東雲結子:先生、この前のスキーで顔だけこんがり焼けました。ゴーグルの跡がくっきり残って、鏡の中にパンダがいます。

税理士石井:ははは、雪山の照り返しは手ごわいですからね。ちなみにASMLの最先端の露光装置が使うEUVは、その紫外線よりさらに波長の短い光なんですよ。

東雲結子:日焼けの親分みたいな光ですね! そんな光を操る会社なら、決算もさぞかし焼けるように熱いのでは?

税理士石井:うーん、熱さでいえば、かなりのものです。2025年10〜12月の受注は131.6億ユーロで、同じ3か月の売上97.2億ユーロを大きく上回りました。

東雲結子:えっ、売るより先に注文が積もっていく……。雪だるまなら、もう一人では転がせない大きさです。

税理士石井:ふふ、ただし落とし穴もあります。会社は2026年から、この四半期ごとの受注を公表しないと決めたんです。中国向けの比率も、2024年の36.1%から2026年は約20%に下がる見通しです。

東雲結子:おっと(汗)。いちばん見たい温度計を外して、雪山に出かけるようなものですね……。

税理士石井:そうなんです。代わりに年に一度、受注残を出すそうです。工務店にたとえると、毎月の契約件数の報告をやめて、年に一度だけ「着工待ちの工事の残高」を教えてくれる形ですね。

東雲結子:なるほど……。年に一度の数字を、ていねいに読み込むしかないわけですね。

税理士石井:ええ。この回は、ASMLの2025年の決算と受注残、EUVと2026年の見通し、そしてPER49.2倍の株価が何を前提にしているかを、決算書と株価の両方から確かめていきましょう。

連載の第2回は、オランダのASML(エーエスエムエル)です。半導体の回路をウエハーに焼き付ける露光装置の会社で、本拠の株式市場はユーロ建てのユーロネクスト・アムステルダム。米ナスダックにも上場しています(預託証券ではなく株式そのもの)。決算期は12月期(1〜12月)で、ASMLの決算の数字は、四半期の決算発表と同じ米国会計基準(US GAAP)で示します。

2026年1月31日までに公表された最新の決算は、2026年1月28日発表の2025年10〜12月期と2025年通期です。会社は同じ日に、2026年の見通し、最大120億ユーロの新しい自社株買い、約1,700ポジションの削減もあわせて公表しました。金額は百万ユーロの開示を億ユーロに四捨五入しています。

材料は、決算発表、US GAAPの財務諸表、投資家向け資料、決算説明会の原稿(prepared remarks)、2024年度の年次報告書(Form 20-F)などです。後半では、決算の数字を株式投資の銘柄選びにどうつなげるかも、アナリストの目線で整理します。

この記事の要点 根拠となる数字
2025年は売上・利益とも5期で最大。EUVが伸び、DUVは減った 売上326.7億ユーロ(15.6%増)、営業利益率34.6%、EUV 116億ユーロ(39%増)、DUV 120億ユーロ(6%減)
10〜12月の受注は売上を大きく上回り、受注残は388億ユーロ 受注131.6億ユーロ(うちEUV 74億ユーロ)、受注÷装置売上1.73倍、受注残388.0億ユーロ(2025年末)
2026年も増収の見通し。ただし中国の比率は約20%へ 2026年の売上340〜390億ユーロ、1〜3月82〜89億ユーロ、中国比率36.1%(2024年)→約20%(2026年の会社見通し)
銘柄選びの目線:株価は利益より速く上がり、PERが広がった 2024年末→2026年1月30日の株価79.1%上昇、2025年のEPS28.4%増、PER35.3倍→49.2倍

ASMLは露光装置の会社、2024年の金額シェアは94.1%(二次資料)

ASMLの装置売上は、EUV(極端紫外線)露光装置、DUV(深紫外線)露光装置、計測・検査装置の3つに分かれます。これとは別に、納めた装置の保守やアップグレードを「インストールドベース売上」として開示しています(決算書の行名はnet service and field option sales)。

市場での位置は、第三者のデータで確かめます。湯之上隆氏がEE Times Japan(2025年8月25日)で紹介したモルガン・スタンレーのデータによると、2024年の露光装置の市場244億ドルのうち、ASMLの金額シェアは94.1%、キヤノンが3.4%、ニコンが2.5%でした(二次資料による)。EUVは44台すべてがASML、ArF液浸は133台のうち129台(97.0%)です。

台数で見ると景色が変わり、ASMLのシェアは60%強、キヤノンは32.7%です。i線と呼ばれる世代では、キヤノンが台数の74.6%を占めます。台数と金額でここまで差が出るのは、ASMLが金額の大きい最先端の装置を押さえているからだと私は読んでいます(当ブログの見方)。

調査会社CINNO IC Researchの2024年の装置メーカー売上ランキング(澎湃新闻の記事による二次資料)でも、ASMLは1位でした(売上300億ドル超、前年比1.3%増)。2位はアプライド マテリアルズ(以下アプライド)、4位は東京エレクトロンです。各社の会計年度の売上(サービスを含む)を並べたもので、基準は完全にはそろっていません。

地域(顧客の所在地) 2024年の売上(億ユーロ) 2022年 2023年 2024年
中国 102.0 13.8% 26.3% 36.1%
韓国 64.1 28.6% 25.2% 22.7%
米国 45.2 9.4% 11.4% 16.0%
台湾 43.5 38.2% 29.3% 15.4%
EMEA(欧州・中東・アフリカ) 13.2 2.9% 4.4% 4.7%
日本 11.6 4.8% 2.2% 4.1%
合計 282.6 — — —

※Form 20-F(2024年度)の地域別の総売上(装置+インストールドベース、顧客の所在地による)。構成比は当ブログの計算で、シンガポール・オランダ・その他のアジアを含む合計に対する比率。2025年の地域別の表は年次報告書に載るもので、2026年1月31日時点では公表されていない。

顧客の地域では、2024年は中国が最大でした。台湾の比率は2022年の38.2%から15.4%へ下がっています。用途別では、2025年の装置売上のうちロジック向けが161億ユーロ(22%増)、メモリー向けが84億ユーロ(2%減)と報じられています(二次資料による:Dolphin ResearchがASMLの資料から集計)。

用語メモ:露光装置=回路のパターンを光でウエハーに焼き付ける装置。EUV(極端紫外線)=紫外線よりずっと波長の短い光で、より細かい回路を焼き付ける最先端の露光に使う。DUV(深紫外線)=EUVより波長の長い光を使う従来型の露光。ArF液浸=DUVのうち、レンズとウエハーの間を液体で満たして細かく焼き付ける方式。US GAAP=米国の会計基準。インストールドベース=すでに顧客の工場で動いている装置の全体。

4年で売上は約1.8倍、2025年は326.7億ユーロで営業利益率34.6%

億ユーロ(%) 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年
売上高 186.1 211.7 275.6 282.6 326.7
うち装置売上 136.5 154.3 219.4 217.7 244.7
うちインストールドベース売上 49.6 57.4 56.2 64.9 81.9
粗利率(%) 52.7 50.5 51.3 51.3 52.8
研究開発費 25.5 32.5 39.8 43.0 47.0
研究開発費比率(%) 13.7 15.4 14.4 15.2 14.4
営業利益 67.5 65.0 90.4 90.2 113.0
営業利益率(%) 36.3 30.7 32.8 31.9 34.6
純利益 58.8 56.2 78.4 75.7 96.1
希薄化後EPS(ユーロ) 14.34 14.13 19.89 19.24 24.71
1株配当(ユーロ) — 5.80 6.10 6.40 7.50
ROE(%) 58.0 59.4 70.4 47.4 50.5

※US GAAP。各年12月期(1〜12月)。比率は当ブログの計算。2021年の1株配当は参照した資料で確認できなかった。ROE=純利益÷期首・期末の平均自己資本(2021年は期末で近似)。

4年で売上は186.1億ユーロから326.7億ユーロへ、約1.8倍になりました(当ブログの計算)。2025年は前年比15.6%増で、営業利益は113.0億ユーロ(25.3%増)、純利益は96.1億ユーロ(26.9%増)、希薄化後EPSは24.71ユーロ(28.4%増)。いずれも5期で最も大きな数字です(増減率は当ブログの計算)。

足踏みした年もあります。2022年は売上が13.8%増えたのに営業利益は65.0億ユーロへ減り、営業利益率は30.7%まで下がりました。2024年は売上が2.6%増にとどまり、営業利益は90.4億ユーロから90.2億ユーロへほぼ横ばいです。

2025年の当初の見通し(2025年1月29日)は、売上300〜350億ユーロ、粗利率51〜53%でした。実績は326.7億ユーロ、52.8%で、売上は幅の中央より少し上、粗利率は上限に近いところに着地しています。年初の売上見通しに50億ユーロもの幅を持たせる会社だということは、覚えておきたい点です(当ブログの見方)。

研究開発費は5年で25.5億ユーロから47.0億ユーロへ、毎年増えました。売上に対する比率は13.7〜15.4%の範囲で、2025年は14.4%です。大家業でいえば、家賃収入の15%近くを、次の世代の建物の設計に毎年回している形。売上が伸び悩んだ2024年も減らさなかった費用です。

用語メモ:粗利率=(売上−売上原価)÷売上。営業利益率=営業利益÷売上。EPS=1株あたり純利益で、希薄化後は将来増えうる株式も含めて計算した値。ROE(自己資本利益率)=純利益÷自己資本。R&D=研究開発費。

2025年はEUVが39%増、DUVは6%減。インストールドベースは26.2%増えた

区分(2025年) 売上(億ユーロ) 前年比 台数など
EUV 116.0 +39% 48台(NXE・EXE)の売上を計上
DUV 120.0 −6% 279台(うち液浸47%)
計測・検査 8.3 +28% —
装置売上の合計 244.7 +12.4% 販売台数327台(新品300・中古27)
インストールドベース売上 81.9 +26.2% 保守・アップグレード
総売上 326.7 +15.6% —

※EUV・DUV・計測検査は投資家向け資料の値(十億ユーロ単位の丸め値、計測・検査は8.25億ユーロ)で、足し算は装置売上と一致しない。装置売上・インストールドベース売上・総売上の前年比は当ブログの計算。2024年の販売台数は418台(新品380・中古38)。

2025年の装置売上244.7億ユーロのうち、EUVが116億ユーロ、DUVが120億ユーロで、ほぼ半分ずつです。前年からの動きは逆向きで、EUVは39%増、DUVは6%減でした。48台のEUVが、279台のDUVとほぼ同じ金額を売り上げたことになります。

販売台数は418台から327台へ減ったのに、装置売上は12.4%増えました。台数より1台の重さで伸びた年と読めます(当ブログの見方)。会社は2026年について、EUVの売上が大きく伸び、EUV以外の装置は2025年並みと説明しています(決算説明会)。

インストールドベース売上は81.9億ユーロで、前年から26.2%増え、総売上の25.1%を占めました(当ブログの計算)。2023年にわずかに減った年はあるものの、5年で49.6億ユーロから増えています。会社は2026年1〜3月期を約24億ユーロと見込んでいます。

大家業でいえば、インストールドベース売上は建てた後の管理受託です。新築の請負は波があっても、管理する建物が増えるほど手数料は積み上がります。総売上の約4分の1がこの形だという点は、ASMLの決算を読むうえで心強い材料だと私は思います(当ブログの見方)。

四半期で見ると、10〜12月の受注131.6億ユーロは売上97.2億ユーロを上回った

四半期 売上高 うち装置 粗利率(%) 営業利益率(%) 純利益 受注 受注÷装置売上
2024年1〜3月 52.9 39.7 51.0 26.3 12.2 36.1 0.91
2024年4〜6月 62.4 47.6 51.5 29.4 15.8 55.7 1.17
2024年7〜9月 74.7 59.3 50.8 32.7 20.8 26.3 0.44
2024年10〜12月 92.6 71.2 51.7 36.2 26.9 70.9 1.00
2025年1〜3月 77.4 57.4 54.0 35.4 23.6 39.4 0.69
2025年4〜6月 76.9 56.0 53.7 34.6 22.9 55.4 0.99
2025年7〜9月 75.2 55.5 51.6 32.8 21.2 54.0 0.97
2025年10〜12月 97.2 75.8 52.2 35.3 28.4 131.6 1.73

※金額は億ユーロ。US GAAP。受注は純受注(net bookings)。受注÷装置売上と営業利益率は当ブログの計算で、受注÷装置売上は会社が公表している指標ではない。

図は、2024年1〜3月期から2025年10〜12月期までの四半期の売上高(灰色)と受注高(紺色)を並べたものです。売上高は装置とインストールドベースの合計、受注高は装置の純受注で、範囲が違う点に注意してください。右端の斜線の棒は2026年1〜3月期の売上の会社見通しで、棒の高さが中央値85.5億ユーロ、縦線が82〜89億ユーロの幅です。

左上には2025年末の受注残388.0億ユーロ(2024年末は359.4億ユーロ)を添えました。2025年10〜12月の受注131.6億ユーロは、前の四半期の54.0億ユーロの2.4倍です(当ブログの計算)。

売上は2024年10〜12月の92.6億ユーロから、2025年1〜3月に77.4億ユーロへ下がり、7〜9月まで75億〜77億ユーロ台で推移しました。そして10〜12月に97.2億ユーロと、8四半期で最も大きくなっています。営業利益率は2024年1〜3月の26.3%から10〜12月の36.2%まで動き、2025年は32.8〜35.4%でした。

受注はもっと荒く動きます。8四半期で最も少ない2024年7〜9月は26.3億ユーロで、装置売上の0.44倍。最も多い2025年10〜12月は131.6億ユーロで、同じ範囲の装置売上75.8億ユーロの1.73倍でした(倍率は当ブログの計算)。インストールドベースを含む総売上97.2億ユーロと比べても、受注のほうが大きいのです。

131.6億ユーロのうち、EUVは74億ユーロでした。前年同期は受注70.9億ユーロのうちEUVが30億ユーロだったので、EUVの受注は倍以上になった計算です(当ブログの計算)。受注の用途別では、メモリー向けが56%、ロジック向けが44%でした(決算説明会の原稿)。

工務店にたとえると、3か月の工事の売上より、新しく結んだ契約の額のほうがずっと大きい状態です。10〜12月だけで営業CF(本業で稼いだ現金)は114.1億ユーロ、FCF(フリー・キャッシュ・フロー)は109.4億ユーロ(会社の投資家向け資料)。受注の積み上がりと時期が重なり、顧客からの前受金が入った可能性があると見ていますが、会社の資料で内訳は確かめられていません(当ブログの見方)。

受注残は2025年末に388億ユーロ、四半期の受注は2026年から開示されない

受注残は2024年末の359.4億ユーロから、2025年末に388.0億ユーロへ8.0%増えました。受注残は装置の注文の残高なので、2025年の装置売上244.7億ユーロと比べると約1.6年分にあたります(いずれも当ブログの計算)。CFO(最高財務責任者)は決算説明会の原稿で、「2025年を約388億ユーロの受注残で終えた」(会社資料の英文を当ブログが訳出)と述べています。

そのうちEUVは約255億ユーロと、CFOが会社の決算動画で話しています(会社が公表した書き起こしによる)。受注残の約3分の2がEUVという計算です(当ブログの計算)。年間の受注は2022年の306.7億ユーロから2024年に189.0億ユーロまで減り、2025年は280.4億ユーロ(48.3%増)に戻りました(2023年の通年の値は参照した資料で確認できず)。

そして、この受注の数字は2025年10〜12月期で最後になりました。CFOは2025年1月29日の決算説明会の原稿で、「受注は2025年までは四半期ごとに報告するが、その後は報告しない」「2026年からは、装置の受注残の総額を年1回報告する」と述べています(会社資料の英文を当ブログが訳出)。

大家業でいえば、受注残は着工待ちの工事です。工務店が毎月の契約件数を見せなくなり、年に一度だけ着工待ちの残高を見せるようになる。四半期ごとの温度計がなくなるので、投資家は売上と粗利率の見通し、そして年1回の受注残で判断することになります(当ブログの見方)。

用語メモ:受注(純受注)=その期間に新たに受けた注文の額から、取り消しなどを差し引いた額。受注残=受けた注文のうち、まだ売上にしていない額。CFO=最高財務責任者。CEO=最高経営責任者。

2026年の会社見通しは売上340〜390億ユーロ、1〜3月は82〜89億ユーロ

項目 2026年1〜3月期 2026年通期
売上高 82〜89億ユーロ 340〜390億ユーロ
うちインストールドベース売上 約24億ユーロ 増加の見込み(金額の記載なし)
粗利率 51〜53% 51〜53%
研究開発費 約12億ユーロ —
販売費・一般管理費 約3億ユーロ —
実効税率 — 約17%

※2026年1月28日公表の会社見通し(2026年1月31日時点の最新)。

通期の中央値365億ユーロは2025年比で11.7%増、幅の下限なら4.1%増、上限なら19.4%増です。1〜3月期の中央値85.5億ユーロは、前年同期の77.4億ユーロより10.4%多く、直前の10〜12月期の97.2億ユーロより12.0%少ない水準です(いずれも当ブログの計算)。

CEOは2026年について「ASMLの事業にとって、また成長の年になると見ている」と述べ、その成長は「主にEUVの売上の大幅な増加と、インストールドベース事業の売上の成長による」と説明しました。顧客からは、AI関連の需要が続くという見方が強まったことを背景に、中期の市場環境についてこれまでよりはっきり前向きな評価が示されたといいます(いずれも会社資料の英文を当ブログが訳出)。

一方、ASMLは業界全体の装置投資(WFE)の数値見通しは示していません。長期では、2024年11月のインベスター・デーで示した2030年の売上約440〜600億ユーロ、粗利率約56〜60%のシナリオを、2026年1月28日の資料で再び示しています。

用語メモ:WFE(ウエハー・ファブ・イクイップメント)=半導体の前工程の装置への投資額。実効税率=税引前利益に対する法人税などの負担の割合。

中国向けの比率は2024年の36.1%から、2026年は約20%の見通し

中国の比率は、20-Fの総売上ベースで2022年13.8%、2023年26.3%と上がり、2024年には36.1%に達しました。2024年の中国向けは102.0億ユーロで、前年より40.6%増えています(当ブログの計算)。

2025年について、ロイターや財新は売上の33%と報じました(二次資料による)。ASMLは地域別をスライドのグラフでしか示しておらず、2026年1月28日の文章の資料には2025年の比率が見当たりません。四半期の比率も報道や分析サイトにありますが、装置売上ベースと総売上ベースが混ざっているため、この回では使いません。

2026年について、CEOは決算説明会の原稿で「2026年の総売上に占める中国地域の比率は、現在の装置の受注残と同程度になると見ている」「それは約20%だ」と述べました(会社資料の英文を当ブログが訳出)。CFOも決算の動画で、受注残の約20%、したがって売上の20%と説明しています。

通期見通しの中央値365億ユーロに約20%を掛けると約73億ユーロで、2024年の102.0億ユーロより約3割少ない計算です(当ブログの単純計算で、会社が示した金額ではありません)。中国が減っても全体では増収というのが、2026年の見通しの骨格です(当ブログの見方)。

この流れは1年前から予告されていました。CEOは2025年1月29日、「2023年と2024年の中国事業は比較的高かった」「2025年以降、中国事業は売上に占める比率がより正常な水準に戻ると見ている」と述べています(会社資料の英文を当ブログが訳出)。

輸出規制の面では、オランダ政府が2023年9月1日から先端半導体製造装置(DUV露光装置など)の輸出に国の許可を求めています。2024年9月6日には対象装置の追加を公表し、政府は輸出の禁止ではなく個別の審査だとしています。2025年1月15日には、計測・検査装置の一部などへの拡大も公表しました(2025年4月1日施行)。

ASMLは2025年10〜12月期の決算発表で、リスクとして「輸出規制のもとで、受注済みのものを含む装置の出荷が制限されること」を挙げています(会社資料の英文を当ブログが訳出)。大家業でいえば、建てられる建物を条例で決められるようなもので、需要があっても売れる相手が規制で変わりうるのです。

財務:ネットキャッシュ106.1億ユーロ、在庫は271日分、FCFは110.3億ユーロ

億ユーロ(%、日) 2021年末 2022年末 2023年末 2024年末 2025年末
現金・短期投資等 75.9 73.8 70.1 127.4 133.2
有利子負債(固定の長期借入金) 40.8 35.1 46.3 36.8 27.1
ネットキャッシュ 35.2 38.6 23.8 90.6 106.1
棚卸資産 51.8 72.0 88.5 108.9 114.3
在庫日数(日) 215 251 241 289 271
自己資本比率(%) 33.5 24.3 33.7 38.0 38.8
営業CF 108.5 84.9 54.4 111.7 126.6
設備投資(有形+無形) 9.4 13.2 22.0 20.8 16.3
FCF(営業CF−設備投資) 99.1 71.7 32.5 90.8 110.3
FCFマージン(%) 53.2 33.9 11.8 32.1 33.8

※US GAAP。ネットキャッシュ・在庫日数・FCF・比率は当ブログの計算。有利子負債は固定負債の長期借入金だけで、1年以内に返す分は含まない(当ブログが取得できなかったため)。そのためネットキャッシュは実際より大きく出ている可能性がある。在庫日数=期末棚卸資産÷売上原価×365。キャッシュフローは各年1〜12月。

2025年末のネットキャッシュは106.1億ユーロで、時価総額の2.3%です。ただし表の注のとおり、借入金は1年超の部分しか拾えていません。手元資金が借入を上回ることは確かでも、余裕の大きさは少し割り引いて見るのが安全です(当ブログの見方)。

棚卸資産は114.3億ユーロで、在庫日数は2024年末の289日から271日に短くなりました。それでも売上原価の約9か月分です(当ブログの計算)。大家業でいえば、工事の資材を9か月分抱えている状態です。受注残が厚いうちは出番を待つ資材でも、売上が鈍れば重荷にもなりうると私は見ています(当ブログの見方)。

2025年の営業CFは126.6億ユーロで、設備投資は16.3億ユーロと営業CFの12.9%にとどまりました(当ブログの計算)。FCFは110.3億ユーロで、会社定義のFCFとも一致します。一方、2023年は営業CFが54.4億ユーロに落ち、FCFは32.5億ユーロでした。現金の出入りは利益より大きく振れる会社です。前受金にあたる契約負債は、取得できたのが1年超の部分だけのため、総額の増減はこの回では判断していません。

用語メモ:ネットキャッシュ=現金・短期投資−有利子負債。営業CF=本業で稼いだ現金。FCF(フリー・キャッシュ・フロー)=営業CF−設備投資で、会社が自由に使えるお金の目安。capex(設備投資)=工場や設備への投資。契約負債=顧客から先に受け取った代金など。

株主還元は2025年に85.0億ユーロ、2028年末までに最大120億ユーロの自社株買い

1株配当は2022年の5.80ユーロから毎年増え、2025年分は7.50ユーロ(17%増)です。中間配当1.60ユーロ×3回と、株主総会に提案する期末配当2.70ユーロの合計で、1株配当÷EPSの配当性向は30.4%。会社は配当の方針を「時間とともに増えていく配当を、四半期ごとに支払うことを目指す」としています(会社資料の英文を当ブログが訳出)。

自社株買いは、2022〜2025年の枠(上限120億ユーロ)のうち76億ユーロを実施して、2025年12月に終えました。2025年の取得額は59.5億ユーロです。そして2026年1月28日、最大120億ユーロの新しい自社株買いを公表・開始しました。2028年12月31日までに行い、最大200万株を従業員の株式報酬に充て、残りは消却します。

120億ユーロは、2026年1月30日の時価総額4,685.1億ユーロの約2.6%です(当ブログの計算)。2025年の株主還元は、配当25.5億ユーロと自社株買い59.5億ユーロで85.0億ユーロ。純利益の88.5%、FCFの約77%にあたります(当ブログの計算)。

流通株式数は2024年末の393,283,720株から、2025年末の385,417,665株へ約2.0%減りました(当ブログの計算)。区分所有の建物で持分を買い戻して消していけば、残った所有者1人あたりの持分は増えます。1株あたりの利益を押し上げる還元です。

同じ1月28日、会社は技術部門とIT部門で「約1,700ポジションの純減」を公表し、「主にオランダで、一部は米国」としています(会社資料の英文を当ブログが訳出)。2025年末の正社員(フルタイム換算)43,520人の約4%にあたります(当ブログの計算)。

2026年1月30日の株価で見ると、PER49.2倍・PBR23.9倍

指標 値 前提
株価(終値) 1,215.60ユーロ 2026年1月30日、ユーロネクスト・アムステルダム(二次資料:Yahoo Finance)
(参考)ナスダックの株価 1,423.00ドル 同日の終値(二次資料:Yahoo Finance)
時価総額 4,685.1億ユーロ(約85.91兆円) 流通株式数385,417,665株(2025年12月31日)。円は2026年1月30日の三菱UFJ銀行の仲値(TTM)183.36円で当ブログが換算
PER(TTM) 49.2倍 2025年の希薄化後EPS 24.71ユーロ
PER(ランレート、参考) 41.4倍 2025年10〜12月期のEPS 7.34ユーロ×4
益回り 2.03% 1÷PER(TTM)
PBR 23.9倍 1株純資産50.89ユーロ(2025年12月31日)
配当利回り 0.62% 2025年分の年間配当7.50ユーロ
FCF利回り 2.35% 2025年のFCF 110.3億ユーロ÷時価総額
株主還元利回り 1.81% 2025年の配当と自社株買い85.0億ユーロ÷時価総額
2025年の株価 +35.8% 2024年12月31日678.70ユーロ→2025年12月31日921.40ユーロ
2026年1月の株価 +31.9% 2025年12月31日→2026年1月30日

※当ブログの計算。株価は二次資料の終値(配当調整なし)。騰落率は配当を含まない。2026年1月28日以降の自社株買いは株数に反映していない。

指標は、すべてユーロ建てのユーロネクストの株価で計算しています。ASMLの株式情報のページは、ユーロネクスト・アムステルダムとニューヨークのナスダックの両方に上場しているとし、ナスダックの株を「registered ASML NASDAQ shares」と呼んでいます。20-Fでナスダックに登録されているのは普通株(額面0.09ユーロ)で、ADR(米国預託証券)ではありません。

1株1,215.60ユーロは、2026年1月30日の仲値で約22.3万円です(当ブログの換算)。円で持つ投資家には、ユーロ建ての株価の動きに加えて、為替の動きも損益に入ってきます。

用語メモ:PER(株価収益率)=株価÷1株あたり利益。TTM=直近4四半期(ASMLは2025年通期と同じ)。ランレート=直近の四半期を4倍して1年分とみなした値。PBR(株価純資産倍率)=株価÷1株あたり純資産(BPS)。ADR=米国預託証券。

株式投資の目線では、ASMLの株価はEUVの伸びと受注残の厚みに賭けている

ここからは、決算の数字を株式投資の銘柄選びにつなげます。露光装置で金額の94.1%を押さえ(2024年、二次資料)、装置売上の半分近くをEUVが占める会社です。私はこの株を、EUVの売上の伸びと受注残の厚みに賭ける株だと見ています(当ブログの見方)。中国の比率が下がる中で増収を続けられるかが、株価の前提の中心にあります。

株価と利益の向きは、そろってはいます。株価は2025年に35.8%上がり、2025年のEPSは28.4%増えました。決算期が暦年なので期間はそろいますが、2025年の決算が出たのは2026年1月28日で、株価の年間の動きはその前に終わっています。

2024年末から2026年1月30日までで見ると、株価は79.1%上昇し、EPSの伸び28.4%を大きく上回りました。2024年末の株価678.70ユーロを2024年のEPS19.24ユーロで割ったPERは35.3倍で、それが49.2倍になっています(いずれも当ブログの計算)。利益の伸び以上に、倍率が広がったわけです。

今の倍率を10社と比べると、PER49.2倍は中央値52.0倍をやや下回り、益回り2.03%は中央値1.93%を上回ります。PBR23.9倍は中央値18.9倍より高いものの、PBR÷PERにあたるEPS÷BPSは48.6%で、2025年のROE50.5%に近い値です。高いPBRは、ROE50%前後が続くことを前提にしていると読めます(当ブログの見方)。

お金の面では、FCF利回り2.35%(値のある8社の中央値1.74%)、株主還元利回り1.81%(10社の中央値1.36%)、配当利回り0.62%(同0.43%)と、いずれも中央値を上回ります。それでも、いちばん高いFCF利回りでも2%台で、株価の多くはこの先の利益の伸びに支えられています(当ブログの見方)。

用語メモ:益回り=1÷PER。EPS÷BPS=PBR÷PERと同じで、利益で見た資本の効率の目安。FCF利回り=最新通期のFCF÷時価総額。株主還元利回り=最新通期の配当金の支払額と自社株買いの合計÷時価総額。中央値=この連載の10社の値を小さい順に並べたときの真ん中の値。

銘柄選びでは、受注が見えなくなる2026年に何を物差しにするかを確かめたい

利益の振れを見ると、2021〜2025年の営業利益率は30.7%(2022年)〜36.3%(2021年)で、営業利益が最も減った年でも前年比3.7%減(2022年)でした。一方、四半期の受注は26.3億〜131.6億ユーロと約5倍の幅で動いています(当ブログの計算)。受注の波に比べ、利益はかなり穏やかです。ただ、確かめたのはこの5期だけで、それより前の景気の波は見ていません。

株価が動くきっかけは、まず四半期ごとの決算と見通しです。次の決算では、1〜3月期の売上が82〜89億ユーロ、粗利率が51〜53%の幅のどこに着地するか、通期の340〜390億ユーロの幅が動くかが材料になります。四半期の受注がなくなる分、会社がどの数字を開示し続けるかも確かめたい点です(当ブログの見方)。

ほかに、中国の比率が約20%の見通しどおりに下がるか、輸出規制の変更、顧客の設備投資計画、自社株買いの進み具合も前提を動かします。半導体メーカーの計画の例では、台湾のTSMCが2026年1月15日に、2026年の設備投資予算を520〜560億ドルと示しました。

下振れのリスクは三つあると考えます。一つ目は中国で、2024年に総売上の36.1%を占めた地域が約20%へ下がる見通しのうえ、会社自身が受注済みの装置の出荷制限をリスクに挙げています。二つ目はEUVへの集中で、2026年の成長の柱をEUVに置く分、顧客の投資計画がずれたときの影響は大きくなります(当ブログの見方)。

三つ目は倍率です。株価は2024年末から利益の伸びを大きく上回って上がり、PERは35.3倍から49.2倍に広がりました。利益が見通しどおり増えても、倍率が縮めば株価は下がりうることは、知っておきたい点です(当ブログの見方)。

銘柄選びで確かめる点 この会社の数字(時点) 当ブログの見方
株価と利益の向き 2025年の株価+35.8%、2025年のEPS+28.4%/2024年末→2026年1月30日の株価+79.1% 利益の伸びより株価の上昇が大きい
利益に対する株価の水準 PER(TTM)49.2倍・益回り2.03%(10社の中央値52.0倍・1.93%)、ランレート41.4倍(2026年1月30日) 10社では中央値並み。ただしPERは35.3倍から広がった
PBRとROE PBR23.9倍(中央値18.9倍)、EPS÷BPS48.6%、2025年のROE50.5% 高いPBRは、ROE50%前後が続くことが前提
株主に戻すお金 配当利回り0.62%、FCF利回り2.35%、株主還元利回り1.81%(2025年の実額)、新たな自社株買い最大120億ユーロ(2028年末まで) 中央値を上回るが、いちばん高いFCF利回りでも2%台
景気の波への強さ 営業利益率30.7〜36.3%(2021〜2025年)、四半期の受注26.3億〜131.6億ユーロ 受注は大きく振れ、利益は穏やか
先行きの見え方 2026年の売上340〜390億ユーロ、1〜3月82〜89億ユーロ、中国比率約20%(2026年1月28日) 四半期の受注が消え、見通しの幅と年1回の受注残が物差しになる

この株の性格が合うかどうかは、投資の目的で分かれます。配当で手取りを積み上げたい人には、配当利回り0.62%という数字がまず物差しになるでしょう。EUVを軸にした長い成長に期待し、年1回の受注残と見通しの幅を追い続けたい人の目的とは、この株の性格がかみ合いやすいと思います(当ブログの見方)。

日本の個人が持つ方法も確かめておきます。ナスダックの株については、SBI証券の米国株の取扱市場にナスダックが入っており、SBIの投資情報も「ASML ホールディングス NYRS(ASML)」を取り上げたことがあります(2020年1月29日の資料)。ただ、各社の取扱銘柄の一覧でASMLを個別に確かめることはできていません。

ユーロネクストの株は、SBI証券の説明書(2026年1月版)が扱う外国株の国にオランダが入っておらず、楽天証券とマネックス証券のページでもユーロネクストを扱うという記載は見つかっていません(ほかの証券会社は未確認)。

配当の税金にも注意が要ります。オランダの国内の配当税率は15%、日蘭租税条約の上限は個人などのポートフォリオ投資家で10%です。日本の証券会社経由で実際に15%と10%のどちらが引かれるかは確認できませんでした。受け取ったら、取引報告書で税率を確かめてください。

15%が引かれた場合、条約の上限を超える5%分は日本の外国税額控除の対象にならず、SBI証券は限度税率を超えた分の還付請求に対応していないと記載しています。外国株の配当の税金や外国税額控除、NISAでの扱いは、10社を比べて外国株の配当の税金を取り上げる回でまとめて整理します。

ASMLの決算は、年1回の受注残と見通しの幅で読む時代に入る

ASMLの2025年は、売上326.7億ユーロ、営業利益113.0億ユーロと5期で最も大きな数字が並び(営業利益率は34.6%)、10〜12月の受注は131.6億ユーロ、受注残は388.0億ユーロでした。2026年は中国の比率が約20%に下がる見通しの中で、EUVを柱に340〜390億ユーロの売上を見込んでいます。

次の決算で確かめたいのは、1〜3月期の売上が82〜89億ユーロの幅のどこに着地するか、粗利率が51〜53%に収まるか、通期の見通しの幅が動くかです。インストールドベース売上の約24億ユーロ、中国の比率、自社株買いの進み具合もあわせて見ておきたいところです。2025年の地域別の数字は、年次報告書で確かめられるようになります。

大家業を長く続けていると、満室の時期の家賃より、次の入居の予約がどれだけ入っているかのほうが、先の安心につながると感じます。ASMLは、その予約表を年に一度しか見せない会社になりました。だからこそ、一度の数字をていねいに読むことが大切だと私は思います。アプライドやASMインターナショナル(以下ASMI)を取り上げる回、10社を比べる回もあわせてどうぞ。

 

※本記事は公表資料をもとにした情報提供を目的としたもので、特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。業績や株価に関する記述は当ブログの見方や試算で、将来の業績や株価を予想・保証するものではありません。

※数値は各社の決算資料・年次報告書・米国証券取引委員会(SEC)への提出書類などの公表資料をもとに当ブログが集計・計算したもので、四捨五入の関係で合計が合わない場合があります。数値は2026年1月31日までに公表されたもので、時点は本文・表に記載しています。円換算は2026年1月30日の為替レートによる参考値です。税制は2026年1月31日時点の法令にもとづき、令和8年度税制改正大綱の内容は今後の法改正で決まります。

出典・参考

  • ASML reports €32.7 billion total net sales and €9.6 billion net income in 2025(Form 6-K)(ASML、2026年1月28日)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/937966/000162828026003701/pressreleasefinancialresul.htm
  • Q4 2025 financial results(ASML、2026年1月28日)https://investor.asml.com/news-releases/news-release-details/q4-2025-financial-results
  • Q4 2025 US GAAP financial statements(ASML、2026年1月28日)https://investor.asml.com/static-files/aa0c0d33-e7b4-48d3-9715-1b70c6335dfb
  • Q4 2025 investor presentation(Form 6-K)(ASML、2026年1月28日)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/937966/000162828026003701/a2026_01x28xpresentation.htm
  • Q4 2025 investor call prepared remarks(ASML、2026年1月28日)https://investor.asml.com/static-files/c9ebcc25-6d74-47a6-8a4c-e64800c951cb
  • Q4 2025 investor call transcript(ASML、2026年1月28日)https://ourbrand.asml.com/m/285dcba22c2bf203/original/2026_01_28-ASML-Transcript-investor-call-Q4-2025.pdf
  • Results Video Transcript Q4 and FY 2025(ASML、2026年1月28日)https://investor.asml.com/static-files/8bafa389-d763-475e-a7cc-b468ecd9e912
  • Strengthening focus on engineering and innovation(ASML、2026年1月28日)https://investor.asml.com/news-releases/news-release-details/strengthening-focus-on-engineering-and-innovation
  • Q4 2024 financial results(ASML、2025年1月29日)https://investor.asml.com/news-releases/news-release-details/q4-2024-financial-results
  • Q4 2024 investor call prepared remarks(ASML、2025年1月29日)https://investor.asml.com/static-files/a6b90371-ce4b-4945-b2c3-9498aeda2760
  • Q4 2024 US GAAP financial statements(Form 6-K)(ASML、2025年1月29日)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/937966/000093796625000003/financialstatementsusgaapq.htm
  • Q4 2022 US GAAP financial statements(Form 6-K)(ASML、2023年1月)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/937966/000093796623000003/financialstatementsusgaapq.htm
  • Form 20-F for the fiscal year 2024(ASML、2025年2月)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/0000937966/000093796625000009/asml-20241231.htm
  • Form 20-F 2024, Segment disclosure – Net Sales and Long-Lived Assets by Geographic Region(ASML、2025年2月)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/937966/000093796625000009/R71.htm
  • Share information(ASML、2025年12月31日時点のデータ)https://investor.asml.com/share-information
  • Capital return and financing(ASML、ページに日付の記載なし)https://investor.asml.com/investor-resources/capital-return-and-financing
  • ASML Q4 2025 video interview transcript(CEOInterviews、会社の動画の第三者による書き起こし、2026年1月30日)https://ceointerviews.ai/interview/685836/
  • ASML Q4 bookings beat expectations as chipmakers order more to satisfy AI demand(Reuters配信、WHBL掲載、2026年1月28日)https://whbl.com/2026/01/28/asml-q4-bookings-beat-expectations-as-chipmakers-order-more-to-satisfy-ai-demand/
  • ASML expects China revenue drop following backlog-fueled surge(Caixin Global、2026年1月29日)https://www.caixinglobal.com/2026-01-29/asml-expects-china-revenue-drop-following-backlog-fueled-surge-102409285.html
  • ASML Q4 2025(Dolphin Research、Longbridge掲載、2026年1月28日)https://longportapp.cn/en/topics/38193632
  • 前工程装置でシェア低下が続く日本勢、気を吐くキヤノンは希望となるか:湯之上隆のナノフォーカス(83)(EE Times Japan、モルガン・スタンレーのデータを引用、2025年8月25日)https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2508/26/news015.html
  • 2024年全球半导体设备厂商Top10出炉(澎湃新闻、CINNO IC Researchのデータ、2025年3月5日)https://m.thepaper.cn/newsDetail_forward_30298973
  • The Netherlands expands export control measure for advanced semiconductor manufacturing equipment(nl、2024年9月6日)https://www.government.nl/latest/news/2024/09/06/the-netherlands-expands-export-control-measure-advanced-semiconductor-manufacturing-equipment
  • Klever: export controls on advanced semiconductor manufacturing equipment to be tightened(nl、2025年1月15日)https://government.nl/latest/news/2025/01/15/klever-export-controls-on-advanced-semiconductor-manufacturing-equipment-to-be-tightened
  • TSMC Reports Fourth Quarter EPS of NT$19.50(Form 6-K)(TSMC、2026年1月15日)https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1046179/000104617926000008/a4q25e_withguidancexfinal.htm
  • Dividend tax if you receive dividend(Belastingdienst、2024年6月5日)https://www.belastingdienst.nl/wps/wcm/connect/bldcontenten/belastingdienst/business/profit/dividend-tax/dividend-tax-if-you-receive-dividend
  • オランダ王国との新租税条約が署名されました(財務省、2010年8月25日)https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/international/tax_convention/press_release/sy220825ne.htm
  • Convention between the Kingdom of the Netherlands and Japan for the avoidance of double taxation, Article 10(Wolters Kluwer Inview、2010年8月25日署名の条約本文)https://inview.nl/openCitation/id35db725dfb64f9380602b1ce651cf508/convention-between-the-kingdom-of-the-netherlands-and-japan-for-the-avoidance-of-double-taxation-and-the-prevention-of-fiscal-evasion-with-respect-to-taxes-on-income-artikel-10
  • 外国株式取引に関する説明書(インターネット取引)(SBI証券、2026年1月版)https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/bm/bm_260124_4_foint.pdf
  • SAKAEのOne Pager ASML ホールディングス NYRS(ASML)(SBI証券、2020年1月29日)https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/foreign/market_onepager_ASML200129.pdf
  • 外国為替相場 2026年1月30日(三菱UFJリサーチ&コンサルティング、2026年1月30日)https://www.murc-kawasesouba.jp/fx/past/index.php?id=260130
  • 株価:Yahoo Finance ASML.AS historical prices(2025年12月31日・2026年1月30日の終値)https://finance.yahoo.com/quote/ASML.AS/history/?period1=1766361600&period2=1769817600
  • 株価:Yahoo Finance ASML.AS historical prices(2024年12月31日の終値)https://finance.yahoo.com/quote/ASML.AS/history/?period1=1734912000&period2=1735948800
  • 株価:Yahoo Finance ASML(Nasdaq)historical prices(2026年1月30日の終値)https://finance.yahoo.com/quote/ASML/history/?period1=1766361600&period2=1769817600