東雲結子:先生、大家仲間から「アパートローンを借り換えたい」と相談が来ました。私、胸を張って答えたんです。「金利の低い銀行に替えれば、借金が減りますよ!」

税理士石井:うーん、減るのは利息のほうで、元本は銀行を替えても減りません。重い荷物を新しいリュックに詰め替えても、荷物の重さは同じです。

東雲結子:えっ、リュックがおしゃれになるだけ……。じゃあ、キオクシアが2025年7月にした大きな借り換えも、借金は減っていないんですか?

税理士石井:ええ、総額はほぼ同じです。2025年3月末の有利子負債は、会社の開示で10,990億円。9月末の社債及び借入金は11,101億円でした。変わったのは、荷物の中身なんです。

東雲結子:中身? あっ、3月末の10,990億円には、優先株式が含まれているんですね。株なのに借金……株の着ぐるみを着た借金ですか?

税理士石井:ははは、うまいことを言いますね。国際会計基準(IFRS)では、この優先株式は負債に分類され、配当も金融費用に入っていました。7月にそれを全部買い取って消し、代わりに初めての社債と新しい銀行ローンを組んだんです。

東雲結子:大家さんでいえば、配当を払っていた出資のお金を返して、銀行ローンと債券に組み直した……みたいな感じですか?

税理士石井:近いです。返済期限も、古いシンジケートローンの2027年6月から、新しいローンでは2029年7月まで延びました。ただし、新しいローンにも、銀行との約束である財務制限条項が付いています。たとえば、連結の当期純損益で2期続けて損失を出さないこと。

東雲結子:2期連続の赤字は禁止……。私の家計簿に銀行が付いていたら、毎年、面談に呼ばれています。

税理士石井:ふふ、家計簿に銀行がいなくてよかったですね。この回は、借り換えの中身、サンディスクとの合弁と工場への投資、そして株主にとっての意味を、決算書と株価の両方から読んでいきましょう。

連載の第3回は、キオクシアホールディングス(以下キオクシア、東証プライム、証券コード285A)の財務を読みます。四日市工場と北上工場でNANDフラッシュメモリー(電源を切ってもデータが消えないメモリー)を作り、両工場の生産能力の約8割をサンディスクと合弁で共有している会社です。決算は国際会計基準(IFRS)の連結で、3月期(2026年3月期=2025年4月〜2026年3月)です。

2026年1月31日までに公表された最新の決算は、2025年11月13日発表の2026年3月期第2四半期(2025年7〜9月)で、同じ日に半期報告書も出ています。この回は、2025年7月の借り換え、銀行との約束、キャッシュ・フローと設備投資、サンディスクとの合弁と国の助成を、主にこの2つの資料と有価証券報告書から読みます。2026年1月30日に発表された合弁の延長も扱います。

キオクシアの財務の話は、株主にとっての意味と切り離せません。後半では、財務の数字を株式投資の銘柄選びにどうつなげるかも、アナリストの目線で整理します。売上や利益の四半期の動きは、決算を読む回で取り上げます。金額は百万円の開示を億円に四捨五入した値です。

この記事の要点 根拠となる数字
2025年7月の借り換えで、負債の総額はほぼそのままに中身が入れ替わった 有利子負債10,990億円(2025年3月31日、優先株式を含む会社開示)→社債及び借入金11,101億円(2025年9月30日)
純有利子負債は減ったが、会社が目指すネット・キャッシュはまだ先 純有利子負債9,310億円(2025年3月31日)→8,746億円(2025年9月30日)、直近4四半期のEBITDAの1.45倍
工場は合弁で分け合い、国の助成も受ける。四日市の合弁は2034年末まで延びた 2025年4〜9月の会社の設備投資額1,451億円、経済産業省の助成の上限 計2,429.3億円、サンディスクが11.65億ドルを分割で支払い
銘柄選びの目線:純有利子負債は時価総額の7.57%。株主への還元はネット・キャッシュの後 ネットキャッシュ÷時価総額−7.57%(海外7社の中央値1.10%)、FCF利回り2.19%、配当利回り0.00%

キオクシアの貸借対照表は工場の設備とのれんが大きく、自己資本比率は27.5%

億円(%) 2024年3月31日 2025年3月31日 2025年9月30日
資産合計 28,649 29,197 29,822
現金及び現金同等物 1,876 1,679 2,355
棚卸資産 2,718 3,529 3,616
有形固定資産 11,688 11,002 10,687
のれん 3,954 3,953 3,955
繰延税金資産 3,707 3,192 2,966
借入金(2025年9月30日は社債及び借入金) 11,113 7,777 11,101
優先株式(その他の金融負債、IFRSで負債) — 3,213 0
リース負債 1,829 2,218 2,194
親会社所有者帰属持分 4,496 7,376 8,192
親会社所有者帰属持分比率(%) 15.7 25.3 27.5

※IFRS・連結。2024年3月31日は優先株式が別に表示されておらず、その他の金融負債(流動)3,443億円に含まれるとみられる(内訳は未確認)。リース負債は流動と非流動の合計。

2025年9月30日の資産合計は29,822億円です。いちばん大きいのは工場の建物や製造装置などの有形固定資産10,687億円で、のれん3,955億円、棚卸資産3,616億円、繰延税金資産2,966億円、現金及び現金同等物2,355億円が続きます。

親会社所有者帰属持分(自己資本にあたる値)は8,192億円で、資産に対する比率は27.5%と3割弱です。2024年3月31日の15.7%から、2025年3月期の黒字(帰属利益2,723億円)や、2024年12月の上場時の公募(会社の調達額約300億円)などで、厚みを取り戻してきました。

それでも、海外の上場メモリー7社と比べると薄い水準です。各社の最新通期で比べると、キオクシアの2025年3月期末の25.3%に対し、7社の中央値は68.5%でした。大家業でいえば、資産の4分の1強を自己資金でまかない、残りを借入やそれ以外の負債で支えている状態です。

税理士として気になるのは、繰延税金資産2,966億円です。将来の利益から差し引ける税金の見込みを資産にしたもので、一般に、将来の利益の見通しが下がると取り崩しを迫られることがあります。値段の波が下を向いたとき、利益だけでなく、この資産の扱いも決算を揺らしうる点は覚えておきたいところです(当ブログの見方)。

用語メモ:のれん=会社を買ったときに、相手の純資産を超えて支払った分。繰延税金資産=将来の税金を減らせる見込みの額を、資産として計上したもの。親会社所有者帰属持分比率=IFRSで、日本基準の自己資本比率にあたる値。

2025年7月の借り換えで、優先株式とシンジケートローンを社債と新しいローンに組み替えた

日付 内容
2019年5月31日 シンジケートローン契約(返済期限2027年6月17日)
2019年 非転換型の甲種優先株式1,200株・乙種優先株式1,800株を発行(IFRSでは負債に分類)
2025年7月17日 シニア・ファシリティ契約。タームローンA 3,200億円、B 1,275億円、リボルビング枠2,100億円、返済期限2029年7月31日
2025年7月 初の社債(米ドル建て・無担保)。2030年満期11億ドル(利率6.25%)、2033年満期11億ドル(同6.625%)
2025年7月25日 甲種・乙種優先株式を全株取得し、消却
2025年7月 2019年のシンジケートローンを返済し、担保も解除

※半期報告書、決算短信、有価証券報告書による。

新しい銀行ローンは、三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・日本政策投資銀行とのシニア・ファシリティ契約(2025年7月17日)です。期間を決めて借りるタームローンがAとBで合計4,475億円、枠の範囲で借りたり返したりできるリボルビング枠が2,100億円。金利はTIBORに上乗せ幅(スプレッド)を加える形で、返済期限は2029年7月31日です。

社債はキオクシアにとって初めての社債で、米ドル建て・無担保です。2030年満期と2033年満期がそれぞれ11億ドルで、利率は6.25%と6.625%。ドル建ての支払いを通貨スワップで組み替えた後の実質的な負担の利率は、年3.2934%と3.6638%になります。

会社は、2030年満期を2027年7月24日以降、2033年満期を2028年7月24日以降に、期限前に償還できる権利も持っています。2025年9月30日の帳簿価額は、2本で3,267億円でした。

優先株式は、2025年7月25日に全株を取得して消却しました。取得の額は、キャッシュ・フロー計算書の償還額では3,230億円、第1四半期の決算短信の後発事象の記載では約3,304億円です。第1四半期の決算短信は、約3,304億円に未払配当金相当額が含まれると注記していますが、差の約74億円の内訳までは確認できませんでした。

2026年3月期中間期(2025年4〜9月)の財務CFでは、長期借入による収入が5,072億円、借入金の返済が4,988億円、社債の発行が3,267億円、優先株式の償還が3,230億円でした。4つを差し引きすると約121億円で(当ブログの計算)、大きなお金が出入りしたわりに、差し引きはわずかです。

大家業でいえば、ローンを借り換え、出資の分も返し終えたのに、手元の現金はほとんど増えも減りもしなかった形です。借り換えは、借金を減らす作業ではなく、返済の期限と相手を組み替える作業だと私は見ています(当ブログの見方)。

優先株式の配当は、IFRSでは金融費用として計上されていました。2025年3月期の優先配当は、1株あたり甲種7,738,453円・乙種8,041,552円で、株数を掛けると合計約238億円です(当ブログの計算)。同じ期の金融費用は853億円でした。優先株式がなくなった後は、社債と新しいローンの利息を払う形に変わります。

借り換えの直後には費用も出ています。会社は第2四半期の予想を出した時点で、借り換えで7〜9月の金融費用が約130億円増える見込みだと説明していました。営業利益と税引前利益の差は、2025年4〜6月の176億円から7〜9月の292億円へ広がっています(当ブログの計算。差には金融費用のほか金融収益なども含まれます)。

用語メモ:シンジケートローン=複数の銀行が同じ条件で一緒に貸すローン。タームローン=期間と返済の予定を決めて借りるローン。リボルビング枠=決めた上限の範囲で借りたり返したりできる融資枠。TIBOR=東京の銀行間で資金を貸し借りするときの金利の指標。通貨スワップ=異なる通貨の元本や利息を交換する約束の取引。優先株式=配当などで普通株より優先される株式。

借り換えの前後で負債の総額はほぼ同じ、純有利子負債は8,746億円

図の左(a)は、2024年3月31日、2025年3月31日(借り換え前)、2025年9月30日(7月の借り換え後)の3時点で、借入金、社債、優先株式、リース負債を積み上げた棒と、その右の現金の棒です。積み上げの合計は16,385億円、13,208億円、13,296億円でした。

2025年3月31日の橙色の優先株式3,213億円が、9月30日には青の社債3,267億円に入れ替わっています。借入金は7,777億円から7,835億円で、ほぼ同じ水準です。2024年3月31日の薄い橙色の3,443億円は、優先株式が別に表示されていないため、優先株式を含むとみられるその他の金融負債(流動)の額を示しています。

ここで、物差しの違いに注意が要ります。会社は2025年3月31日の有利子負債を10,990億円、純有利子負債を9,310億円と開示していて、どちらも優先株式を含む数字です。優先株式を除いて借入金だけで計算すると、純有利子負債は6,098億円になります。

この6,098億円と9月30日の8,746億円を比べると、借り換えで借金が増えたように見えてしまいます。けれども、優先株式を含む会社の定義で比べれば、9,310億円から8,746億円へ564億円減っています(当ブログの計算)。中身を入れ替えただけの借り換えを、物差しを取り違えて「借金が増えた」と読まないことが大切です(当ブログの見方)。

純有利子負債8,746億円は、社債及び借入金11,101億円から現金2,355億円を引いた値で、リース負債2,194億円は含みません。リース負債を含めると10,940億円です。

さかのぼると、2024年3月31日の借入金11,113億円のうち8,264億円は、1年以内に返す流動の区分にありました。2025年3月期の1年で借入金は3,336億円減っています(当ブログの計算)。半期報告書によると、2024年6月12日に古いシンジケートローンの契約を借り換えの目的で修正し、担保を差し入れています。

財務制限条項は「2期続けて損失を出さない」とレバレッジ・レシオ3.25倍以下

新しいローンには、銀行との約束である財務制限条項が付いています。半期報告書によると、内容は三つです。連結の当期純損益で2期続けて損失を出さないこと、資本合計を一定の水準より下げないこと、そして連結レバレッジ・レシオの上限です。

レバレッジ・レシオの上限は、2025年9月30日の3.25倍から、2029年3月31日までに2.75倍へ段階的に下がります。借入の重さを利益の何倍かで測る比率で、計算の方法は契約で決まっています。

参考までに、当ブログが純有利子負債8,746億円を直近4四半期のEBITDA(IFRSの営業利益+減価償却費及び償却費、6,041億円)で割ると1.45倍です。契約の定義とは違うので、3.25倍と直接は比べられません。

会社自身の長期財務モデル(2024年11月22日)の目標は、純有利子負債÷直近12か月の会社独自の調整後EBITDA(Non-GAAP EBITDA)で、中期に1.0倍未満、長期にはネット・キャッシュです。

気をつけたいのは、一つ目の約束です。前の下り坂では、2023年3月期と2024年3月期の2期続けて、帰属利益が赤字でした。条項の細かな判定の方法はこの回で参照した資料の要約からは読み切れませんが、同じ深さの下り坂がもう一度来れば、この約束が意識される場面になりうると私は見ています(当ブログの見方)。

会社も半期報告書で、財務制限条項に抵触した場合の期限前の返済を、事業等のリスクに挙げています。金利の上昇の影響もリスクに挙げられており(いずれも要約)、タームローンの金利はTIBORに連動する形です。

ほかに、設備投資に使う融資枠(キャペックス・ファシリティ)があり、上限1,200億円、返済期限2028年12月31日で、2025年9月30日の残高は190億円でした。格付けは、2025年7月15日の報道時点で、格付け会社のS&PとFitchがBB+です(二次資料による)。

大家業を長く続けていると、ローンの条件で効いてくるのは、金利の差より、返済期限と「約束ごと」のほうだと感じます。キオクシアの借り換えも、期限を延ばし、約束を組み直した取引だと読めます(当ブログの見方)。古いシンジケートローンにも財務制限条項と担保が付いていて、会社は半期報告書で、借り換えの目的に返済期限の長期化、付帯条項の条件の改善、既存タームローンの担保解除などを挙げています。

用語メモ:財務制限条項(コベナンツ)=借り手が守る約束で、破ると期限前の返済を求められることがある。レバレッジ・レシオ=借入の重さを利益の何倍かで測る比率(定義は契約による)。EBITDA=営業利益に減価償却費などを足した、利益の目安。

キャッシュ・フローでは、営業CFの多くを設備投資が使い、FCFは年によって振れる

億円 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期中間期
営業CF 5,491 3,391 1,951 4,764 1,752
有形固定資産の取得 — — −3,044 −2,238 −1,431
FCF(営業CF−有形固定資産の取得) — — −1,093 2,526 320
(参考)営業CF+投資CF 1,488 −1,595 −797 3,034 683
減価償却費及び償却費 4,454 4,182 3,461 3,123 1,588
政府補助金による収入 — — 186 437 —

※IFRS・連結。2026年3月期中間期は2025年4〜9月。2022年3月期・2023年3月期は有形固定資産の取得額がデータになく、FCFは空欄。2026年3月期中間期の営業CF+投資CFは当ブログの計算。

図の右(b)は、営業CFと有形固定資産の取得を並べたものです。2024年3月期は営業CF1,951億円に対して取得が3,044億円で、FCFは1,093億円のマイナス。2025年3月期は営業CF4,764億円、取得2,238億円で、FCFは2,526億円のプラスでした。2026年3月期上期(2025年4〜9月)は1,752億円と1,431億円で、FCFは320億円です。

上期は、営業CFの約82%を有形固定資産の取得に使っています。2025年3月期は約47%でした(いずれも当ブログの計算)。会社の設備投資額(無形資産を含む支払いベース)は2025年4〜9月で1,451億円、売上収益の18.3%です。会社は長期財務モデルで、設備投資を売上収益の「20%以内(周期的市況における平均)」とする目安を掲げています。

2025年3月期の有形固定資産の取得は売上の13.1%で、減価償却費及び償却費3,123億円を下回りました。海外7社の中央値は20.2%(各社の最新通期)です。大家業でいえば、建物の減価償却費の範囲で修繕と更新を回した年で、家賃が戻った年にも投資を膨らませなかった形です(当ブログの見方)。

在庫も現金を動かします。2025年3月期は棚卸資産が増え、キャッシュ・フロー計算書の棚卸資産の増減で営業CFが821億円押し下げられました。2024年3月期は逆に945億円のプラスです。在庫日数は、2025年3月31日の113日から、9月30日には約101日(7〜9月の売上原価を年に直して計算)に短くなっています。

直近4四半期(2024年10月〜2025年9月)のFCFは1,300億円です。大家業でいえば、FCFは家賃から管理費、修繕、建て替えの積み立てを払った後に本当に残るお金。キオクシアでは、このお金がまず借入の返済に向かう順番になっています。

用語メモ:営業CF=本業で得た現金の出入り。FCF(フリー・キャッシュ・フロー)=営業CFから有形固定資産の取得を引いた、会社が自由に使えるお金の目安。

サンディスクとの合弁は「共有名義の工場」、会計上は資産も費用も50%を取り込む

四日市工場と北上工場の製造設備には、サンディスクとの合弁会社3社(フラッシュパートナーズ、フラッシュアライアンス、フラッシュフォワード)がかかわっています。3社ともキオクシアが50.1%を出資し、グループからの受託製造とグループ会社への製品販売を行っています(有価証券報告書)。

有価証券報告書によると、四日市・北上の生産能力の約80%をサンディスクと共有し、残りの約20%はキオクシアが単独で使います。会計では、IFRSの「共同支配事業」として、合弁の資産・負債・収益・費用の50%を連結しています。

2025年9月のアナリスト向け説明会(Analyst Day)の資料では、生産能力の配分はキオクシア60%・サンディスク40%で、両工場のウエハー製造はキオクシアが100%運営しているとされます。50.1%、50%、60%と数字が並びますが、それぞれ出資比率、会計上の取り込み比率、生産能力の配分で、基準が違う数字です。

大家業でいえば、合弁は共有名義の建物です。持ち分に応じて建物と借入、家賃と経費を帳簿に載せ、建物の管理はキオクシアが一手に引き受けている形です。大きな工場の建設費を分け合える一方で、設備投資の判断は相手と歩調を合わせる必要があると私は見ています(当ブログの見方)。

2026年1月30日、キオクシアは四日市工場の合弁契約の期間を、2029年12月31日から2034年12月31日まで5年延ばすと発表しました。北上工場の合弁契約は、すでに2034年12月31日までです。

サンディスクは、製造サービスと継続的な製品供給の対価として、11億6,500万ドル(2026年1月30日の為替レート1ドル153.66円で約1,790億円、当ブログの換算)を、2026〜2029年に分けて支払います。会計処理と業績への影響は、2026年1月31日までに開示されていません。どの期にいくら計上されるのかは、この先の決算で確かめたい点です。

外部の推計では、調査会社TrendForceが2025年11月13日、2026年のキオクシアとサンディスクのNANDの設備投資を合わせて45億ドル(前年比41%増)、NAND業界全体を2025年の211億ドルから2026年は222億ドルと見積もっています。第三者の推計で、会社の計画ではありません。

用語メモ:合弁(JV)=複数の会社が共同で出資・運営する事業。共同支配事業(ジョイント・オペレーション)=IFRSで、参加者が資産・負債や収益・費用を持ち分に応じて直接計上する共同の取り決め。

北上K2と国の助成:新しい製造棟は2026年前半に本格出荷、助成の上限は計2,429.3億円

北上工場の第2製造棟(K2)は、建屋が2024年7月に完成し(有価証券報告書)、2025年9月30日にキオクシアとサンディスクが稼働の開始を発表しました。218層の第8世代の3次元フラッシュメモリー(BiCS FLASH)などを作ります。

発表文は「2026年前半に本格的な出荷を開始し、今後、市場動向に合わせて設備投資を継続することで生産能力を段階的に上げていきます。」と述べています。大家業でいえば、建物を先に建て、部屋の内装は入居の見込みに合わせて仕上げていく新築のやり方に近いと思います(当ブログの見方)。

認定日 工場・対象 生産能力(月産、12インチ換算) 施設の投資額 助成の上限(億円) 継続生産
2022年7月26日(2024年2月6日に変更認定) 四日市工場、3次元フラッシュ第6世代(変更で第8世代を追加)、162層以上 10.5万枚 約2,788億円 929.3 2026年4月から10年以上
2024年2月6日 四日市工場・北上工場、第8世代(両工場)・第9世代(四日市)、218層以上 四日市6.0万枚、北上2.5万枚 約4,500億円 1,500.0 2027年4月から10年以上

※経済産業省の認定計画(いわゆる5G促進法による)。キオクシアと製造合弁が対象。会社の発表では、上限は約929億円と最大1,500億円。

国の助成の上限は、2件で計2,429.3億円です。助成を受ける代わりに、2026年4月または2027年4月から、10年以上の継続生産が計画に組み込まれています。投資活動のキャッシュ・フローには、政府補助金による収入として、2024年3月期に186億円、2025年3月期に437億円が入りました。

大家業でいえば、条件付きの建替え補助金です。建物の負担は軽くなりますが、長く使い続ける約束とセットになっています。工場が四日市と北上に集まっていることは、会社も半期報告書で、災害・停電のリスクとして挙げています(要約)。

用語メモ:BiCS FLASH=キオクシアの3次元フラッシュメモリーの製品名。層=メモリーのセルを縦に積み重ねた段数。12インチ換算=直径300mmのウエハーに直した枚数。

2026年1月30日の株価で見ると、純有利子負債は時価総額の7.57%

指標 値 前提
株価(終値) 21,360円 2026年1月30日、東証(二次資料:Yahoo!ファイナンス)
時価総額 11.55兆円 発行済株式数540,629,640株(2025年11月13日、自己株式なし)
ネットキャッシュ÷時価総額 −7.57% 純有利子負債8,746億円(2025年9月30日、リース除く)。リース込みなら−9.47%
PBR 14.07倍 1株あたり純資産1,517.76円(2025年9月30日)
実績PER 73.0倍 直近4四半期(2024年10月〜2025年9月)の基本的EPSの合計292.73円
会社予想×4のPER 38.9倍 2025年10〜12月のEPS予想の中央値137.10円×4(2025年11月13日公表)
FCF利回り 2.19% 2025年3月期のFCF2,526億円÷時価総額(直近4四半期のFCF1,300億円なら1.13%)
配当利回り・株主還元利回り 0.00% 普通株は無配、自社株買いなし

※当ブログの計算。株価は二次資料の終値。会社予想×4は翌四半期の会社予想を当ブログが4倍した値で、通期の予想ではない。

時価総額11.55兆円に純有利子負債8,746億円を足すと、約12.4兆円です。市場が付けた会社全体の値段のうち、借入の返済に先に回る分は約7%という計算になります(いずれも当ブログの計算)。大家業でいえば、物件の時価に対するローン残高の割合が約7%の状態です。

ただし、この割合は株価が動けば大きく変わります。帳簿で見ると、2025年3月31日の優先株式を含む純有利子負債は総資産の31.9%で、海外6社の中央値(ネットキャッシュが総資産のマイナス3.0%)より、ずっと借入の側に寄っています。株価で見る重さと帳簿で見る重さは、まったく違って見えます(当ブログの見方)。

用語メモ:PER(株価収益率)=株価÷1株あたり利益。PBR(株価純資産倍率)=株価÷1株あたり純資産(BPS)。ネットキャッシュ=現金から有利子負債を引いた額で、マイナスなら借入のほうが多い。FCF利回り=最新通期のFCF÷時価総額。

株式投資の目線では、キオクシアの財務は「ネット・キャッシュまでの距離」を測る材料

ここからは、財務の数字を株式投資の銘柄選びにつなげます。キオクシアの株価が主に賭けているのは、NANDの値段の波です。財務の側から見ると、私はこの株を、値段の波に借入の重さが上乗せされた株だと見ています(当ブログの見方)。

自己資本比率が薄いぶん、利益の振れはROE(自己資本利益率)の振れとして大きく出ます。実際、ROEは2024年3月期のマイナス44.0%から、2025年3月期の45.9%へ動きました。

株価は2025年の1年で536.3%、2026年1月に104.7%上がりました。一方、直近4四半期(2024年10月〜2025年9月)の帰属利益は1,553億円で、2025年3月期の2,723億円を下回ります。財務の面では、純有利子負債が会社の定義で9,310億円(2025年3月31日)から8,746億円(2025年9月30日)へ減りました。

株価の上昇の大きさは、利益や借入の減り方より値段の回復への見方を映していると読めます(当ブログの見方)。騰落率は暦年、利益は3月期の年度や四半期、財務は3月末・9月末の時点の値で、期間がずれます。

今の株価が前提にしていることを、財務の物差しで見ます。純有利子負債は時価総額の7.57%で、海外7社の中央値(ネットキャッシュが時価総額の1.10%)と比べると、キオクシアを含む8社で最も借入の側にいます。それでも時価総額が大きいので、株価で見た借入の重さは1割に届きません。

PBR14.07倍は7社の中央値5.94倍を上回り、実績EPS÷BPS(PBR÷PERと同じ)は19.3%、2025年3月期のROEは45.9%です。自己資本が薄い会社は、利益の出る年にROEが高く出やすく、そのぶんPBRも高くなりやすい形です(当ブログの見方)。

実績PERは73.0倍(益回り1.37%、4社の中央値は3.33%)、会社予想×4では38.9倍で、物差しの違いは決算を読む回で詳しく見ます。

FCF利回りは2.19%(2025年3月期)で、7社の中央値0.47%を上回ります。直近4四半期のFCF1,300億円で計算すると1.13%です。株主還元利回りは0.00%で、7社の中央値も0.00%でした。

ここで単純な計算をしてみます。純有利子負債8,746億円を、2025年3月期のFCF2,526億円で割ると約3.5年分、直近4四半期のFCF1,300億円で割ると約6.7年分です(当ブログの計算で、FCFが毎年同じだけ続くと仮定した目安にすぎません)。

会社は2025年6月5日の経営方針説明会で、サイクルを通じてFCFを生み出し、「ネット・キャッシュ・ポジションの実現を優先」すると説明し、配当などの株主還元はその後に位置づけています。

有価証券報告書も、FCFは成長投資と債務の返済に充て、中期的にネット・キャッシュを目指すとしています(要約)。株主にとっての還元の時期は、値段の波がどれだけFCFを生むかにかかっていると読めます(当ブログの見方)。

用語メモ:EPS÷BPS=PBR÷PERと同じで、利益で見た資本の効率の目安。株主還元利回り=最新通期の配当金の支払額と自社株買いの合計÷時価総額。中央値=値を小さい順に並べたときの真ん中の値。

銘柄選びでは、財務制限条項と純有利子負債の減り方を確かめたい

利益の振れは、財務の安全にも直結します。年次の営業利益率は2024年3月期のマイナス23.5%から2025年3月期の26.5%まで、49.9ポイント振れ、海外7社の中央値37.0ポイントを上回ります。前の下り坂では、帰属利益の赤字が2023年3月期・2024年3月期と2期続きました。

株価が動くきっかけは、四半期ごとの会社予想に加えて、財務の出来事です。借入の返済や借り換え、格付け、サンディスクからの支払いの会計処理、北上K2の能力の上げ方などの設備投資の発表、国の助成が材料になります(当ブログの見方)。

大株主の動きも需給を動かします。上場時は東芝が32.01%、ベインキャピタル系の4ファンドが合計51.64%を持っていました。

2026年1月31日時点の報告上の最新は、東芝21.87%(2025年10月17日)、4ファンド計44.33%(2025年12月21日)です。2025年11月26日には、そのうちBCPE Pangea Cayman, L.P.が3,600万株を市場外で売却しました。詳しくは株価と大株主を取り上げる回で見ます。

下振れのリスクは四つあると考えます。一つ目は値段の波で、単価が下がる局面ではFCFが細り、借入の減り方が止まります。二つ目は財務制限条項で、2期続けての損失やレバレッジ・レシオの上限が、下り坂で意識される場面がありえます。

三つ目は金利で、タームローンはTIBORに連動します。四つ目は生産の集中で、工場が四日市・北上に集まっています。合弁と助成は投資の負担を軽くしますが、長く工場を動かし続ける前提とセットです(当ブログの見方)。

銘柄選びで確かめる点 この会社の数字(時点) 当ブログの見方
借入の重さ(株価で見る) ネットキャッシュ÷時価総額−7.57%(海外7社の中央値1.10%)(2026年1月30日) 8社で最も借入の側。ただし株価で見れば1割未満
借入の重さ(帳簿で見る) 親会社所有者帰属持分比率27.5%(2025年9月30日)、2025年3月期末25.3%(7社の中央値68.5%) 自己資本が薄く、利益の振れがROEに大きく出る
返済のペース 純有利子負債9,310億円→8,746億円(2025年3月31日→9月30日)、直近4四半期のFCF1,300億円 FCFの生み方が、ネット・キャッシュまでの時間を決める
銀行との約束 2期連続の純損失の回避、レバレッジ・レシオ3.25倍以下(2029年3月31日までに2.75倍へ) 下り坂で意識される条件。前の下り坂では2期続けて赤字
株主に戻すお金 配当利回り0.00%、FCF利回り2.19%(2025年3月期) 会社は「ネット・キャッシュ・ポジションの実現を優先」
工場の分け合い方 合弁は出資50.1%・会計上50%、四日市は2034年12月31日まで延長、サンディスクが11.65億ドルを支払い 投資を分け合う一方、相手と歩調を合わせる

この株の性格が合うかどうかは、投資の目的で分かれます。配当を受け取りたい人には、会社がネット・キャッシュの実現を還元より先に置いていることが、まず物差しになります。一方、借入が減って自己資本が厚くなっていく過程を、四半期ごとに数字で追いたい人には、財務の変化が見えやすい会社です(当ブログの見方)。

値段の波に加えて、借入の重さと銀行との約束まで含めた振れを受け入れられるかが、この株を選ぶかどうかの分かれ目になると思います。キオクシアは東証プライムに上場する日本株で、株価は円建てです。日本株の配当や売却益にかかる税金、NISAでの扱いは、海外メモリー大手と比べて日本株の税金を取り上げる回でまとめます。

キオクシアの財務は、借り換えで時間を買い、合弁で投資を分け合う形

2025年7月の借り換えで、キオクシアは優先株式と古いシンジケートローンを、初めての米ドル建て社債と新しい銀行ローンに組み替えました。負債の総額はほぼ同じですが、銀行ローンの返済期限は2029年7月へ延び、優先株式はなくなりました。純有利子負債は2025年9月30日に8,746億円です。

工場はサンディスクとの合弁で分け合い、四日市の合弁は2034年12月31日まで延びました。北上K2は2026年前半の本格出荷に向かい、国の助成の上限は2件で計2,429.3億円です。

次の決算で確かめたいのは、まず純有利子負債がどこまで減ったかと、営業利益と税引前利益の差(金融費用など)がどう落ち着いたかです。あわせて、FCFと設備投資の釣り合い、サンディスクからの支払いの会計処理、北上K2の出荷の立ち上がりを見ておきたいところです。

大家業を長く続けていると、借り換えの本当の価値は、金利の差より「次の返済期限までの時間」にあると感じます。キオクシアも、借り換えで買った時間のうちに、値段の波が生むお金をどれだけ借入の返済に回せるかが問われていると私は思います。決算の数字を読む回、大株主と株価指標を読む回もあわせてどうぞ。

 

※本記事は公表資料をもとにした情報提供を目的としたもので、特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。業績や株価に関する記述は当ブログの見方や試算で、将来の業績や株価を予想・保証するものではありません。

※数値は各社の決算短信・決算説明資料・有価証券報告書などの公表資料をもとに当ブログが集計・計算したもので、四捨五入の関係で合計が合わない場合があります。数値は2026年1月31日までに公表されたもので、時点は本文・表に記載しています。海外企業の円換算は2026年1月30日の為替レートによる参考値です。税制は2026年1月31日時点の法令にもとづき、令和8年度税制改正大綱の内容は今後の法改正で決まります。

出典・参考

  • 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)(キオクシアホールディングス、2025年11月13日)https://www2.jpx.co.jp/disc/285A0/140120251113599856.pdf
  • 2026年3月期 半期報告書(EDINET S100X3DB)(キオクシアホールディングス、2025年11月13日)https://disclosure2dl.edinet-fsa.go.jp/searchdocument/pdf/S100X3DB.pdf
  • 2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)(キオクシアホールディングス、2025年8月8日)https://www2.jpx.co.jp/disc/285A0/140120250808536248.pdf
  • 2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)(キオクシアホールディングス、2025年5月15日)https://www2.jpx.co.jp/disc/285A0/140120250515552869.pdf
  • 2025年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)(キオクシアホールディングス、2025年2月14日)https://www2.jpx.co.jp/disc/285A0/140120250207566970.pdf
  • 2025年3月期 有価証券報告書(EDINET S100W440)(キオクシアホールディングス、2025年6月26日)https://disclosure2dl.edinet-fsa.go.jp/searchdocument/pdf/S100W440.pdf
  • 長期財務モデルについて(キオクシアホールディングス、2024年11月22日)https://www.kioxia-holdings.com/ja-jp/news/2024/20241122-4.html
  • Kioxia Corporate Strategy Meeting 2025(経営方針説明会資料)(キオクシアホールディングス、2025年6月5日)https://www.kioxia-holdings.com/content/dam/kioxia-hd/shared/ir/event/asset/Kioxia-Corporate-Strategy-Meeting-2025-ja.pdf
  • Kioxia Analyst Day 2025年9月 資料(キオクシアホールディングス、2025年9月)https://www.kioxia-holdings.com/content/dam/kioxia-hd/shared/ir/event/asset/Kioxia-Analyst-Day-202509-ja.pdf
  • AI需要に対応する北上工場第2製造棟の稼働開始について(キオクシア、2025年9月30日)https://www.kioxia.com/ja-jp/about/news/2025/20250930-1.html
  • 四日市工場における合弁会社の契約期間延長について(キオクシア、2026年1月30日)https://www.kioxia.com/ja-jp/about/news/2026/20260130-1.html
  • 四日市工場の特定半導体生産施設整備等計画の認定について(キオクシア、2022年7月26日)https://www.kioxia.com/ja-jp/about/news/2022/20220726-1.html
  • 特定半導体生産施設整備等計画の認定について(キオクシア、2024年2月6日)https://www.kioxia.com/ja-jp/about/news/2024/20240206-1.html
  • 特定半導体生産施設整備等計画(2022半経第002号-1)(経済産業省、2022年7月26日)https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/laws/semiconductor/semiconductor_plan/nintei_tokuteihandoutai_keikaku02.pdf
  • 特定半導体生産施設整備等計画(2022半経第002号-2、変更後)(経済産業省、2024年2月6日)https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/laws/semiconductor/semiconductor_plan/nintei_tokuteihandoutai_keikaku02-2.pdf
  • 特定半導体生産施設整備等計画(2023半経第002号-1)(経済産業省、2024年2月6日)https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/laws/semiconductor/semiconductor_plan/nintei_tokuteihandoutai_keikaku05.pdf
  • 発行価格及び売出価格等の決定に関するお知らせ(キオクシアホールディングス、2024年12月9日)https://www.kioxia-holdings.com/content/dam/kioxia-hd/shared/news/2024/asset/20241209-1.pdf
  • 大量保有報告書(株式会社東芝、EDINET S100V026)(2024年12月24日)https://disclosure2dl.edinet-fsa.go.jp/searchdocument/pdf/S100V026.pdf
  • 大量保有報告書(BCPE Pangea Cayman, L.P.ほか3者、EDINET S100UYPF)(2024年12月25日)https://disclosure2dl.edinet-fsa.go.jp/searchdocument/pdf/S100UYPF.pdf
  • 変更報告書12(株式会社東芝、EDINET S100WWX0)(2025年10月24日)https://disclosure2dl.edinet-fsa.go.jp/searchdocument/pdf/S100WWX0.pdf
  • 変更報告書2(BCPE Pangea Cayman, L.P.ほか3者、EDINET S100XD6U)(2025年12月26日)https://disclosure2dl.edinet-fsa.go.jp/searchdocument/pdf/S100XD6U.pdf
  • Kioxia Plans Debut Bond Overseas Amid Japan Debt Deal Rush(Bloomberg Law、2025年7月15日)https://news.bgov.com/capital-markets/kioxia-plans-debut-bond-overseas-amid-japan-debt-deal-rush-1
  • Memory Industry to Maintain Cautious CapEx in 2026, with Limited Impact on Bit Supply Growth(TrendForce、2025年11月13日)https://trendforce.com/presscenter/news/20251113-12780.html
  • 外国為替相場 2026年1月30日(三菱UFJリサーチ&コンサルティング、2026年1月30日)https://www.murc-kawasesouba.jp/fx/past/index.php?id=260130
  • 株価:Yahoo!ファイナンス キオクシアHD(285A)時系列(2024年12月30日、2025年12月30日、2026年1月30日の終値)https://finance.yahoo.co.jp/quote/285A.T/history