。分離のあと株価が下がったことを、減損の兆しと判断したという意味です。
税理士の目で見ると、のれんの減損はお金が出ていく費用ではありません。帳簿に載せていた「のれん」の価値を一度に引き下げる処理です。大家業でいえば、物件を買ったときに払った立地のプレミアム分を、相場が下がったので帳簿から落としたようなもの。手元の現金は減らなくても、損益計算書は大きな赤字になります。
用語メモ:のれん=会社や事業を買ったとき、相手の純資産より多く払った分。減損=資産の価値が下がったときに帳簿の金額を引き下げ、その分を損失にする処理。粗利益率=売上総利益÷売上高。
四半期で見ると、粗利益率は22.5%から50.9%へ。会社予想は64.9〜66.9%
| 四半期(月は目安) | 売上高(億ドル) | 粗利益率(%) | 営業利益(億ドル) | 営業利益率(%) | 純利益(億ドル) |
| 2024年1〜3月期 | 17.1 | 27.2 | 0.7 | 3.8 | 0.3 |
| 2024年4〜6月期 | 17.6 | 36.1 | 2.0 | 11.3 | 1.2 |
| 2024年7〜9月期 | 18.8 | 38.6 | 2.9 | 15.5 | 2.1 |
| 2024年10〜12月期 | 18.8 | 32.3 | 2.0 | 10.4 | 1.0 |
| 2025年1〜3月期 | 17.0 | 22.5 | −18.8 | −111.0 | −19.3 |
| 2025年4〜6月期 | 19.0 | 26.2 | 0.2 | 0.9 | −0.2 |
| 2025年7〜9月期(14週) | 23.1 | 29.8 | 1.8 | 7.6 | 1.1 |
| 2025年10〜12月期 | 30.3 | 50.9 | 10.7 | 35.2 | 8.0 |
| 2026年1〜3月期(会社予想) | 44〜48 | 64.9〜66.9 | ― | ― | ― |
※US GAAP。四半期は金曜日締めで、2024年1〜3月期はFY2024第3四半期(2023年12月30日〜2024年3月29日)、2025年10〜12月期はFY2026第2四半期(2025年10月4日〜2026年1月2日)。2025年1〜3月期の営業赤字はのれん減損18.3億ドルを含む。会社予想は2026年1月29日公表で、期間(2026年1月3日〜4月3日)は会計年度のルールから当ブログが計算。

図の上段は、2024年1〜3月期から2025年10〜12月期までの四半期売上高を、データセンター(オレンジ)、エッジ(濃い灰色)、コンシューマー(薄い灰色)に分けて積み上げた棒です。いちばん右の斜線の棒が、2026年1〜3月期の会社予想44〜48億ドル。直近の30.3億ドルから、もう一段高い棒が描かれています。
棒の上の数字は売上高の合計で、上段のいちばん上の行には、そのうちデータセンター向けの売上高が並びます。2024年1〜3月期の1.0億ドルから、直近は4.4億ドルです。
下段はGAAPの粗利益率です。2024年7〜9月期の38.6%から2025年1〜3月期の22.5%へ下がり、そこから26.2%、29.8%、50.9%と上がりました。破線の先の白丸が、会社予想の中央65.9%(当ブログの計算)です。
2025年10〜12月期の売上高は30.3億ドルで、前年同期比61.2%増、前の四半期比31.1%増です(当ブログの計算)。前の四半期は14週、この四半期は13週なので、1週あたりに直すと41.1%増になります(当ブログの計算)。営業利益は10.7億ドル、営業利益率は35.2%でした。
純利益は8.0億ドルで、希薄化EPSはGAAPで5.15ドル、non-GAAPで6.20ドルです。2026年1〜3月期の会社予想は、売上高44〜48億ドル、GAAPの粗利益率64.9〜66.9%、non-GAAPのEPS12.00〜14.00ドル。GAAPのEPSの予想は示されていません。
会社予想の出し方にも癖があります。2025年4〜6月期の売上予想17.5〜18.5億ドルに実績19.0億ドル、7〜9月期は21〜22億ドルに23.1億ドル、10〜12月期は25.5〜26.5億ドルに30.3億ドル。3回続けて予想の上限を超えました。10〜12月期はnon-GAAPのEPSも、予想3.00〜3.40ドルに対して6.20ドルでした。
なぜ利益率がここまで戻ったのか。会社は2025年5月7日に「We have taken actions to reduce supply to match demand and commenced price increases this quarter.」と述べていました。需要に合わせて供給を減らし、この四半期から値上げを始めた、という説明です。
2026年1月29日には、CEOが「structural reset to align supply with attractive, sustained demand」(魅力的で持続的な需要に供給を合わせる構造的な見直し)という言葉を使っています(会社資料の英文を当ブログが訳出)。値上げと供給の絞り込みが、会社自身の説明の軸です。
業界の価格も同じ方向に動きました。TrendForceのNAND契約価格の予測(前期比、暦年の四半期)は、2025年1〜3月期の10〜15%下落から、10〜12月期は20〜25%上昇(2025年12月3日の改定)、2026年1〜3月期は33〜38%上昇(2026年1月5日)へ変わっています。大家業でいえば、募集する部屋を絞って空室を減らし、相場が上がったところで家賃を改定した形です(当ブログの見方)。
データセンター向けは前年同期比76%増、ただし7〜9月期は前年を下回っていた
| 億ドル | 2024年7〜9月期 | 10〜12月期 | 2025年1〜3月期 | 4〜6月期 | 7〜9月期(14週) | 10〜12月期 |
| データセンター(旧クラウド) | 3.0 | 2.5 | 2.0 | 2.1 | 2.7 | 4.4 |
| エッジ(旧クライアント) | 10.7 | 10.3 | 9.3 | 11.0 | 13.9 | 16.8 |
| コンシューマー | 5.1 | 6.0 | 5.7 | 5.9 | 6.5 | 9.1 |
※FY2026第1四半期(2025年7〜9月期)から、クラウドをデータセンター、クライアントをエッジに改称。過去の数値は変わらない。百万ドルの開示を億ドルに四捨五入。
ここは読み違えやすいところです。名前が「データセンター」に変わった2025年7〜9月期、データセンター向けの売上は2.7億ドルで、前年同期の3.0億ドルを10.3%下回りました(当ブログの計算)。売上全体は14週のおかげもあって伸びていたのに、です。
伸びがはっきりしたのは10〜12月期です。データセンター向けは4.4億ドルで、会社の発表では前の四半期比64%増、前年同期比76%増。会社は、AIのインフラを作る企業、セミカスタム品の顧客、AIを大規模に使う企業の需要がけん引したと説明し、CEOは「accelerating enterprise SSD deployments」(企業向けSSDの導入の加速)に触れました。
ただ、データセンター向けはまだ売上の14.5%にすぎません(当ブログの計算)。10〜12月期の伸びは、エッジ向けの前年同期比63.2%増、コンシューマー向けの51.7%増と、すべての市場に及んでいます(当ブログの計算)。値上げが製品全体に効いている姿と読めます(当ブログの見方)。
これからの顧客について、会社は2025年11月6日に、大手クラウド事業者(ハイパースケーラー)2社で製品の認定(クオリフィケーション)が進んでいて、2026年(暦年)には3社目と大手のストレージ機器メーカーを見込み、5社の大手と話を進めていると説明しています。最新世代のNAND「BiCS8」は7〜9月期の出荷ビットの15%で、FY2026の終わりには生産ビットの過半になる見込みです。
業界側の見方も紹介しておきます。TrendForceは2025年9月25日のリリースで、HDDの品不足と納期の長期化で、クラウド大手の需要がQLC方式の企業向けSSDに移ったと説明し、サンディスクが10%の値上げを表明したことにも触れています。TrendForceの見立てでは、元の親会社WDの主力であるHDDの品不足が、NANDの追い風の一つになったわけです。
顧客と地域も見ておきます。2025年6月期の売上のうち、上位10社の顧客が40%で、10%を超える1社はありません。地域別では中国が20.4億ドル、香港が13.0億ドルで、合わせて売上の45.4%を占めました(地域区分の基準は、当ブログが読んだ資料の該当箇所では確認できていません)。輸出規制とサンディスクの関係について、当ブログが集めた資料には具体的な記述がありません。
用語メモ:エンタープライズSSD=企業のITインフラなどで使う、高性能・高信頼性のSSD。ハイパースケーラー=巨大なデータセンターを運営する大手クラウド事業者。QLC=1つのメモリーセルに4ビットを記憶する方式で、容量あたりの単価が安い。BiCS8=サンディスクの最新世代のNAND。会社は性能・密度・電力効率を高めると説明している。
キオクシアとの合弁は「共有名義の工場」、稼働に関係なく固定費の半分を払う
サンディスクの決算を読むうえで、いちばん独特なのがキオクシアとの合弁(Flash Ventures)です。Flash Partners、Flash Alliance、Flash Forwardの3社からなり、出資はサンディスク49.9%、キオクシア50.1%。工場は四日市に6棟、北上に1棟あると年次報告書は記しています。
仕組みはこうです。キオクシアがウエハーを原価で製造し、サンディスクは「cost plus a small markup」、つまり原価に小さな上乗せをした価格で買います。生産量は原則50%ずつ引き取り、購入は円建てです。
そしてサンディスクは「obligated to pay for half of Flash Ventures’ fixed costs regardless of the output」、生産量にかかわらず固定費の半分を払う義務を負っています。
これは、共有名義のアパートとよく似ています。満室でも空室でも、ローンと固定資産税は持分に応じて払う。設備はリースで一部を調達していて、リース債務は両社が50%ずつ保証しています。サンディスクの保証は、2025年6月27日時点で14.04億ドル(2,030億円)でした。
稼働を落としたときの費用も、数字で出ています。年次報告書は、稼働の引き下げに伴う費用を2024年6月期に2.49億ドル、2025年6月期に0.75億ドルとしています。部屋を寝かせても固定費は出ていく。NANDの値下がり局面で利益が深く沈む理由の一つは、ここにあると私は見ています(当ブログの見方)。
一方、サンディスク自身の設備投資は小さく、2025年6月期は2.0億ドル、売上の2.8%でした。この連載で比べる7社の中央値20.2%を大きく下回ります。
合弁の設備は一部をリースで調達し、サンディスクはその固定費の半分を負担しているので、設備投資の少なさを身軽さと読むのは早計です(当ブログの見方)。TrendForceは、キオクシアとサンディスクのNANDの2026年の設備投資を45億ドル(前年比41%増)と推計しています(会社が公表した計画ではありません)。
この合弁について、両社は2026年1月29日(米国、キオクシアの日本語の発表は1月30日)に契約の延長を公表しました。四日市の合弁契約を2029年12月31日から2034年12月31日まで5年延長し、北上の合弁はすでに2034年12月31日までの契約で、期限がそろいます。
その対価として、サンディスクは製造サービスと製品の継続的な供給のために、11.65億ドル(約1,790億円、2026年1月30日の為替レート1ドル153.66円で当ブログが換算)を2026〜2029年に分割で支払います。大家業でいえば、共有物件の運営契約を5年更新し、その更新料を4年がかりで払うようなものです(当ブログの見方)。
なお、相手のキオクシアは2024年12月18日に東証プライムに上場しています(証券コード285A)。合弁の相手方の決算も、同じ工場を別の角度から見る材料になります。
用語メモ:合弁会社=複数の会社が出資して共同で運営する会社。ウエハー=半導体を作る円盤状の基板。リース債務=設備を借りて使う契約にもとづく支払い義務。
財務はネットキャッシュ9.4億ドルに。半年で借入金12.5億ドルを返し、配当はない
| 億ドル(%) | 2024年6月末 | 2025年6月末 | 2025年10月3日 | 2026年1月2日 |
| 総資産 | 135.1 | 129.9 | 127.5 | 130.0 |
| 現金同等物 | 3.3 | 14.8 | 14.4 | 15.4 |
| 棚卸資産 | 19.6 | 20.8 | 19.1 | 19.7 |
| のれん | 72.1 | 50.0 | 50.0 | 50.0 |
| 有利子負債 | 0.0 | 18.5 | 13.5 | 6.0 |
| ネットキャッシュ | 3.3 | −3.7 | 0.9 | 9.4 |
| 純資産 | 110.8 | 92.2 | 93.8 | 102.1 |
| 自己資本比率(%) | 82.1 | 71.0 | 73.6 | 78.6 |
※US GAAP・連結。2024年6月末は2024年6月28日、2025年6月末は2025年6月27日。2024年6月末はカーブアウトで、純資産はWDからの純投資。WD向けの関係会社手形8.14億ドルなどは有利子負債に含めていない。有利子負債は帳簿価額。ネットキャッシュ(現金同等物−有利子負債)と自己資本比率は当ブログの計算。
分離した2025年6月期末、サンディスクは有利子負債18.5億ドルを抱え、ネットキャッシュはマイナス3.7億ドルでした。それが2026年1月2日には、有利子負債6.0億ドル、現金同等物15.4億ドルで、ネットキャッシュはプラス9.4億ドルです。半年余りで13.0億ドル改善した計算になります(当ブログの計算)。
FY2026の上期(2025年6月28日〜2026年1月2日の27週)に、2032年満期のタームローンBを12.5億ドル返済しました。15億ドルの融資枠(リボルバー)は使っていません。戻ってきた現金を、まず借入れの返済に回した半年と読めます(当ブログの見方)。
| 億ドル | 2023年6月期 | 2024年6月期 | 2025年6月期 | FY2026上期(27週) |
| 営業CF | −7.1 | −3.1 | 0.8 | 15.1 |
| 設備投資 | 2.2 | 1.7 | 2.0 | 0.9 |
| FCF(営業CF−設備投資) | −9.3 | −4.8 | −1.2 | 14.2 |
| 配当金の支払い | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
※設備投資は有形固定資産の取得。FCFは当ブログの計算。会社定義の調整後FCF(Flash Venturesとの資金の出入りを加えたnon-GAAPの値)は、FY2026上期で12.9億ドル。
営業CF(本業で稼いだ現金)は3期のうち2期がマイナスで、2025年6月期も0.8億ドルにとどまりました。FY2026の上期は15.1億ドルに跳ね、FCF(フリー・キャッシュ・フロー)は14.2億ドルです。3年間の現金の苦しさが、半年で入れ替わった形です。
在庫も見ておきます。棚卸資産は2025年6月末の20.8億ドルから2026年1月2日の19.7億ドルへ少し減りました。売上原価に対する在庫の日数は、2025年6月期末の148日から、10〜12月期末は約121日に下がっています(当ブログの計算。年は365日、四半期は13週=91日で換算)。大家業でいえば、空室在庫が減って回転が速くなった状態です。
株主還元は、今のところありません。会社のIRページは「Sandisk does not currently pay a dividend.」と書いています。自社株買いもなく、年次報告書のリスク要因には、借入れの契約に配当や自社株買いを制限する条項があることが記されています。
もう一つ、株の需給に関わる事実があります。WDは分離時に残した19.9%のうち、2025年6月に約2,131万株を自社の借入れと引き換えに金融機関へ渡し、金融機関が1株38.50ドルで売り出しました(サンディスクの手取りはなし)。
残りの約751万株(5.1%)は2025年10月3日時点で保有していて、WDの2026年1月2日時点の決算にも保有分が計上されています。WDは、分離日から1年以内に残りを現金化する方針だと説明していました。
用語メモ:ネットキャッシュ=現金から有利子負債を引いた額。営業CF=本業で稼いだ現金の出入り。FCF(フリー・キャッシュ・フロー)=営業CFから設備投資を引いた、会社が自由に使えるお金の目安。タームローン=返済期限を決めた借入れ。リボルバー=決めた枠の中で必要なときに借りられる融資枠。
2026年1月30日の株価で見ると、実績PERは計算できず、PBRは8.33倍
| 指標 | 値 | 前提 |
| 株価(終値) | 576.25ドル | 2026年1月30日、二次資料(FinancialContent) |
| 時価総額 | 850.4億ドル(約13.1兆円) | 147,567,249株(2026年1月23日、2026年1月30日提出の10-Q表紙)で計算。円は1ドル153.66円で換算 |
| 実績PER | 計算できず | 直近4四半期のGAAP希薄化EPS合計−7.59ドル(赤字) |
| 直近四半期×4のPER | 28.0倍 | 2025年10〜12月期のGAAP EPS 5.15ドル×4(参考値) |
| 会社予想×4のPER(non-GAAP) | 11.1倍 | 2026年1〜3月期のnon-GAAP EPS予想の中央値13.00ドル×4 |
| PBR | 8.33倍 | 1株純資産69.21ドル(2026年1月2日の純資産÷2026年1月23日の株数) |
| 配当利回り | 0.00% | 無配 |
| 株価の騰落率 | +388.4%(上場初日→2025年末)、+142.8%(2026年1月) | 48.60ドル(2025年2月24日)→237.38ドル(2025年12月31日)→576.25ドル |
※当ブログの計算。株価は二次資料(上場初日はYahoo Finance)。直近4四半期は2024年12月28日〜2026年1月2日。×4は単純な年換算で、予想ではない。会社予想のEPSは希薄化後の約1.57億株が前提。
実績PER(株価収益率)は、直近4四半期のGAAPのEPSが合計マイナス7.59ドルで、計算できません。マイナスの大半は、2025年1〜3月期ののれん減損による損失です。同じ4四半期をnon-GAAPで足すと7.41ドルで、PERは77.8倍になります(参考値)。
会社予想を4倍した11.1倍は、non-GAAPの数字です。益回り(PERの逆数)にすると約9.0%(当ブログの計算)。大家業でいえば、「次の3か月の家賃の見込みが1年続くなら、表面利回り9%の物件」という値段で、見込みが続くことが前提の数字です。
1月30日の値動きも、二次資料(FinancialContent)で記録しておきます。決算発表の日(1月29日)の終値は539.30ドル、30日は日中に676.69ドルまで上がり、533.00ドルまで下がりました。高値と安値の差は安値の約27%に達します(当ブログの計算)。
用語メモ:PER(株価収益率)=株価÷1株あたり純利益。PBR(株価純資産倍率)=株価÷1株あたり純資産(BPS)。益回り=1株あたり利益÷株価で、PERの逆数。
株式投資の目線では、サンディスク株はNAND価格の波とデータセンター向けの伸びに賭ける株
ここからは、決算の数字を株式投資の銘柄選びにつなげます。サンディスク株が主に映しているのは、NANDの価格の波だと私は見ています(当ブログの見方)。NANDの専業で、工場の固定費を合弁で抱えているぶん、価格が動くと利益が大きく振れます。そこに、データセンター向けSSDがどこまで育つかという期待が重なっています。
大家業でいえば、家賃相場の波をそのまま受ける、固定費の重い物件です。相場が上がる局面では手取りが一気に増え、下がる局面では固定費だけが残る。独立して1年に満たないので、株価の歴史が短いことも頭に入れておきたい点です。
株価と利益の向きは、そろっています。株価は上場初日の終値から2025年末までに388.4%、2026年1月だけで142.8%上がり、1月の上昇率はこの連載の7社で最も大きい値です。利益の側も、2025年10〜12月期の営業利益は前年同期比446.2%増でした(当ブログの計算)。
ただし、株価の騰落率は2025年2月24日からの1年に満たない期間で、会計年度は6月に終わります。2025年6月期の純損失16.4億ドルは減損を含み、株価が上がった期間と利益の期間はずれています。
今の株価が前提にしていることを、倍率で見ます。GAAPの直近四半期×4のPERは28.0倍で、この連載の7社のうち値のある6社の中央値22.7倍を上回ります。non-GAAPの会社予想×4は11.1倍で、会社予想を数字で出すもう1社のマイクロンは12.7倍(GAAP)でした。基準が違うので、横並びでは比べられません。
GAAPとnon-GAAPの差も確かめます。10〜12月期のEPSは、GAAP5.15ドルがnon-GAAP6.20ドルより約17%低い値でした。1〜3月期の営業費用の予想も、GAAPで4.96〜5.32億ドル、non-GAAPで4.50〜4.70億ドルです。GAAPのEPSの予想は示されていないので、GAAPでの会社予想×4のPERは計算できません。11.1倍はnon-GAAPの値として読む必要があります。
PBR8.33倍は、この連載の7社で最も高い値です(中央値5.94倍)。PBRをPERで割ると「EPS÷BPS」になり、会社予想×4のnon-GAAP EPSで見ると75.1%(当ブログの計算)。2025年6月期のROE(自己資本利益率)はマイナス16.2%でしたから、株価は、ROEが劇的に改善し、その水準が続くことを前提にしています(当ブログの見方)。
純資産102.1億ドルのうち約49%が、のれんであることも覚えておきたい点です(当ブログの計算)。
お金の面では、FCF利回りは2025年6月期のFCFで−0.14%(7社の中央値0.47%)、株主還元利回りは0.00%、ネットキャッシュは時価総額の1.10%です。FY2026上期(27週分)のFCF14.2億ドルは時価総額の1.67%(当ブログの計算)。株主に戻すお金ではなく、利益の伸びそのものに値段がついている株です(当ブログの見方)。
用語メモ:ROE(自己資本利益率)=純利益÷自己資本。EPS÷BPS=1株あたり利益÷1株あたり純資産で、PBR÷PERと同じ。FCF利回り=FCF÷時価総額。株主還元利回り=配当と自社株買いの合計÷時価総額。中央値=値を小さい順に並べたときの真ん中の値。
銘柄選びでは、会社予想の達成、合弁の費用、WDの持ち株の行方を確かめたい
利益の振れを確かめます。3期の営業利益率は−7.0%から−33.4%で、すべて赤字でした。四半期では、減損を除いた2025年1〜3月期の営業利益率約−3.0%(当ブログの計算)から、10〜12月期の35.2%まで。粗利益率は2023年6月期の7.1%から、会社予想の65.9%(中央値)までの幅で動きます。1年で利益の景色が一変する事業です(当ブログの見方)。
株価が動くきっかけは、まず会社予想です。この3四半期、売上の実績は毎回予想の上限を超えました。次の決算で、売上高44〜48億ドル、粗利益率64.9〜66.9%、non-GAAPのEPS12.00〜14.00ドルに対してどう出るか、その次の四半期の予想をどう置くかが材料になります(当ブログの見方)。
ほかに、TrendForceなどが示すNANDの契約価格の向き、ハイパースケーラーでの製品認定の進み具合、BiCS8の立ち上がりがあります。株の需給では、WDが持つ約751万株(5.1%)を、WD自身が分離日から1年以内に現金化する方針だと説明していた点です。終値で計算すると約43.3億ドル分にあたります(当ブログの計算)。
下振れのリスクは四つあると考えます。一つ目はNAND価格の反転です。2023年6月期の粗利益率7.1%が示すように、値下がりの局面では利益が深く沈みます。二つ目は合弁の費用で、固定費の半分は稼働に関係なく払い、延長の対価11.65億ドルも2026〜2029年に分割で出ていきます。
三つ目は需要の中身です。TrendForceは、HDDの品不足がクラウド大手の需要をSSDに向けたと説明しています。品不足という事情が変われば、需要の見え方も変わりうると私は見ています(当ブログの見方)。四つ目は、2025年6月期の売上の45.4%を占める中国と香港への依存と、約50億ドル残るのれんです。2025年1〜3月期には、株価の下落をきっかけに減損を計上しました。
| 銘柄選びで確かめる点 | この会社の数字(時点) | 当ブログの見方 |
| 株価と利益の向き | 上場初日→2025年末+388.4%、2026年1月+142.8%/10〜12月期の営業利益は前年同期比+446.2% | 利益の急回復と株価の上昇がそろう。期間のずれに注意 |
| 利益に対する株価の水準 | 実績PERは赤字で計算できず。会社予想×4で11.1倍(non-GAAP)、直近四半期×4で28.0倍(GAAP)(2026年1月30日) | 1〜3月期の予想の水準が続くことが前提 |
| PBRとROE | PBR8.33倍(7社で最も高い)、予想×4(non-GAAP)のEPS÷BPS75.1%、2025年6月期のROE−16.2% | 非常に高い資本効率が続くことが前提 |
| 利益の振れ | 粗利益率7.1%(2023年6月期)、22.5%(2025年1〜3月期)→50.9%(10〜12月期) | NAND価格の波で利益が大きく動く |
| 合弁の費用 | 固定費の半分を負担、延長の対価11.65億ドル(2026〜2029年に分割) | 稼働が落ちる局面で重くなる |
| 株主への還元と財務 | 無配、株主還元利回り0.00%、ネットキャッシュ9.4億ドル(2026年1月2日) | 還元より借入れの返済が先に進んだ |
この株の性格が合うかどうかは、投資の目的で分かれます。配当で家計を補いたい人には、無配という事実がまず物差しになります。NANDの価格の波とデータセンター向けの伸びをどう読むか、そして1日の高値と安値が約27%開くような値動きを受け止められるかが、この株を選ぶかどうかの分かれ目だと思います(当ブログの見方)。
サンディスクはナスダック上場の米国株なので、日本の個人投資家は、米国株を扱うネット証券(SBI証券は2025年2月14日現在の手数料ページ、楽天証券は日付のない外国株式のページで米国株の取扱いを確認)を通じて売買することになります。ただ、サンディスクの銘柄ごとの取扱いは、当ブログでは各社で確かめていません。
配当がないので、外国株の配当にかかる二重課税の話は、今のところこの株には当てはまりません。売却益の税金や為替の扱いは、外国株の配当と税金を比べる回で取り上げます。
サンディスクの決算は「独立の前と後」と「共有名義の工場」を分けて読む
サンディスクの決算は、のれん減損18.3億ドルで2025年6月期が赤字になった一方、2025年10〜12月期には粗利益率50.9%、営業利益率35.2%まで急回復しました。会社は次の四半期に、粗利益率64.9〜66.9%を見込んでいます。
ただ、分離前の数字は切り出し財務で、1株利益も名目の値です。工場はキオクシアとの共有名義で、稼働に関係なく固定費の半分を払い、2034年までの延長には11.65億ドルの対価がかかります。独立の前と後、自社と合弁を分けて読まないと、数字の意味を取り違えます。
次の決算で確かめたいのは、まず2026年1〜3月期の実績が、売上高44〜48億ドル、GAAPの粗利益率64.9〜66.9%の範囲に入るか、上回るかです。non-GAAPのEPS12.00〜14.00ドルとあわせて、GAAPのEPSとの差がどれだけ開くかも見ておきたいところです。
あわせて、データセンター向けの売上が4.4億ドルからどこまで伸びるか、在庫の日数、借入れの残りとネットキャッシュ、合弁への支払いの始まり方。そして、WDが持つ5.1%の株がどう動くかです。
大家業を長く続けていると、相場が良い年の満室の帳簿ほど、固定費の重さを忘れさせることを実感します。共有名義の工場を持つサンディスクも、利益が戻った今こそ、相場が下がったときの帳簿を思い浮かべながら数字を読みたい会社です。米国のもう1社のメモリーメーカー、マイクロンを取り上げる回もあわせてどうぞ。
※本記事は公表資料をもとにした情報提供を目的としたもので、特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。業績や株価に関する記述は当ブログの見方や試算で、将来の業績や株価を予想・保証するものではありません。
※数値は各社の決算資料・年次報告書・米国証券取引委員会(SEC)への提出書類などの公表資料をもとに当ブログが集計・計算したもので、四捨五入の関係で合計が合わない場合があります。数値は2026年1月31日までに公表されたもので、時点は本文・表に記載しています。円換算は2026年1月30日の為替レートによる参考値です。税制は2026年1月31日時点の法令にもとづき、令和8年度税制改正大綱の内容は今後の法改正で決まります。
出典・参考
- Sandisk Reports Fiscal Second Quarter 2026 Financial Results(8-K Ex.99.1、Sandisk、2026年1月29日)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/2023554/000162828026004121/sndkq2fy26ex991-pressrelea.htm
- Fiscal First Quarter 2026 Financial Results(8-K Ex.99.1、Sandisk、2025年11月6日)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/2023554/000162828025050180/sndkq1fy26ex991-pressrelea.htm
- Fiscal Fourth Quarter 2025 Financial Results(8-K Ex.99.1、Sandisk、2025年8月14日)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/2023554/000119312525180782/d926236dex991.htm
- Fiscal Third Quarter 2025 Financial Results(8-K Ex.99.1、Sandisk、2025年5月7日)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/2023554/000202355425000021/sndkq3fy25ex991-pressrelea.htm
- Form 10-K(fiscal year ended June 27, 2025)(Sandisk、2025年8月)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/2023554/000202355425000034/sndk-20250627.htm
- Form 10-Q(quarter ended October 3, 2025)(Sandisk、2025年11月)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/2023554/000162828025050698/sndk-20251003.htm
- Prospectus 424B4(Sandisk、2025年6月5日)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/2023554/000119312525137164/d934557d424b4.htm
- Investor FAQs(Sandisk、日付なし)https://investor.sandisk.com/ir-resources/investor-faqs
- Kioxia and Sandisk Extend Yokkaichi Joint Venture Agreement Through 2034(Kioxia・Sandisk、BusinessWire、2026年1月29日)https://secure.businesswire.com/news/home/20260129390024/en/Kioxia-and-Sandisk-Extend-Yokkaichi-Joint-Venture-Agreement-Through-2034
- 四日市工場における合弁会社の契約期間延長について(キオクシア、2026年1月30日)https://www.kioxia.com/ja-jp/about/news/2026/20260130-1.html
- ニュース一覧(キオクシアホールディングス、2024年12月18日の東証プライム上場のお知らせを含む)https://www.kioxia-holdings.com/ja-jp/news/2025.html
- Form 8-K/A: completion of Sandisk separation(Western Digital、2025年2月)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/106040/000010604025000012/wdc-20250220.htm
- Form 10-K(fiscal year ended June 27, 2025)(Western Digital、2025年8月)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/106040/000010604025000038/wdc-20250627.htm
- Fiscal Second Quarter 2026 Financial Results(8-K Ex.99.1、Western Digital、2026年1月29日)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/106040/000162828026004131/a4ex991-pressreleaseq226.htm
- TrendForce: AI Infrastructure Continues to Strengthen NAND Flash Demand; Kioxia Posts Highest QoQ Growth of 33.1% in 3Q25(TrendForce、2025年12月3日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20251203-12813.html
- TrendForce: Rising Inventories and Weak Seasonal Demand May Push 1Q25 NAND Flash Prices Down by Over 10%(TrendForce、2024年12月31日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20241231-12427.html
- TrendForce: NAND Flash Prices to Rise 5-10% in 4Q25, Driven by Spillover Demand for QLC Products(TrendForce、2025年9月25日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20250925-12736.html
- TrendForce: Memory Makers Prioritize Server Applications, Driving Across-the-Board Price Increases in 1Q26(TrendForce、2026年1月5日)https://www.trendforce.com/presscenter/news/20260105-12860.html
- TrendForce: Memory Industry to Maintain Cautious CapEx in 2026, with Limited Impact on Bit Supply Growth(TrendForce、2025年11月13日)https://trendforce.com/presscenter/news/20251113-12780.html
- WSTS Autumn 2024 forecast(JEITA WSTS日本協議会、2024年12月3日)https://www.jeita.or.jp/japanese/stat/wsts/docs/20241203WSTS.pdf
- 外国為替相場 2026年1月30日(三菱UFJリサーチ&コンサルティング、2026年1月30日)https://www.murc-kawasesouba.jp/fx/past/index.php?id=260130
- SBI証券 外国株式 手数料(SBI証券、2025年2月14日現在)https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/pop690_price_int.html
- 楽天証券 外国株式(楽天証券、日付なし)https://www.rakuten-sec.co.jp/web/foreign/
- 株価:FinancialContent「SNDK historical prices」(2025年12月31日・2026年1月29日・30日の終値と、1月30日の日中の高値・安値)https://www.financialcontent.com/quote/NQ:SNDK/historical
- 株価:Yahoo Finance「SNDK historical prices」(2025年2月24日の終値)https://finance.yahoo.com/quote/SNDK/history/?period1=1740096000&period2=1740700800































