法人設立をする際の目的というのは人それぞれ、さまざまですよね。
その目的の1つとして「節税」というのがあるかと思います。
そして、個人事業主が法人成りするにあたり、どのくらいの売上を目安にすればいいのか?というご質問は毎年よく受けるご質問です。
法人成りをするにあたり、考慮していく項目としては、売上は2番目か3番目くらいで大丈夫です。
まず最初に見なければならないのが、「所得」です。
所得とは売上から経費を差し引いた残りを指します。
つまり、
所得 = 売上 - 経費
となります。
人によって、法人成りする際の目安になる所得が違っていることが多いのですが、わたしが過去にシュミレーションした結果によると、所得が400万円を超えると個人と法人の税率が逆転します。
意外と水準が低いですよね。
普通のサラリーマンでも所得400万円を超える人はたくさんいらっしゃるかと思います。
個人事業主で、現在、所得が400万円を超えているという人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
大抵の場合、所得が400万円を超えている人は消費税の課税事業者になっていることが多く、法人成りすれば、2年間の限定ですが、消費税の免税事業者となれます。
このようなメリットもありますので、個人事業主で所得400万円以上の方は法人成りを検討されても良いのではないでしょうか?
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