不動産投資をしている人で、物件を共有していることがたまにあります

これについては、メリットもあるのですが、どちらかというとデメリットの方が多いので、それを書きたいと思います

まずは個人の場合から

メリットとしては、10万控除、65万控除(55万控除)を2人共に使えるという点が挙げられます

実は、共有不動産の場合、10部屋のアパートを2人で共有しているからといって、5部屋ずつ所有していますよねという扱いにはならず、それぞれが10部屋ずつ所有している扱いとなるのです

そのため、1物件で2度おいしいわけです

貸借対照表は、50%するわけではなく、1物件全体(100%)を記載します

それ以外のメリットとしては、1人では買えないような大きな物件を買えるという点が挙げられます

2人分の収入で買うことになるので、そのようなことが可能になるわけです

 

ただ、大きなメリットとして挙げられるのは、この点くらいで、デメリットとしては、物件に変更を加える行為(修繕、改築など)は同意が必要ですし、どちらか一方が売却したいとなった場合は、残った人は知らない人と共有になるという可能性もあります

実際、これを狙って悪用する人もいて、共有不動産を狙って購入し、突然、家に住み着いて、相手を追い出すという手法で、完全な所有権を取得するという輩もいるようです(共有していれば、もちろん住む権利もあるため)

共有不動産はそもそも買う人が少ないため、安く購入できるということを知っている人が、敢えて購入しているようです

 

次は法人の場合です

メリットとしては、個人でもあった、1法人では買えないような大きな物件を買えるという点が挙げられると思います

法人のメリットはそのくらいでしょう

 

デメリットとしては、個人と同じように、物件に変更を加える場合は同意が必要な点と、共有不動産を狙って安く購入し、共有相手を追い出す目に遭う可能性というデメリットが考えられます

 

結局のところ、世の中で共有不動産がそれほどない理由は、メリットよりデメリットが多いからなので、皆さんは単独所有されることをお勧めします

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