東雲結子:先生、今朝は寒かったのに、車のエンジンをかけたらナビが一瞬で「おはようございます」と言ってくれました。なかなか布団から出られない私より、ずっと働き者です。

税理士石井:ははは、東雲さんと比べられたら、たいていの機械は優等生ですね。ああいう機器が電源を入れてすぐに動き出す場面で出番があるのが、NORフラッシュという小さなメモリーなんです。

東雲結子:小さなメモリーなら、それを作っている会社の株も、小さくておとなしいんでしょうね。

税理士石井:それがですね……NORを作る台湾の華邦電子、ウィンボンドの株価は、2025年の1年間で458.1%上がりました。

東雲結子:えっ、5倍以上ですか! ナビより起動が速いです。じゃあ、利益もさぞかし……。

税理士石井:うーん、そこが落とし穴なんです。華邦電子の2025年1〜9月の1株利益は0.12台湾ドル。もう一社の旺宏電子、マクロニクスは2025年も赤字で、1株あたり1.77台湾ドルの損失でした。

東雲結子:株価だけ先にエンジンがかかって、利益はまだ布団の中……ということですか?

税理士石井:ふふ、うまいですね。大家業でいえば、近所の大手が古い間取りの部屋を建て替えてしまい、その間取りを探す人が残った物件に集まり始めた。家賃の値上げは始まったばかりなのに、物件の値段が先に跳ねた、という感じです。

東雲結子:その値段が何を当てにしているのかを確かめないと、怖くて鍵を受け取れませんね。

税理士石井:そのとおりです。メモリー事業の稼ぎ、在庫、設備投資を順に読んで、2社の株価が何を前提にしているのかを見ていきましょう。

連載の第7回は、台湾のメモリー会社2社、華邦電子(ウィンボンド、台湾証券取引所の銘柄コード2344)と旺宏電子(マクロニクス、同2337)です。ウィンボンドとマクロニクスは、どちらもNORフラッシュを手がけ、華邦電子は特殊なDRAM、旺宏電子はNANDやROMも作る、台湾のニッチメモリー2社です。

決算は2社とも台湾のIFRS(TIFRS)による連結で、12月期です。華邦電子の2025年10〜12月期の決算はカットオフ(この連載の情報の締め切り、2026年1月31日)までに公表されていないため、損益は2025年1〜9月までとし、10〜12月は月次売上の合計だけを使います。

旺宏電子は、2026年1月27日の決算説明会の資料(監査前の会社集計)で2025年通期まで読めます。金額は億台湾ドルで、株価は2026年1月30日の終値です。

そのうえで後半では、2社の数字を株式投資の銘柄選びにどうつなげるかも、アナリストの目線で整理します。

この記事の要点 根拠となる数字
華邦電子は7〜9月に利益率が跳ね、稼いだのはメモリー事業 営業利益率−6.2%(2025年4〜6月)→17.0%(7〜9月)、メモリー事業は29.7%
旺宏電子は営業赤字が3期続いたが、10〜12月に損失が縮み、在庫も減った 2025年の営業利益率−12.8%・EPS−1.77台湾ドル、10〜12月の営業利益率−5.1%
華邦は会社資料で、旺宏は報道で設備投資の増額が示され、数字の性格に注意が要る 華邦は2026〜2027年に400億台湾ドルに近づくと説明、旺宏は取締役会承認の2026年予算8.35億台湾ドル(報道では220億台湾ドル)
銘柄選びの目線:株価は利益より先に、古い世代や小容量のメモリーの品薄を織り込んでいると読める 2025年の株価+458.1%・+99.2%、2026年1月+55.6%・+135.2%、PBR6.10倍・3.91倍

※数字は前が華邦電子、後ろが旺宏電子。華邦電子は2025年1〜9月まで、旺宏電子は2025年通期まで。

ウィンボンドとマクロニクスは、NORフラッシュと特殊なメモリーを手がける台湾のニッチメモリー2社

華邦電子の事業は二本立てです。一つはメモリーで、会社が「CMS」(カスタマイズド・メモリー・ソリューション、以前の呼び名はDRAM)と呼ぶ特殊なDRAMと、NORフラッシュやSLC NANDからなる「Flash」があります。もう一つは、連結子会社の新唐科技(Nuvoton、ヌヴォトン)が手がけるロジックIC(演算や制御を担う半導体)です。

2025年7〜9月の売上は、メモリー事業が141.3億台湾ドル、ロジックが72.7億台湾ドルでした。連結売上217.7億台湾ドルに対するメモリーの割合は、約65%(当ブログの計算。2つの事業の合計は連結売上と一致しないため目安)です。残りの約3分の1がロジックだという点は、株を見るうえでも大事になります。

会社は2025年1〜3月期の資料で、自らを「Stably leading as WW No.1 NOR Flash supplier」(世界首位のNORフラッシュの供給者として安定してリードしている、会社資料の英文を当ブログが訳出)と表記しています。これは会社自身の主張です。

DRAMでは、調査会社TrendForceによると、2025年7〜9月の華邦電子のDRAM売上は約2.2億ドルで、業界全体約414億ドルの約0.5%(当ブログの計算)にあたります。大手3社とは桁の違う、小さな専門店です。

用途は幅広く、会社資料のグラフから読むと、2024年のメモリー売上は通信、コンピューター、民生、車載と産業がそれぞれ約4分の1ずつでした(グラフからの読み取りで概数)。一つの用途に偏っていないのは、NORや特殊DRAMのように、さまざまな機器に少しずつ入る部品らしい姿です(当ブログの見方)。

旺宏電子はDRAMを持たず、NORフラッシュ、NANDフラッシュ、ROM、ファウンドリー(受託生産)の4本立てです。2025年10〜12月の親会社ベースの売上構成は、NORが61%、NANDが21%、ROMが12%、ファウンドリーが6%でした(会社資料のグラフから復元した概数)。

NORの伸びを用途別に見ると、10〜12月の前年同期比はコンピューター向けが55%増、通信向けが50%増と高く、車載向けは4%増にとどまりました。NANDでは4〜32GBのeMMCとMLC NANDを手がけ、16GBのeMMCは量産中、32GBは2026年4〜6月期の末までに本格的に立ち上げると報じられています。

用語メモ:NORフラッシュ=電源を切っても中身が消えないフラッシュメモリーの一種。NAND型より容量は小さく、機器を動かすプログラムの保存などに使われる。NANDフラッシュ=NOR型より高密度・大容量のフラッシュメモリー(キオクシアの用語集)。DRAM=電源を切るとデータが消える作業用のメモリー。SLC・MLC=NANDの記憶素子1つに1ビット・2ビットを記録する方式。eMMC=NANDと制御回路を一つにまとめた組み込み用の記憶部品。ROM=読み出し専用のメモリー。TIFRS=台湾で採用されているIFRS(国際会計基準)。

5年で見ると、2社とも2021年の営業利益率20%前後から赤字に沈み、戻り方に差がついた

華邦電子(億台湾ドル・%) 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年1〜9月
売上高 995.7 945.3 750.1 816.1 627.8
売上総利益率 42.7% 45.5% 29.9% 29.4% 31.9%
営業利益 184.3 165.4 −16.3 5.1 14.4
営業利益率 18.5% 17.5% −2.2% 0.6% 2.3%
うちメモリー事業の営業利益 150.8 120.4 −36.2 2.5 17.6
メモリー事業の営業利益率 25.9% 23.3% −9.5% 0.5% 4.6%
純利益(親会社株主に帰属) 136.0※ 129.3※ −11.5※ 6.0※ 5.4
EPS(1株利益、台湾ドル) 3.42 3.25 −0.29 0.14 0.12
研究開発費÷売上高 15.4%※ 16.7%※ 22.6%※ 20.1%※ —

※12月期で、2021年は2021年1〜12月(以下同じ)。※印は集計サイト(S&P Global Market Intelligenceのデータ、二次資料)、ほかは会社の決算説明会資料。メモリー事業の営業利益率は当ブログの計算。研究開発費はロジック子会社を含む連結の値。2025年10〜12月期はカットオフ時点で未公表のため含まない。

華邦電子の売上高は、2021年の995.7億台湾ドルから2023年に750.1億台湾ドルまで減り、営業利益率は18.5%から−2.2%へ落ちました。2024年は816.1億台湾ドルに持ち直したものの、営業利益率は0.6%。2025年1〜9月も2.3%と、年や9か月の単位で見ると、まだ薄い利益です。

メモリー事業だけを見ると、営業利益率は2021年の25.9%から2023年に−9.5%まで振れました(当ブログの計算)。連結の振れ幅のほうが小さいのは、2023年にロジックが16.9億台湾ドルの営業黒字を出し、メモリーの赤字を一部埋めていたためと読めます。景気の波を受けるのは主にメモリーだと読めます(当ブログの見方)。

旺宏電子(億台湾ドル・%) 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年
売上高 505.7 434.9 276.2 258.8 288.8
売上総利益率 41.6% 44.2% 24.5% 23.6% 17.8%
研究開発費÷売上高 11.1% 13.6% 20.9% 26.0% 19.9%(1〜9月)
営業利益 110.6 93.7 −24.1 −39.2 −37.0
営業利益率 21.9% 21.5% −8.7% −15.2% −12.8%
純利益 119.6 89.7 −17.0 −32.1 −33.1
EPS(台湾ドル) 6.48 4.85 −0.92 −1.73 −1.77
配当の支払額 22.3 33.4 33.4 9.3 0.0

※12月期。2021〜2024年は台湾の開示システム(MOPS)に提出された監査済みの財務諸表、2025年は2026年1月27日の決算説明会資料(監査前の会社集計)。純利益は2024年までが親会社株主に帰属する分、2025年は非支配持分を含む合計(親会社分はカットオフまでに未公表)。配当の支払額はキャッシュ・フロー計算書の値で、2025年度分の配当はカットオフまでに決まっていない。

旺宏電子の売上高は、2021年の505.7億台湾ドルから2024年に258.8億台湾ドルへ、ほぼ半分になりました(48.8%減、当ブログの計算)。2025年は288.8億台湾ドルと11.6%増えたものの、売上総利益率は23.6%から17.8%へ下がり、営業損益は−37.0億台湾ドル。営業赤字は3期連続です。

売上が増えた年に売上総利益率が下がった理由について、会社の説明はこの回で参照した資料では確認できませんでした。一方で、営業費用は2024年の100.2億台湾ドルから2025年に88.3億台湾ドルへ、11.9%減っています(当ブログの計算)。売上の落ちた2024年に、研究開発費は売上の26.0%に達していました。空室が増えても修繕や管理の費用はすぐには減らせない、大家業の苦しい時期と同じ形です。

四半期で見ると、華邦電子は7〜9月に営業利益率17.0%へ跳ね、旺宏電子は10〜12月に−5.1%まで損失が縮んだ

図は、2023年10〜12月期から2025年10〜12月期までの四半期の売上高(上段の棒、億台湾ドル)と営業利益率(下段の折れ線)を、左に華邦電子、右に旺宏電子で並べたものです。2社は同じ目盛りで、華邦電子の2025年10〜12月期は、カットオフ時点で未公表のため「未公表」と示しています。旺宏電子の*印は、集計サイトの値です。

華邦電子の線は、2024年4〜6月期の5.4%を山に、2025年4〜6月期の−6.2%まで下がったあと、7〜9月期に17.0%へ跳ね上がりました。1四半期で23.2ポイントの改善です(当ブログの計算)。ところが売上高は210.2億台湾ドルから217.7億台湾ドルへ、3.6%増えただけでした。

売上が少し増えただけで利益率が大きく動いたのは、売上総利益率が22.7%から46.7%へ上がったからです。会社資料は、7〜9月期のCMSの平均販売価格が前の四半期より10%台半ば上がったとしています。数量より値段の効果が大きかった四半期だと読めます(当ブログの見方)。

10〜12月期の決算はカットオフ時点で公表されていませんが、月次売上の合計は266.3億台湾ドルで、7〜9月期より22.3%、前年同期より42.4%多い数字です(未監査の月次の合計で二次資料による。増減率は当ブログの計算)。12月の売上は月次で過去最高だったと報じられ、2025年の月次売上の合計は894.1億台湾ドル(前年比9.55%増)でした。売上が伸びても、利益率は次の決算まで分かりません。

旺宏電子の線は、ずっとゼロより下にあります。2024年10〜12月期の−29.6%を底に、2025年は−17.6%、−15.9%、−13.9%と少しずつ損失が縮み、10〜12月期は−5.1%まで縮みました。売上高は77.3億台湾ドルで、前の四半期より5.9%少なく、前年同期より30.7%多い数字です(当ブログの計算)。

売上が減った四半期に、売上総利益率は13.5%から24.2%へ上がっています。改善の内訳は、この回で参照した会社資料では確認できませんでした。この水準が続くかは、次の四半期の数字で確かめる必要があります(当ブログの見方)。

それでも、会社が示す10〜12月期のEBITDA(利払い・税金・償却前の利益)は10.94億台湾ドルで、前年同期の−3.79億台湾ドルから黒字に変わりました。帳簿上の赤字は続いていても、減価償却を足し戻した段階では稼ぎが戻り始めた、と私は見ています(当ブログの見方)。

華邦電子の利益を動かしたのはメモリーで、7〜9月の営業利益率は29.7%

華邦電子(億台湾ドル・%) 2024年10〜12月 2025年1〜3月 2025年4〜6月 2025年7〜9月
連結の売上高 186.9 199.9 210.2 217.7
連結の営業利益率 −4.0% −4.8% −6.2% 17.0%
メモリー事業の売上 110.2 111.9 128.2 141.3
メモリー事業の売上総利益率 17.6% 10.5% 12.1% 50.8%
メモリー事業の営業利益 −5.9 −13.4 −11.0 42.0
メモリー事業の営業利益率 −5.4% −11.9% −8.6% 29.7%
ロジック(新唐科技)の売上 72.7 83.6 78.2 72.7
ロジックの営業利益率 −3.0% 3.3% −3.9% −7.1%

※会社の決算説明会資料のセグメント情報。メモリー事業の比率は当ブログの計算、ロジックの営業利益率は会社の表示。

7〜9月期の主役は、はっきりメモリーです。メモリー事業の売上総利益率は12.1%から50.8%へ、営業利益は−11.0億台湾ドルから42.0億台湾ドルへ動き、営業利益率は29.7%に上がりました。連結の17.0%より高いのは、ロジックが−7.1%の赤字で全体を押し下げたからです。

メモリーの中身を会社資料で見ると、CMSの売上は前の四半期比18.0%増、前年同期比33.3%増でした。一方、NORやSLC NANDを含むFlashは前の四半期比4.2%増、前年同期比では5.8%減です。7〜9月期の跳ね上がりは、まず特殊DRAMの値上がりから来たと読めます(当ブログの見方)。

会社の見通しは強気です。2025年11月5日の資料には、「Structural supply gaps are driving DDR4 & DDR3 contract prices to keep rising into 2026」(構造的な供給不足で、DDR4とDDR3の契約価格は2026年にかけて上がり続ける)とあります。

NORについても、「price for NOR is expected to increase from 3Q25 and onward」(NORの価格は2025年7〜9月期以降、上がると見込まれる)と書いています(いずれも会社資料の英文を当ブログが訳出)。NORも7〜9月期から値上がりに向かうという書き方です。

業界の数字も、この見方と同じ向きです。TrendForceは2026年1月5日、2026年1〜3月期の汎用DRAMの契約価格を前の四半期比55〜60%上昇と予測し、メモリーメーカーが先端の工程と新しい生産能力をサーバー向けとHBM(AI向けの広帯域メモリー)に振り向けていると説明しました。

DDR4(8ギガビット品)のスポット価格は、2025年10月15日の週の7.059ドルから2026年1月14日の週に27.857ドルへ、約3.95倍です(TrendForce)。

大家業でいえば、華邦電子は一つの建物に住居とテナントが入った物件です。住居のフロア(メモリー)は古い間取りの人気で家賃が上がり始めた一方、テナントのフロア(ロジック)は直近の2四半期、赤字です。物件全体の収支だけでは見えない差を、セグメントの数字が教えてくれます。

用語メモ:CMS=華邦電子が特殊なDRAMの事業を呼ぶ名前。DDR3・DDR4=DRAMの規格の世代。契約価格=メーカーと大口顧客が期間を決めて取り決める価格、スポット価格=その時々の市場で取引される価格。セグメント=事業ごとの区分で、大家業でいう物件ごとの収支。

旺宏電子はNORが6割、伸びているのはNANDで、ROMは減った

旺宏電子(%) 2025年10〜12月の構成比 10〜12月の前年同期比 2025年通年の前年比
NORフラッシュ 61 +41% +16%
NANDフラッシュ 21 +213% +62%
ROM 12 −34% −14%
ファウンドリー 6 −8% −13%

※親会社ベース。構成比は会社資料のグラフから復元した概数(報道の数字とも一致)で、伸び率は資料に記載された値。

旺宏電子の売上の柱はNORで、2025年通年で16%、10〜12月は前年同期比41%伸びました。伸び率が大きいのはNANDで、通年で62%増、10〜12月は前年同期比213%増です。逆にROMは通年で14%減り、10〜12月は前の四半期比で56%減りました(報道では季節的な要因とされています)。

NANDについては、決算説明会での経営陣の発言が報じられています。自由時報(2026年1月27日)によると、盧志遠総経理(社長)は、サムスン電子がeMMCからの撤退を表明したあとの中・高容量のMLC eMMCについて、「全球四大天王之外,只有旺宏可做」(世界の四大メーカーを除けば、作れるのは旺宏だけ)と語りました(報道された発言を当ブログが訳出)。これは会社側の主張で、第三者の市場シェアで確かめた数字ではありません。

同じ報道では、新しい3D NOR(記憶素子を縦に積み重ねる方式のNOR)の発売を2年遅らせたことも伝えられています。米国の関税については、米国への直接の販売は限られると説明したとされます。大家業でいえば、長年の主力の部屋(NOR)を守りながら、大手が手放した間取り(MLC eMMC)に入居者を呼び込もうとしている段階です。

在庫と現金では、旺宏電子は在庫を減らしてFCFが黒字に、華邦電子は借入が現金を上回る

億台湾ドル・% 華邦電子 2024年末 華邦電子 2025年9月末 旺宏電子 2024年末 旺宏電子 2025年末
現金等 224.3※ 268.2※ 116.2 149.1
有利子負債 553.0※ 589.0※ 255.0 242.3
ネットキャッシュ(現金等−有利子負債) −328.7※ −320.7※ −138.8 −93.2
棚卸資産 242.0 252.5 134.1 98.1
在庫日数 153日 199日 247日 151日
自己資本比率 51.6%※ 52.0% 56.5% 58.4%

※華邦電子の現金等は現金同等物と短期投資の合計で、短期投資・有利子負債(リースを含む)と2024年末の自己資本比率は集計サイトの値(二次資料)。旺宏電子の有利子負債は会社の定義(リースを除く)。在庫日数=棚卸資産÷売上原価×365で、華邦電子の2025年9月末は7〜9月の売上原価を4倍して計算。旺宏電子の2025年末は監査前。

旺宏電子の棚卸資産は、2024年末の134.1億台湾ドルから2025年末に98.1億台湾ドルへ、26.8%減りました(当ブログの計算)。在庫日数も247日から151日に縮んでいます。大家業でいえば、内装を済ませたまま埋まらなかった空室が、ようやく入居で減ってきた姿です。

億台湾ドル 2022年 2023年 2024年 2025年
華邦電子 営業CF 157.5 36.0 111.3 56.7(1〜9月)
華邦電子 設備投資 421.7 137.9 170.6 43.6(1〜9月)
華邦電子 FCF −264.1 −101.9 −59.3 13.0(1〜9月)
旺宏電子 営業CF 116.6 −5.3 −1.8 48.4
旺宏電子 設備投資 98.7 76.1 53.9 18.6
旺宏電子 FCF 17.9 −81.4 −55.7 29.8

※CFはキャッシュ・フロー。FCF(フリー・キャッシュ・フロー)=営業CF−設備投資(有形固定資産の取得)。旺宏電子の2025年の設備投資は無形資産を含む会社の値。華邦電子の2022年の営業CFは後の年の資料の値(前の年の資料では157.0億台湾ドル)。

旺宏電子の2025年は、営業CFが48.4億台湾ドルの入りに戻り、FCFは29.8億台湾ドルの黒字になりました。在庫が現金に変わったことに加え、設備投資を18.6億台湾ドルまで絞ったことも効いています。ただし有利子負債は242.3億台湾ドルで、現金を93.2億台湾ドル上回ったままです。

株主にとって見逃せないのが株式数です。旺宏電子は2025年1〜9月に30.06億台湾ドルの転換社債(株式に換えられる社債)を発行し、株式数は2025年9月末の1,855.8百万株から12月末に1,929百万株へ、約3.9%増えました(当ブログの計算)。転換社債の株式への転換によるものとみられますが、転換の届出は確認できていません。共有持分が知らないうちに増えると、1株あたりの取り分は薄まります。

配当は、2024年に9.3億台湾ドルを支払ったあと、2024年度分は取締役会が無配と決めました(2025年3月4日)。2025年度分は、カットオフまでに決まっていません。

華邦電子は、2022年に設備投資が421.7億台湾ドルに膨らみ、2023年に高雄工場でDRAMの売上が立ち始めました(会社資料)。FCFは2022年から3年続けてマイナスで、2025年1〜9月に13.0億台湾ドルのプラスに戻ったところです。2025年9月末の有利子負債は現金等を約320.7億台湾ドル上回り、借りて建てた工場で稼ぐ局面にあります(当ブログの見方)。

2024年に支払った配当はゼロでした(集計サイト)。株式数は2022年の3,980百万株から2024年末の4,500百万株に増えており(集計サイト)、2025年9月末も4,500百万株です(会社の財務報告)。

用語メモ:棚卸資産=売るために持っている製品や材料。在庫日数=在庫が売上原価の何日分にあたるかの目安。転換社債=あらかじめ決めた条件で株式に換えられる社債。換えられると株式数が増える。

設備投資は「建て替え」の段階へ。華邦電子は400億台湾ドルに近づくと説明し、旺宏電子は報道で220億台湾ドル

華邦電子のメモリーの設備投資(現金ベース)は、2022年の408億台湾ドルから2023年に127億台湾ドル、2024年に155億台湾ドルと推移し、2025年は約73億台湾ドルの見込みでした(2025年11月の会社資料)。

その資料に、「CAPEX expected to approach NT$40 billion in 2026~2027」(設備投資は2026〜2027年に400億台湾ドルに近づく見込み)と書かれています(会社資料の英文を当ブログが訳出)。

この一文だけでは、1年あたりの額か2年間の合計かは読み取れません(当ブログの見方)。どちらにしても、2025年の見込みの約73億台湾ドルから大きく増やす方向です。

報道(TechNews、2026年1月9日)によると、取締役会は2025年10月に2025年の設備投資の枠を53億台湾ドルから355.09億台湾ドルへ引き上げ、高雄工場のDRAMとNORの増強にあてるとしています。これは承認された枠で、現金の支出額とは別の数字です。

高雄工場について、経営陣は2025年10月に、いまの月産は約1.5万枚(ウエハー枚数)で、フル稼働なら2.7万枚、DDR3とDDR4が中心だと説明したと報じられています(鉅亨網、二次資料)。装置の納期が5か月から9か月に延びたため、増産の効果が出るのは2026年7〜9月期以降になるとも伝えられています。

あわせて会社は資料で、エッジAI向けのカスタムメモリー「CUBE」について「on track, with significant contribution in 2027」(予定どおりで、2027年に大きく寄与する)としています。

旺宏電子は、数字の性格をとくに注意して読む必要があります。台湾の開示システムに出た取締役会の決議(2025年12月18日)で承認された2026年の設備投資の予算は8.35億台湾ドルです。一方、220億台湾ドルという数字は、2026年1月27日の決算説明会で経営陣が示したと報道で伝えられたもので、説明会の資料には載っていません。

報道によると、220億台湾ドルは以前に承認して凍結していた枠の再開で、MLC NANDとeMMC向けに12インチの月産能力を約2万枚から約3万枚へ増やす計画とされます。建屋はすでに完成していて、1〜1.5年の短縮になるとも伝えられました。2025年の設備投資18.6億台湾ドルの10倍を超える規模です(当ブログの計算)。

大家業でいえば、華邦電子は建て替えの規模を大きく広げようとしていて、旺宏電子は躯体まで建てて止めていた増築工事を再開しようとしている段階です。どちらも、家賃が入る前に工事代金が出ていくのは同じです。完成した頃に家賃相場がどうなっているかが、投資の成否を分けます(当ブログの見方)。

2026年1月30日の株価で見ると、2社とも実績PERは計算できず、PBRは6.10倍と3.91倍

項目 華邦電子 旺宏電子 7社の中央値
終値(2026年1月30日) 128.50台湾ドル 92.80台湾ドル —
時価総額 5,782.5億台湾ドル(約2.8兆円) 1,790.1億台湾ドル(約8,736億円) —
実績PER 赤字のため算出せず 赤字のため算出せず 31.9倍(4社)
直近四半期×4のPER(参考値) 49.4倍 赤字のため算出せず 22.7倍(6社)
PBR 6.10倍 3.91倍 5.94倍
FCF利回り −1.03% 1.66% 0.47%
株主還元利回り 0.00% 0.00% 0.00%
ネットキャッシュ÷時価総額 −5.55% −5.20% 1.10%
2025年の株価の騰落率 +458.1% +99.2% +274.4%
2026年1月の株価の騰落率 +55.6% +135.2% +55.6%

※当ブログの計算。株価は株価データサイト・報道による未調整の終値(二次資料)で、旺宏電子の2024年末の終値19.80台湾ドルは第2の資料で確認できていない。株式数は華邦電子4,500百万株(2025年9月末)、旺宏電子1,929百万株(2025年末)。実績PERは華邦電子が直近4四半期(2024年10月〜2025年9月)のEPS合計−0.03台湾ドル、旺宏電子が2025年のEPS−1.77台湾ドル。直近四半期×4は華邦電子の7〜9月期EPS0.65台湾ドル×4で、予想ではない。PBRの1株純資産は華邦電子21.08台湾ドル(2025年9月末)、旺宏電子23.74台湾ドル(2025年末)。FCF利回りと株主還元利回りは華邦電子が2024年、旺宏電子が2025年の実績(還元は配当の支払いのみ)。円は1台湾ドル4.88円(2026年1月30日、三菱UFJ銀行の公示レートと台湾銀行のレートから当ブログが計算)で換算した参考値。7社はこの連載で取り上げる上場7社。

実績PER(株価収益率)は、2社とも計算できません。華邦電子は直近4四半期の1株利益の合計が−0.03台湾ドルで、ほぼ収支とんとんです。旺宏電子は2025年に1株1.77台湾ドルの損失でした。利益で株価を測る一番の物差しが、2社とも使えない状態です。

そこで参考になるのが、直近の四半期を4倍した数字です。華邦電子の7〜9月期の1株利益0.65台湾ドルが1年続いたとしても、PERは49.4倍で、7社の中央値22.7倍の2倍を超えます。益回り(PERの逆数)にすると約2.0%です(当ブログの計算)。旺宏電子は10〜12月期も1株0.16台湾ドルの損失で、この物差しも使えません。

PBR(株価純資産倍率)は、華邦電子が6.10倍、旺宏電子が3.91倍で、7社の中央値は5.94倍です。時価総額は、2026年1月30日の為替で換算すると華邦電子が約2.8兆円、旺宏電子が約8,736億円になります(当ブログの換算)。

用語メモ:PER=株価÷1株利益(EPS)。PBR=株価÷1株純資産(BPS)。直近四半期×4のPER=最新の四半期の1株利益を4倍して1年分とみなした参考値。FCF利回り=FCF÷時価総額。株主還元利回り=配当と自社株買いの合計÷時価総額。中央値=値を小さい順に並べたときの真ん中の値。

株式投資の目線では、ウィンボンドとマクロニクスの株価は「古い世代や小容量のメモリーの品薄」を前提にしている

ここからは、決算の数字を株式投資の銘柄選びにつなげます。2社の株価が主に映しているのは、NOR、DDR4・DDR3、SLC NAND、MLC eMMCといった、古い世代や小容量のメモリーの値上がりだと私は見ています(当ブログの見方)。TrendForceが説明する大手の生産能力のサーバー向け・HBM向けへの移動や、報道が伝えるサムスン電子のeMMCからの撤退が、その背景として挙げられます。

違いもあります。華邦電子は売上の約3分の1がロジックで、メモリーの波をいくらか和らげる一方、そのロジックは足元で赤字です。旺宏電子はDRAMを持たず、赤字からの立ち直りとNANDの増強に賭ける色が濃い株です(当ブログの見方)。

株価と利益の向きは、そろっていません。華邦電子の株価は2025年に458.1%上がりましたが、2025年1〜9月の1株利益は0.12台湾ドルで、2024年通年の0.14台湾ドルと大きくは変わりません。株価は暦年、利益は9月までなので期間はずれますが、株価は7〜9月期の跳ね上がりの先を見ていると読めます(当ブログの見方)。

旺宏電子は2025年に99.2%、2026年1月の1か月だけで135.2%上がり、1月だけで2025年1年分の上昇を上回りました。その間の利益は、2025年の1株損失が1.77台湾ドルと、2024年の1.73台湾ドルから少し広がっています。株価は損失の縮小と、その先の黒字を前提にしていると私は見ています(当ブログの見方)。

PBRとROE(自己資本利益率)の関係で見ると、前提の大きさがはっきりします。華邦電子のPBR6.10倍を直近四半期×4のPER49.4倍で割ると、1株利益÷1株純資産は約12.3%です(当ブログの計算)。2024年のROEは0.7%でした(集計サイトの値)。PBR6.10倍は、7〜9月期の稼ぎが1年続いてもPER49.4倍にあたる値段で、その稼ぎがさらに伸びることまで前提にしていると読めます(当ブログの見方)。

旺宏電子のPBR3.91倍は、2025年のROEが−7.4%の会社につく値段です。仮にROEが10%まで戻ったとしても(10%は説明のための仮の数字で、予想ではありません)、2025年末の1株純資産のままならPERは39.1倍です(PBR÷ROE、当ブログの計算)。お金の面では、FCF利回りが華邦電子−1.03%、旺宏電子1.66%、株主還元利回りは2社とも0.00%で、ネットキャッシュ÷時価総額は−5.55%と−5.20%です。還元より投資の局面にある2社です。

利益の振れを年次の営業利益率で見ると、華邦電子は2021年の18.5%から2023年の−2.2%まで20.7ポイント(4年分)、旺宏電子は2021年の21.9%から2024年の−15.2%まで37.0ポイント振れました。7社の中央値は37.0ポイントです。ただし華邦電子でも、メモリー事業だけなら25.9%から−9.5%まで振れていて、連結の四半期の営業利益率は、2025年4〜6月期から7〜9月期の1四半期で23.2ポイント動きました。

銘柄選びでは、次の決算の利益率と、設備投資が家賃の波に間に合うかを確かめたい

株価が動くきっかけは、まず次の決算です。華邦電子は2025年10〜12月期と通年の利益が出て、メモリー事業の利益率が7〜9月期の29.7%からどう動いたかが分かります。旺宏電子は、10〜12月期の売上総利益率24.2%が次の四半期も保てるかが焦点です。毎月の売上の公表、TrendForceの契約価格の予測、取締役会の設備投資の決議も材料になります。

下振れのリスクは三つあると考えます。一つ目は価格の波そのものです。報道(鉅亨網、2025年10月19日)によると、華邦電子の焦佑鈞董事長(会長)は、DDR4の値上がりをAIに押し出された供給の「落後指標」(遅れて表れる指標)と表現し、上昇局面は始まったが、2年後には下降局面も来るとの見方を示しました。

二つ目は、増産の時期です。華邦電子の高雄工場の増産効果は2026年7〜9月期以降、旺宏電子の増強も報道ベースで今後の話です。新しい部屋が完成する頃に家賃相場が下がっている、という大家業でよくある失敗と同じ形になり得ます(当ブログの見方)。三つ目は財務と株式数で、2社とも借入が現金を上回り、旺宏電子は転換社債で株式数が増えました。華邦電子のロジックの赤字も、連結の利益を削ります。

銘柄選びで確かめる点 この会社の数字(時点) 当ブログの見方
株価と利益の向き 2025年の株価 華邦+458.1%・旺宏+99.2%、2026年1月 +55.6%・+135.2%/華邦の直近4四半期EPS−0.03台湾ドル、旺宏の2025年EPS−1.77台湾ドル 株価が利益より大きく先に動いた
株価が前提にしている利益 実績PERは2社とも算出せず。華邦の直近四半期×4のPER49.4倍(2026年1月30日。7社の中央値22.7倍) 7〜9月期の稼ぎがさらに伸びる前提
PBRと資本の効率 PBR 華邦6.10倍・旺宏3.91倍(中央値5.94倍)、ROE 華邦0.7%(2024年)・旺宏−7.4%(2025年) 利益率の大きな回復が続くことが前提
利益の振れ 年次の営業利益率の振れ幅 華邦20.7ポイント(4年)・旺宏37.0ポイント(中央値37.0ポイント) 値段の波がそのまま利益に出る
財務と還元 ネットキャッシュ÷時価総額 華邦−5.55%・旺宏−5.20%、株主還元利回りは2社とも0.00% 還元より投資の局面
設備投資 華邦は2026〜2027年に400億台湾ドルに近づくと説明、旺宏の取締役会承認の2026年予算8.35億台湾ドル(報道では220億台湾ドル) 増産の時期と価格の波の重なりを確かめたい

投資家の目的に当てはめると、旺宏電子は2025年に配当を支払っておらず、華邦電子も2024年の支払いはゼロでした(2025年の支払いは確認できていません)。配当の受け取りを重視する目的には、性格が合いにくい2社です。

古い世代や小容量のメモリーの値段の波に、大きな値動きを受け入れて向き合う投資の目的なら、華邦電子はロジックを含む分だけ波がいくらか和らぎ、旺宏電子は立ち直りの成否がそのまま株価に出やすい、という違いになります(当ブログの見方)。

日本から買えるかどうかも、確かめておきたい点です。SBI証券の外国株式の手数料のページ(2025年2月14日現在の表示)と、2026年1月付の外国株式取引の説明書(対面取引)の対象国に、台湾は入っていません。当ブログが確認できた範囲では、カットオフ時点で主要ネット証券に台湾の個別株の取扱いはなかったとみられます。

対面取引の証券会社には、アジア株の取引先の市場に台湾を挙げているところもあります(アイザワ証券のアジア株のページ。日付の表示がなく、2026年1月末時点の取扱いや、この2社の銘柄が対象かは確認できていません)。米国の預託証券(ADR)など、ほかの買い方は、この回で参照した資料では確認できていません。

税理士として一言添えると、台湾株の配当には台湾でも税金がかかり、日台の民間租税取決めでは上限が10%とされています。ただ、台湾の国内法の税率は21%(二次資料による)で、日本の証券会社を通したときに10%が適用されるかは確かめられていません。外国税額控除やNISAでの扱いは、海外メモリー株を比べ、外国株の配当と税金を取り上げる回で整理します。

小さなメモリー会社の決算は、「どの間取りが足りないのか」から読む

華邦電子は、2025年7〜9月期にメモリー事業の営業利益率が29.7%まで上がり、連結でも17.0%になりました。旺宏電子は2025年も営業赤字でしたが、10〜12月期には−5.1%まで損失が縮み、在庫は26.8%減っています。どちらも、大手が生産能力を別の製品に振り向けるなかで、古い世代や小容量のメモリーの値上がりが数字に表れ始めたところです。

ただ、2社の株価は、その数字よりずっと先を走っています。華邦電子は2025年に458.1%、旺宏電子は2026年1月だけで135.2%上がり、実績PERは2社とも計算できません。株価が前提にしているのは、品薄と値上がりがしばらく続くことです。

次の決算で見たいのは、華邦電子の10〜12月期のメモリー事業の利益率と、ロジックの赤字の行方です。旺宏電子では、1〜3月期の売上総利益率が10〜12月期の24.2%を保てるかと、NANDの売上の伸び。そして2社の設備投資が、取締役会の決議や会社資料にどんな数字で表れるかです。

大家業を長く続けていると、相場全体の空室率より、「どの間取りが足りないのか」を知っている大家のほうが強いと感じます。大手が古い間取りを建て替える時期には、小さな物件にも追い風が吹きます。ただ、その追い風がいつまで続くかは、建て替えの終わる時期と、周りの増築の量で決まります。決算書の在庫と設備投資の数字は、その答えに近づく手がかりです。

台湾のDRAM専業の南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)を取り上げる回、海外メモリー株を利益の振れや株価指標で比べる回もあわせてどうぞ。

 

※本記事は公表資料をもとにした情報提供を目的としたもので、特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。業績や株価に関する記述は当ブログの見方や試算で、将来の業績や株価を予想・保証するものではありません。

※数値は各社の決算資料・年次報告書・米国証券取引委員会(SEC)への提出書類などの公表資料をもとに当ブログが集計・計算したもので、四捨五入の関係で合計が合わない場合があります。数値は2026年1月31日までに公表されたもので、時点は本文・表に記載しています。円換算は2026年1月30日の為替レートによる参考値です。税制は2026年1月31日時点の法令にもとづき、令和8年度税制改正大綱の内容は今後の法改正で決まります。

出典・参考

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  • Winbond 2Q25 Investor Conference presentation(Winbond、2025年8月6日)https://www.winbond.com/export/sites/winbond/about-winbond/investor/investor-conference/material/2Q25-investor-conference_EN_final.pdf
  • Winbond 1Q25 Investor Conference presentation(Winbond、2025年5月7日)https://www.winbond.com/export/sites/winbond/about-winbond/investor/investor-conference/material/1Q25-investor-conference_EN_Final2.pdf
  • Winbond 2H24 Investor Conference presentation(Winbond、2025年2月19日)https://www.winbond.com/export/sites/winbond/about-winbond/investor/investor-conference/material/2H24-investor-conference_EN.pdf
  • Winbond 2H23 Investor Conference presentation(Winbond、2024年2月6日)https://www.winbond.com/export/sites/winbond/about-winbond/investor/financial-information/financial-reports/financial/2H23-investor-conference_EN_Final.pdf
  • Winbond 2H22 Investor Conference presentation(Winbond、2023年2月17日)https://www.winbond.com/export/sites/winbond/about-winbond/investor/financial-information/financial-reports/financial/2H22-investor-conference_EN.pdf
  • Winbond 2025Q3 Consolidated Financial Report(Winbond、2025年11月4日取締役会承認)https://www.winbond.com/export/sites/winbond/about-winbond/investor/financial-information/financial-reports/financial/2025Q3-Consolidated-Financial-Report-EN.pdf
  • 華邦電 12 月營收創歷史新高,2025 年全年營收來到史上第三高(TechNews 科技新報、2026年1月9日)https://finance.technews.tw/2026/01/09/winbond-electronics-december-revenue-hit-a-record-high/
  • DDR4結構性缺貨 華邦電明年營收戰千億元 規劃新一輪擴產(鉅亨網、2025年10月19日)https://news.cnyes.com/news/id/6196913
  • Macronix Fourth Quarter 2025 Results(Macronix、2026年1月27日、MOPS提出資料のミラー)https://financialfilings.com/filings/macronix-2337/investor-presentation/2026/33654419/
  • 旺宏 114年第3季 合併資產負債表(Macronix、2025年11月3日、MOPS提出資料のミラー)https://financialfilings.com/filings/macronix-2337/interim-quarterly-report/2025/33653637/
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  • 旺宏 114年第3季 合併現金流量表(Macronix、2025年11月3日、MOPS提出資料のミラー)https://financialfilings.com/filings/macronix-2337/interim-quarterly-report/2025/33653645/
  • 旺宏 113年第4季 合併綜合損益表(Macronix、2025年3月、MOPS提出資料のミラー)https://financialfilings.com/filings/macronix-2337/annual-report/2025/33654117/
  • 旺宏 113年第4季 合併現金流量表(Macronix、2025年3月、MOPS提出資料のミラー)https://financialfilings.com/filings/macronix-2337/annual-report/2025/33654121/
  • 旺宏 111年第4季 合併綜合損益表(Macronix、2023年2月16日、MOPS提出資料のミラー)https://financialfilings.com/filings/macronix-2337/annual-report/2023/33652490/
  • 旺宏 111年第4季 合併現金流量表(Macronix、2023年2月16日、MOPS提出資料のミラー)https://financialfilings.com/filings/macronix-2337/annual-report/2023/33652493/
  • 旺宏 113年度股利金額(董事會決議)(Macronix、2025年3月4日、MOPS提出資料のミラー)https://financialfilings.com/filings/macronix-2337/notice-of-dividend-amount/2025/33654166/
  • 本公司第13屆第3次董事會通過資本支出預算(Macronix、2025年12月18日、MOPS提出資料のミラー)https://financialfilings.com/filings/macronix-2337/capitalfinancing-update/2025/33653553/
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  • MLC NAND快閃記憶體最缺 旺宏砸220億元擴產(自由時報、2026年1月27日)https://ec.ltn.com.tw/article/breakingnews/5324024
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  • [Insights] Memory Spot Price Update: DRAM Surges as Sellers Hold Back Inventory, Mainstream DDR4 Up 10%(TrendForce News、2026年1月14日)https://www.trendforce.com/news/2026/01/14/insights-memory-spot-price-update-dram-surges-as-sellers-hold-back-inventory-mainstream-ddr4-up-nearly-10/
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  • 公益財団法人交流協会と亜東関係協会との間の取決め(日台民間租税取決め)和文(2015年11月26日署名)https://www.koryu.or.jp/Portals/0/images/news/20160615/sozei-J.pdf